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ガンダム完全講義30:第12話「ジオンの脅威」解説Part3

 岡田斗司夫です。

 今日は、ニコ生「岡田斗司夫マンガ・アニメ夜話」2019/10/29配信分のテキスト全文をお届けします。

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ガンダムマンチョコ開封

 こんばんは、岡田斗司夫ゼミです。

 今日は『機動戦士ガンダム』完全講座第30回、第12話「ジオンの脅威」全6回の解説の内、3回目になりますね。全6回。「ジオンの脅威」が終わっても、「再会、母よ…」も長いんですよね(笑)。

 「再会、母よ…」も6回あって「ククルス・ドアンの島」が全2回で、「時間よ、とまれ」がまた4回あるという、なかなかの超大作になりそうですね。

 今週から、コンビニでこんなのを見つけたんですよ。『ガンダムマンチョコ』というやつですね。

(お菓子を見せる)

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【画像】ガンダムマンチョコ

 これに関して、ちょっと毎回、語っていこうかなと思っているんですけど。買って、まだ中を開封してないんですよね。そもそも、どんなものが入っているのかも知らないんですよ。

 「地球連邦軍」って書いてるから、たぶん、違うパッケージのやつもあるんだと思うんですけど、ジオン軍というのもそのうち出るんでしょうね。

 開けてみます。よいしょ。

(袋を空ける)

 開けました。中は、例のウェハースチョコと、何のシールが出るのかなんですよね。今日のシールはガンキャノンですね。

(裏返して書いてある説明文を読み上げる)

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【画像】ガンキャノン説明文

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> ガンキャノン、連邦軍が中距離支援用に開発したキャノン砲特徴的な攻撃型モビルスーツ! 実戦試験前ザクの急襲を受けホワイトベース緊急配備?!

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 まあ、ギリギリの文字数でギッシリ入ってるから、わけがわからない五七五調みたいになってますよね。

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> 【地球連邦軍のウワサ】
> リュウやハヤトも実戦搭乗したが最終的なメイン操縦士(パイロット)はカイ・シデンだとか?!

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 と書いてありますね。

 今回は、ガンキャノンでした。ガンキャノンに関して……何かあるかな? 何か言っておくことがあったら、放送中にちょっと考えておきます。ないかな(笑)。

 では、いよいよ第12話「ジオンの脅威」の後半、CMの手前からの話になります。

 無料の終わりで、ちょっと追加の解説をします。では、ガンダム講座「ジオンの脅威」第3回、解説のスタートです。

 それでは、よろしく。

「ハモンの母性」と「昭和のセルアニメの技」

(本編再生開始)

 岡田斗司夫の『ガンダム』講座。今日は第12話「ジオンの脅威」の後半をお送りします。

 「ジオンの脅威」の3回目になりますね。あと1回は必要だから、たぶん全4回になると思います。

 今回は、いわゆる、テレビで言うCMの後のBパートの解説です。AパートがCMの前。BパートがCMの後。そんなBパートの前半についての話になると思います。

 とりあえず、これを出しておきましょう。

(パネルを見せる)

画像3

【画像】「ジオンの脅威」タイトル ©創通・サンライズ

 「ジオンの脅威」と、頭の中でブライトさんの声が読んでくれてますね。

 ここまでの前半がどんな話だったのかと言うと、ホワイトベースは太平洋上を西へ向かって、いわゆる日本方向へ逃げているわけですね。

 そんな中、ジオンの新型戦艦ザンジバルというのに乗った、ランバ・ラルという、いかにも強そうなオジサンがガルマ様の仇討ち部隊としてホワイトベースを追いかけてきます。

 ホワイトベースは、途中で嵐に遭いカミナリが鳴ったので、それを利用するような形で雲の中に入るんですけど。逃げ切れず、おそらくハワイ辺りの小島の、海岸線の崖の間になんとか隠れました。

