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マンション売却時の一括査定は意味あるのか?【その6】

「一般的なマンション売却の流れ」と、

「私にマンション売却の依頼をされた場合の流れ」を

分かりやすく比較してみました。

それぞれの内容は、過去の記事に記載しています。

一般的な一括査定の場合

私「㈱T&T HAPPINESS」の場合


マンション売却において、私と同じ感じで動いている不動産会社や営業マンはいない

はい、もし、私と同じように動いている不動産会社や営業マンがいたら教えて欲しいです。

では、なぜ他の不動産会社は私と同じように、売主(オーナー様)のことを最優先に考えて行動できないのか?


その理由は、いくつもいくつもありまして・・・


大手の不動産会社の弱み(もちろん良いところもありますので、それは追って記述します)

◆他の大手の不動産会社との関係は、「競合」にあり、良好ではない。

誰もが聞いたことがある財閥系の大手の不動産会社どうしは、ライバル関係にあり、協力しようとはしません。

常に売上や契約件数、建築棟数等で競い合っています。

ひとつ、想像してみてください。

大手の不動産会社に不動産売却の依頼をしたとします。

翌日に、その不動産会社の営業マンが、

他の大手の不動産会社に赴いて、

「こんな物件預かりました!販売協力してください!」

とお願いすると思いますか?


・・・はい、そんなことはないです。

そんな光景を私は見たことがありません。自社で購入者を探すだけです。

それと、大手の仲介不動産会社のみで構成されている「一括査定サイト」がありますが、このサイトも大手の仲介業者の一社一社から「なんちゃって査定」が取得できるだけです。

※「なんちゃって査定」:実際に買い取ってくれる価格ではなく、売れるかもしれない価格のためこう表現しています。


決して、

一括査定を申し込んだ売主様の物件を、

大手の仲介会社どうしが(査定を出した仲介会社どうしが)

協力して販売に動くことはありません。

どこの業者も、何とかして自社だけに任せてもらえるように動きます。

任された後は、自社のみで購入者を探します。

これは、「多くの購入検討者に紹介して欲しい」と願う売主の思いに反する行為だと私は思っています。


明日以降は下記項目を具体的にお伝えします。

大手の不動産会社の弱み(つづき)

◆ノルマ制で社員が働いている。

◆高い家賃の場所に出店している。

◆柔軟性がない。

◆専門性が低い。

◆離職率が高い。優秀な人は独立する。

◆一人の顧客に割ける時間が少ない。

etc.

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