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エッフェル塔を眺めながらお食事!?フランスを存分に味わうガレット&クレープ専門店!

●カフェビグデン

「めっちゃ外国っぽいやん!」
心斎橋駅から徒歩5分。街中に突如現れた鮮やかな黄色の外壁。水色の窓枠に目を引かれる。フランス人オーナーが手掛けるガレット専門店『カフェビグデン』だ。
お店の人によれば、塗料は海外製らしい。なるほど、だから異国を感じたのか。

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日本のアニメが大好きで来日したオーナー。店をオープンしたのは、奥様との結婚がキッカケ。ここにずっといたくて、地元料理を楽しめる場所を作った。フランス人は愛国心が強いイメージがあったが、故郷を離れ異国に住みついちゃうなんて実に軽やかだ。
そう思っていたが、店内を見回して少し感じ方が変わった。

●フランスの家庭に招かれた雰囲気

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店内には、温かみのある木製の家具たちが置かれている。イスもオーダーメイドというこだわり。所せましと並ぶ雑貨は、オーナーのご両親が送ってきたもの。
「ああ、だから実家のような安心感があったんだ。」
店名になっている「ビグデン」も地元ブルターニュ地方の女性が被る長い帽子が由来だ。
故郷を離れたオーナーが、「いつでも母国を忘れないように」との想いを込めて作り上げたお店。ここは小さなフランス、いやブルターニュの田舎なのだ。
やはりフランス人は地元への愛着が強い。

●看板メニューのガレット

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そんなオーナーが作る料理も、お洒落だけど、家庭的だ。
写真は「フォレスティエール」(1,100円)ベーコン、マッシュルーム、玉ねぎ、チーズ、レタス、温泉卵をトッピング。
ナイフを入れると卵がトロリ。オレンジ色の黄身が食材と絡み合う。
『カフェビグデン』のガレットはよく見るものよりも茶色いのが特徴。通常ガレットはそばの実の内側だけをそば粉にするが、こちらでは外側の部分も一緒にそば粉にしているため、このような色になる。栄養価も高く、香りや旨味成分も強くなるのだ。

●思わずスマホを構えてしまう、エッフェル塔の可愛さ!

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ガレットの生地を器にした「ビグデンサラダ」(900円)はレタスなどの葉野菜に自家製パテ、黒オリーブを加えた一品。オリーブオイルと塩でいただく。
シンプルな味付けだからこそ、素材の美味しさがより引き立っている。
使用しているのは普通のクレイジーソルト。なのに甘さがありながらもスパイシーさを感じる。特別に調合されたものかと思うほど!フランスマジック恐るべし(笑)
外側の器はバリバリちぎってサラダと混ぜて食べるもよし、そのままオリーブオイルに浸して食べるもよし。お好みの食べ方でどうぞ♪

●フランスのクレープはシンプル

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ガレットとともに看板メニューのクレープ。「クレープシュゼット」(600円)はオレンジバターソースでさっぱりとした味わい。バターの優しい甘みがふわりと口の中に広がる。
本場フランスのクレープは日本のものよりシンプルだ。ここに来たらぜひ食べていただきたい。

●失われたパン!?

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推しデザートは「フレンチトースト」(500円)♪フランスでは別名「パン・ペルデュ」(失われたパン)と呼ばれている。カチカチになったパンをどうしようかと考え、牛乳と卵に浸したことが由来。命名はさすがシャレの効いたフランス語特有の言い回しだ。
フレンチトーストといえば、しっとりやわらかなものをイメージするが、こちらはナイフを入れるとザクッと音がする。外はパリパリだが中はしっとり。このギャップのとりこになってしまう(笑)
特にヌテラがオススメ!外国の方はほぼこちらをチョイスするそう。
ヌテラとはヘーゼルナッツ風味のチョコレートのこと。こってりとしたペーストがパンに絡みつく。
「ヌテラホリックになりそう・・」

ダイエットは明日からにしよう・・・

●【おたまご取材後記】魔性のチョコペースト「ヌテラ」

フランスのスーパーマーケットチェーンでヌテラを70%オフで販売したところ、各店舗で争奪戦が勃発。一部では警察が出動したところもあったそうな。
イタリアの男の子に聞いた「好きなものは何?」というアンケートでは、
第一位:ママ 
第二位:ヌテラ との結果に!
いやみんなどんだけヌテラ好きなん!?

(DATA)
● アクセス:Osaka Metro御堂筋線心斎橋駅3号出口徒歩約5分
● 住所:〒542-0081 大阪市中央区南船場4-8-1
● 電話番号:06-6226-8057
● 営業時間:ランチ11:00~15:00、
ディナー15:00~23:00(L.O22:00)
● 定休日:月曜日(祝日の場合翌平日に振替)
● 平均予算:1,000円~
● 席数:7席(1階2席、2階5席)
● 喫煙環境:禁煙
● その他:クレジットカード不可(※8月中旬より使用可)



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