 しかし、ザンジバルと行動を共にするスペースシャトルに見つかってしまった。「もう、戦争をするしかない!」と覚悟を決めたブライトは、攻撃を始めた。

 というところまでが、Aパートの内容でした。

 今回は、主人公のアムロ・レイは絶不調です。

 「ジオンの脅威」の前半でも言った通り、アムロ・レイは初登場時点から、こういうふうに、ベッドの上に座り込んで目が真っ白になっている状態で。呼びに行ったリュウが「アムロ、どうした!?」って言ったら、もうこんな感じになっているんですね。

(パネルを見せる)

画像4

【画像】アムロの顔 ©創通・サンライズ

 こんな顔になっているんですけども、話しかけるとちゃんと返事をするんです。

 でも、自分でも調子がおかしいことを認められないという、完全に精神的にガタが来ている状態ですね。リュウに叱られるようにしてモビルスーツデッキに向かいます。

 こんな感じなんですね、今回は。リュウに無理矢理ノーマルスーツという、ガンダムに乗る時の宇宙服みたいなものを着せられたんですけど。その時も「おかしいですよ、このヘルメット。息が出来ないんだ」と。

 そんなところでAパートが終わりました。明らかにアムロに精神的な問題が生じているという、ちょっとショッキングなシーンでAパートが終わります。

・・・

 Bパートが始まると「アムロ!」と、リュウがモビルスーツのデッキの乗り場まで、アムロを無理矢理引っ張って行きます。

 このアニメの中では「モビルスーツデッキ」と言ったり、「ハンガー」と言ったりしています。

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【画像】ホワイトベース模型

 一応、解説のために、ホワイトベースの透視図みたいな模型を買ってみて、まだ今回は組立てられてないんですけど、次回までに組立てて、今度、これを使ってホワイトベースの内部構造、「デッキ」と「ハンガー」の何が違うのかというのを説明しようと思います。

 というところまでが、ホワイトベースのドラマですね。

 この「ジオンの脅威」は、初めてジオン側とホワイトベース側・連邦側を等分に描いたドラマになっているんですね。

 等分というのは「同じ分量、同じ出力でドラマ仕立てにしている」ということです。なので、ラストシーンはホワイトベースの中だったんだけど、12話「ジオンの脅威」の前半は、どちらかというとジオン寄りの描写が多かったんですね。

 まず、ガルマ・ザビの葬式から始まって、次に初めて地球に降りてくるランバ・ラルの話。それが「ホワイトベースを見つけてやったぞ!」ということで、ドキドキしながら追い詰めていくというとこまで、ずーっとジオン側の視点で描かれています。

 その次に、ようやっとホワイトベース側の視点になったと思ったら、アムロの不調が伝えられて「とりあえずアムロをモビルスーツに乗せなきゃいけない!」とリュウが引っ張っているところで、次は、また視点がジオン側になります。

・・・

 急に、ランバ・ラルの彼女のハモンさんのアップがポンと入って、こんな台詞が入ります。

(パネルを見せる)

画像6

【画像】ハモン ©創通・サンライズ

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> ハモン:やはり、指揮官らしく収まってるあなたより、こうやって出撃なさる時のあなたを見る方が好きだわ。

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 これ、何を言わんとしているのかと言うと。僕もね、初めて『機動戦士ガンダム』を見た時は、大学生の頃だったので、本当に言葉通りに受け取ってたんですよ。

 「ハモンという人は、ランバ・ラルが指揮官みたいに収まっているより、前線で戦う姿、現役の職人っぽく振る舞っている方が好きなんだ」と。大学生の兄ちゃんとかが考える世間って、そんなもんじゃないですか。

 だけど、今になってハモンのセリフを聞いてみてわかるのが、たぶん、もしランバ・ラルが後方で指揮を執ってたら、「部下の指揮を執っているあなたが好き」って言ったはずなんですよ。

