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自粛警察は一切無視して良い3つの理由

こんにちは。

 1月1日の午後4時10分に発生しました、令和6年能登半島地震におきましてお亡くなりになられた方々、遺族の方々にご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された方々にも心よりお見舞い申し上げます。
懸命に救助活動にあたられている方も本当にありがとうございます。

 さて、災害が起こったときに困った人たちがでてくるのも、SNS時代の悪癖と呼べるものだと思います。被災者を装った寄付金詐欺、不安を煽るような捏造投稿、諸々の陰謀論など枚挙にいとまがありません。
賢明な方々でも普段とは違う状況に冷静な判断ができず、詐欺被害にあってしまうこともありますので、ぜひ一歩引いた形で冷静に対応していただければと思います。また、物資等は必要ではありますが、こういう場合こそ公的機関の活動に頼るように願います。現地への物資を届けるのは公的機関の役割、周囲はそれを金銭的に支えるよう、寄付や日々の経済活動大事です。

 その時に出てくる一番困った存在が「自粛警察」です。この人たちと関わりを保つ必要がないことは多くの方がわかっていると思いますが、彼ら彼女らの性質と自粛の必要がないことを3つ挙げたいと思います。


1)「自粛警察」ただ他人を批判したいだけの人たち

 悲しいかなSNSに限らずただ他人を批判したいだけの人たちが存在しています。これは社会が形成されている中では一定数存在してしまいます。普段は、誰かを妬み、所謂成功者やインフルエンサー、政治に対して斜に構えた投稿を繰り返しています。それが、災害が起こることで「自粛警察」に変貌します。「今の状況わかってますか?」とか「大変なときに楽しんでいるのはけしからん」とか意味不明な投稿をしてきます。上でも申しました通り、こういう人たちはどんなときにでも他人が妬ましいだけですので、一切無視して構いません。

2)経済が停滞すると、財源が増税だよりに

 次に、なぜ自粛の必要がないことを経済面で申し上げます。被災地への物資やそれにかかる物流、復興にかかる資材、人手などお金なしにできることはありません。いざ災害が起こったときに活動ができるのも、通常の健全な経済活動があるからです。健全な経済活動からの税収がなければ、今の膨大な社会保障も合わせて財源を確保することはできません。
 東日本大震災後の復興増税で経済が停滞したのは皆様がご存知のとおりです。少し話はそれますが、復興にかかる不適切な支出も散見されました。今回は同じ轍を踏むことがないように、民間では健全な経済活動をする、可能であればプラスアルファの活動で経済を好転させることが何よりの被災地への支援となります。また、行政ではまずは被災地への支援を行うことと、健全な復興への取り組みが必要となります。

3)自粛したところで誰も幸せにならない

 2つ目と関わることではありますが、これを読んでいただいている方が自粛したところで、被災地の状況が急に好転することはありません。逆に自粛したことで経済が停滞し、税収が減ることで財源が確保できず、復興増税というのが最悪のシナリオです。被災したエリアへの観光などは状況次第ではありますが、まずは周辺から訪れるということもできますので、是非ともマインドとして下がらないように、上と前を向いて進んでいきましょう。

【まとめ】

 自粛警察を一切無視していい3つの理由をあげました。相手の性質を理解し無視するようにしてください。また、わざわざSNSに自分の様子を挙げなければ自粛警察も絡んでくることはありませんので、「君子危うきに近寄らず」の精神でこの時期だけでも思いでは個人で楽しむようにしましょう。

 何より正しい情報を適切な範囲で取り入れ、沼にはまらないように気をつけましょう。



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