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マンション売却時の一括査定は意味あるのか?【その5】

この表は、私がお客様から売却の依頼を受けた場合の動きです。

①お客様からマンション売却の依頼を受けます。

②考えられる全ての売却方法を取ります。

・スーモやホームズ等のネット掲載をします。

・買取業者へ売却の相談をします。※買取業者:買取りを行いフルリノベーションして販売を行うことを専門にしている不動産業者

・レインズへ掲載します。※レインズ:不動産業者だけが見れる売買、賃貸専門のサイト

・売却したい物件の周辺住宅に売却用チラシを配布します。※チラシ作成はプロのデザイナーが行います。

・物件周辺の全ての不動産業者へ、販売のお願いで営業します。

③物件周辺の大手(仲介)不動産業者へ、販売のお願いで営業します。

売主様自ら、周辺の仲介業者へ一社一社全て足を運んで売却依頼をするのは骨が折れることだと思います。

弊社はそれをします。

また、売主様自ら仲介業者へ赴くと、その仲介業者は両手手数料を取ろうとして、色々と余計な話をしてきます。※両手手数料とは、売主と買主の両方から手数料を貰うことです。



【弊社のPOINT】

①より多くの仲介業者に、販売の依頼をかけます。

大手の仲介業者はこれができません!なぜなら、競合関係にあるからです。それと、両手手数料を狙っているためです。

他の仲介業者に販売を依頼した場合、片手手数料となってしまうからです。

※両手手数料とは、売主と買主の両方から手数料を貰うことです。

※片手手数料とは、売主や買主の一方から手数料を貰うことです。


②私は、両手手数料を目指していない。

仲介業者が両手手数料を目指すことは、売主様の「一日でも早く売却したい」「より多くの検討客に紹介して欲しい」という思いに反することです。

仲介業者が、両手手数料に拘れば拘るほど、売却に時間がかかります。

なぜなら、自社のみで購入者を探すからです。

大手も含め、多くの仲介業者が自社利益を最優先した販売の動きを取っているのが現状です。

弊社は片手手数料でも構わないため、多くの仲介業者にも売却の相談を持ち掛けることができるのです。


③根拠が明確でない売却予想価格(査定額)は、伝えない。

売主様自身でネットの一括査定を利用したり、他の不動産業者へ「いくらで売れるか?」を相談されることを、弊社としては「全然良し」としております。

その上で、弊社から「根拠を明確にした売却予想価格(査定額)」を提示させて頂きます。

売主様としっかり相談した上で「売却価格」を決め、販売活動に移っていきます。



私と他社の違いはいくつもあり、今後の記事でしっかりと伝えていきたいとは思っていますが、

一番にお伝えしたいことは・・・


不動産の売却をするなら、一社でも多くの不動産業者を動かす


ことです!

これに尽きます。


数社の仲介業者の査定を取得し、その内の一社を選んで、その一社だけに売却を任せるのはかなり危険です。

最も、その選んだ一社が、他の仲介業者へちゃんと売却依頼をするのであれば良いのですが・・・。



結論としては、、

◆売却のために一社でも多くの不動産業者を動かせる人

◆売主の立場として動ける人

◆売主の代理として動ける人

に依頼するのが、「不動産売却を成功させる一番の方法」であることをお伝えしたいです。



次回からも不動産について記事をアップしていこうと考えておりますので、宜しくお願い致します。

不動産業界や不動産取引の有り方を健全な方向に変えるため、日々、不動産の仕事に邁進しております。サポート頂けたお金は全て弊社の不動産事業に使わせて頂きます。