 つまり、ランバ・ラルと一緒にいる時のハモンというのは、通して見ていると、一貫して、ラルを安心させるような、ランバ・ラルにしっかり働いてもらうために励ますというよりは、ひたすらランバ・ラルの緊張をとって励ますということに集中しているんですよね。

 なので、ラルが何かを決める時に、その決定に反対したり意見を言ったりすることはあまりしない。

 唯一、文句らしいことを言ったのが、ザンジバルという戦艦を後にマ・クベに取り上げられて、重モビルスーツドムも貰えないという、自分達の立場の不確かさについて、ちょっと愚痴っぽいことを言った時だけで、それ以外は基本的にランバ・ラルがやっていることの肯定をするんですね。

 「こうやればいいんじゃない?」みたいなことを言って、言い方は悪いですけど、女の浅知恵みたいなものでプロの戦闘員であるラルを操ろうとしない。じゃあ、プロの戦闘員だから何もしないのかというと、そうではなく、ラルが何かを決めた時はとにかく肯定して安心させるようにするという、わりと母性的な関わり合いをしてるんだなと思うんですね。

 で、この「あなたを見る方が好きだわ」の「好き」という言葉も、ラルの興奮とか緊張を抑えるためなんですね。

 どういうことかと言うと「戦場に行く戦士というのは、残してきた女の子とか自分の母親のこととかを考えると生還率が高くなる」というデータがあるんです。なので、第2次大戦くらいの時から、アメリカ軍は、もう積極的に「戦闘員に家族や恋人の写真とかを戦地に持って行かせるし、家族や恋人から手紙が来たら、もう絶対に最優先で前線に届ける」ということをやっていたんですよ。

 兵隊というのは、目の前の戦場だけを意識していると、すぐにヒロイックな気分になって「死んでもいい」という気持ちになっちゃうんですね。とにかく、戦争というのはストレスがあまりにも多いので、自棄のやん八になっちゃう場合が多いんですよ。

 そんな中で「なんとしても生きて帰るぞ!」という気持ちを取り戻すには、後方に残している自分の家族だったり、恋人だったりを思い出すことが必要なんです。そういうものが頭をよぎると、生還率が、もう、数字に出るくらい上がるので、手紙とかを送り届けるシステムというのを作った、と。

 ランバ・ラルに対してハモンが言った「好きだわ」という言葉。なんでこんなセリフを言わせたかは、そこらへんの感覚があるんだと、この歳になってくるとわかってくるんですよね。ハモン、いい女だよなって。

 しかし、ランバ・ラルはあんまりそれを気にしていないので「私もそう思う。その方が似合ってると思う」と言いながら、ヘルメットをご機嫌にぐいっと被ります。

 この、ご機嫌でぐいっと被る時というのがね、ランバ・ラルのチビコロタンクというか、背が低くてガッチリしている体型がよく出てて良いんですよね(笑)。

 そこで、ハモンにキスされるんですけど。

(パネルを見せる)

画像7

【画像】ランバ・ラルとハモン ©創通・サンライズ

 ハモンとラルのキスシーンって、ちょっとアップにしないとわかりにくいんですけど、「ランバ・ラルがハモンの頬にキスしている」んですよね。僕、テレビで見た時は、口と口とキスしているように見えたんですけど、かなりソフトなキスです。

 そして、この時のハモンさんの姿勢、足を曲げてます。ランバ・ラルの方が背が低いので、ハモンさんはラルがキスしやすいように、膝を曲げてあげているんですね。

 この辺りで「ハモンさんの方が母性的だ」ということをわかってもらえればありがたいと思います。

 これも大学生くらいの時には「行ってきます」のキスだと思ってたんですね。でも、それは違うんです。死ぬかもしれないから最後のキスなんですよ。

 ラルというのは基本的に戦闘員ですから、戦場に出るということは帰らないかもしれないということでもある。なので、最後のキス、死ぬ前にキスするという意味があるんです。

 それを、ハモンさんの方がわざわざ膝を曲げるという演技をしているところから、ハモンさんの母性というのを、クリエイター側がちゃんと伝えようとしていることがわかると思います。

