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マタタビの枝

前回マタタビの枝を親戚の農家からいただいたことを投稿しましたが、今回はその活用法についてです。
猫に使います。
我が家に猫はいないので、必然的に偶然出会う猫に試すことになります。親戚(モモちゃんという猫を飼っている)によるとマタタビの枝は乾燥している方が効果があるそうです。
この親戚からキウイも大量にいただいたのでキウイもマタタビ科なんですよねというと、キウイには雄と雌があってどっちかしかマタタビみたいに猫が酔わないと聞いたけどもう忘れてしまった。すぐ忘れる、ダメだな。
マタタビの効果について適当に調べると猫に多幸感を与えるとあり、この「多幸感」という表現がとても素敵に感じたため、しばらく何かあると「多幸感を感じる」などといってたようないわなかったような気がします。
マタタビの枝を猫に試したくても親戚のモモちゃんは飼い主以外には触られたくない猫でありかつ高齢でそんなにマタタビに興味を示してくれなかった。そのため常に持ち歩くことになりました。常に持ち歩くといっても忘れることも多々ありなるべく持ち歩いてました。

さいたま市内に店舗内を猫が歩いているおそば屋さんがあり、そのときマタタビの枝を持っていましたが自分の鞄からだそうとしたら同行していた家族に止められました。他の人の目もあるし店主に許可を得ようにも客から「こちらの猫にマタタビの枝試したいです」と言われたら困る可能性が大きいです。
神社で野良猫を見かけたので急いでマタタビの枝を出しましたが猫はこちらと距離をとっているためマタタビの成分は届かず、棒を持ってこちらを見ている怪しい人間と認識されたのか振り返りながら遠ざかるだけでした。

マタタビの枝をもらってから2ヶ月以上たったある日、とうとう人なつっこい野良猫に出会うことができました。
その猫はにゃーにゃー鳴きながら歩く自己主張強めな猫で、また逃げちゃうんだろうなと思いながら呼びかけると、トコトコとこちら近づきぐるぐると身体をすりつけてきます。ここでマタタビの枝を取り出すとそれなりに反応してくれました。思ったより反応薄めでしたが、一応噛んだり嗅いだりしてくれました。

こうして目的は達成されたのですが、もう一匹ぐらい遊びたいのでしばらくマタタビの枝を持っていようと思います。

枝におでこをすりつけます
カミカミしてます
舐めてる
下から鼻をすりつけてます
匂いかいでる
通りすがりの女性いわく「そこの裏のお家でご飯もらってる」猫
抱え込み
右手で持ち上げる
ごろごろしてる
ウインク

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