 ランバ・ラルは「では、兵には手を出させるなよ?」と言って、この構図のまま去って行くんですけど。わざわざ、ちょっと振り返るように「兵には手を出させるなよ?」って言うんですね。

 ハモンがラルを知っているように、ラルもハモンを知っているんです。ハモンはラルを生かすためだったら何でもする。例えば、戦場でラルが不利に見えたら、いきなり「援護射撃をしろ!」と部下に言うかもわからないんですよ。

 でも、一見、不利に見えたとしても、それはランバ・ラルの仕掛けている罠かもわからないんですね。なので、一応「手を出すなよ?」と釘を刺す必要があった。

 と、同時に「手を出すなよ?」とハモンに対して言うということは「部下はハモンの言うことを聞く」ということでもあります。つまり、ランバ・ラルがいなければ、「指揮権は副官ではなく、実はハモンに移るんだ」という微妙な人間関係を、この振り返りながらのセリフ一言で表している。

 なかなか上手い演出だと思います。

・・・

 次です。

 ずんぐりむっくりのランバ・ラルは、このままモビルスーツに乗ります。

(パネルを見せる)

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【画像】ランバ・ラルとザク ©創通・サンライズ

 このシーンも、僕は好きなんですけど。

 これ、ランバ・ラルの乗ってるクレーンみたいなものがガーッと移動してるんですけど。アニメですから、クレーンを移動させるのではなく、背景を右から左へズラすことによって、ランバ・ラルが右方向へ進んでいるようなエフェクトを作っているんですね。

 で、この手前のザクだけ送り速度がやや速いんですよ。送り速度ってわかるかな? 横へ引っ張る時の速度です。最奥の背景は固定したままで、手前のザクを早く、後ろに小さく見えているザクの速度をゆっくり引っ張ると、遠近感が生まれるんですね。これで、ランバ・ラルが移動している感じがすごく出る。

 作画枚数にしてみれば、これって、背景1枚、奥のザク1枚、手前のザク1枚、さらに手前のランバ・ラル1枚、もうすぐ見えてくるグフというモビルスーツ1枚で、全部で5枚くらいのレイヤーで組んでるんですけど。この、作画枚数はたった5枚の紙とか線の塊に、横に引く速度を変えるだけで遠近感を出しているという。これもやっぱり、昭和の時代のセルアニメの技というのが、ここに見えているんですね。

 皆さんも、バンダイチャンネルとかで見る時に、ここを見てください。なんでもないシーンですけど、セルの送り速度に差をつけるだけで遠近感が出ている。だから、このランバ・ラルの背中が、すごい絵になって見えるんですけども。ちょっと、普通に見ていては見逃してしまうシーンです。

 そして、次のカット。新型モビルスーツ・グフのコックピットに乗ります。このシーンも、僕は好きなんですけど。

(パネルを見せる)

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【画像】グフに乗るランバ・ラル ©創通・サンライズ

 面白いことに、これまでモビルスーツのコックピット(座席)というのは、胴体の中心軸、真ん中にあったんですけど、このグフだけ、やや左に寄っているんですよ。だから、ランバ・ラルが乗った時に、やや左に寄ってて。そんな中、前のシールドが閉まるので「おや?」という感じがするんですね。

 たぶんね、これには理由はないんですよ。いや、「どっちか片一方に寄せておいたら、乗り組む時にモニターを足で踏まなくて済む」とか、そういう理由はあるかもわからない。「もともと複座として使われてた」とか、そういう嘘みたいな設定があるかもわからないんですけど。

 絵描きが考えることとしては「これは新型だから、何か今までと違うというところを見せたいな。じゃあ、とりあえずイスの位置だけちょっとズラしておこうか」と。それを見たら、何か引っかかるじゃないですか。

 この見たら引っかかるような工夫を、現場現場でいくつもいくつも準備すると……さっきのモビルスーツザクの引っ張りの速度に差をつけるもそうなんですよ。どんどん話に奥行きが出てくるんですね。

 手間も掛からないので、僕はこの「コックピットを左にズラす」というのは上手い演出だと思います。

(本編中断)

グフ、デッキとハンガー、ハモンのセリフについて補足

 はい、どうも、無料はここまでです。

 僕は動画の中で「ランバ・ラルが乗る新型のモビルスーツ・グフのコックピットの位置が、中心にはなくやや左に寄っているのは、たぶん、絵として新しさを出したかったんだろう」と言ってたんですけど。

 考えてみりゃ「この新型のモビルスーツはパワーが違う!」って後でアムロが言ってますから、エンジンが大型なわけですよね。そんな大型のエンジンが、胴体中央部の下、腰辺りに入っているから、その分の張り出しが真ん中に来てしまっている。しょうがないから、コックピットを左右どちらかに振らなきゃいけなかったと考えれば、もうちょっとメカっぽい設定になるかな、と。

 まあ、ここら辺は、単なる僕の妄想・妄言というやつなんですけれども。

 あとは、本編の中で言ってた、デッキとハンガーの違いです。ホワイトベースの模型というのを、簡単なやつを作ってみました。

(模型を見せながら)

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【画像】ホワイトベースのハンガー

 これが、ホワイトベースの前足の部分ですね。その後ろの部分にモビルスーツを整備するスペースがあります。つまり、これがハンガー(格納庫)の部分ですね。そして、その格納庫の前にカタパルトがついているので、ここがデッキということになります。

 デッキというのは、航空母艦でいう甲板ですね。船の一番てっぺんの、巨大な板みたいな部分。あれがデッキ(甲板)なんです。

 普通の航空母艦では、ハンガーはデッキの下についているわけですね。ハンガー格納庫は地下にあって、甲板は地上にあり、ここから飛行機がどんどん発進するということになるんですけど。ホワイトベースの場合は宇宙戦艦なので、こういう配置になっていると考えてもらえればいいかと思います。

 カタパルトが短いことについては、まあまあ、これはこれでいいんでしょう。本当はもっと長い方がいいんでしょうけども、常に宇宙船の向いている方向に打ち出すことがいいとは限らないから。カタパルトは実は短くていいんですね。

 地上では、重力に逆らうため、飛行機の翼が空を飛ぶための揚力を得るまで加速させないといけないから、カタパルトは長くないといけないんですけど。宇宙船のカタパルトって、あんなもんでいいと思います。

 すみません、面倒くさい話をゴチャゴチャして。

 あとは、ラルとハモンとの会話。ハモンの「前線に出るあなたを見るのが好き」というセリフに、やっぱり痺れるんですよ。

 「あなたを見るのが好き」と言ってるんですよね。つまり「見るのが好き」という自分の気持ちを語ってるんですよ。

 ここで、もし「前線に出るあなたが好き」と言っちゃったら、これは値踏みしているわけです。あなたを価値づけているわけですね。

 つまり、一見、褒めているように見えて「こうやっているあなたより、こうしているあなたの方が、良いあなただわ」と、点数を付けている。なんか、褒めているように見えて、ややマウンティングしているんですね。

 でも、ハモンさんはあくまでも「前線に出てるあなたを見るのが好き」と、自分の気持ちしか言ってないから、マウンティングになってない。

 ここら辺も、セリフの上では「前線に出てるあなたの方が好き」と書く方が簡単だし、声優さんも言いやすいし、セリフも引っかからないんだけど。ここであえて、ちょっと捻りたがるのが富野演出というやつですね。

 ここから先は有料放送になってしまいますけども、準備は大丈夫ですね?

 それでは、後半を開始してください。

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