9月に入って随分涼しくなりました。

さて、どうしましょうか。私、仕事がありません！！！(笑)

こんな事は初めてで正直戸惑っているのですが、何となく思い当たる節はあるんです。

Youtube漫画の仕事を始めて1年。

仕事がなくなった原因は私のモチベ。

向上心が急降下でした。

描きたくても描けない日々が続き、納期日に間に合わない事もしばしば・・・。

重要な納品日に納品しない奴の信用度なんて知れてますよ。

メンドクサイ承認欲求に、誰とも繋がれない孤独な日々の中でどんどんやる気がなくなってしまって気付けば仕事はなくなってしまいました。

自業自得です。

そしてコロナの影響か、受ける側のイラストレーターさんが増えてきている事もあります。

昨年に比べたら凄く多くなってるし、1つの案件に何十人と応募しているのを良く見かけます。

しかも案件が見事に減っているのですよ・・・。人が足りてるって事でしょうね。

私みたいなのは一溜りもありません。

で、こう思う事にしました。

これから先、Youtubeはどう変化していくんだろう。

ずっと先まで続く訳じゃない。新しい道を模索しないと私は結局変わらないままで甘んじるのだろうと。

私って本当はどんな仕事したいんだっけ？

こうして私が目指していた目標へ向かって一からやり直しを始めました。

絵を描いてもう何十年と経ちます。

実は高校卒業してゲーム関係の専門学校に通っていました。

途中でクズの筆頭である私の父が「来年度のお金は払わないよーん。夢とかダッサーｗ」とか言い出して卒倒しちゃったよマジで。

因みに父は社長なのでお金はあるけど妻と子供には一切お金を出す人じゃなくて、兄が私の為に土下座したんですよ。

自分もほんとは進学したかった。でもそれは良いとして、こいつは才能があるから勿体ない。

どうにかして金を出してやってくれないかと。

こうして私は専門学校にギリギリでしたが入れたわけです。

そんな兄の気持ちもすっ飛んでしまったんですね。

どれだけ働いても120万も貯められないし、苦労かけた母にこれ以上苦労かけちゃダメだ・・・と諦めた所ですね。

なんと先生、学校が凄い事言い出したんですよ。

「本来なら2年制なんだけど、元村さんなら基礎は出来てるから特別に1年間で就職できるまでもっていく」と。

私は泣きましたね。でも私より事情を知った先生が泣いてましたね・・・。

ここで「じゃあ頑張ります！」とは思えなくなっていました。

持っていた希望とか夢とか、そういったものが崩れてしまったのでした。

なんでうちの父親ってこんなんだろうって。

しかも、最近聞いた話でお金出してたの父じゃなかったんです！

実は母が出してくれてたんですよ。

それを「あいつに金使うの勿体ない。そんなに金があるなら生活費も何も出さなくていいでしょ？」って言ったそうで・・・ほんとマジでクズですね。

何時もトップでいたくて、我武者羅に頑張って、バイトも頑張って、将来は立派なデザイナーになるんだって寝る間も惜しんできたのに全部水の泡だったのかと絶望したんですね。

ここですよ。

頑張れないの、ここからが始まりだったんです。

諦める、という事を知ってしまったんです。

だからずっと諦めてきました。

努力したって無駄なんだと。

結局私はこんな人間なのだと。

そして産後鬱からの長いうつ病生活。

絵を描く事自体しなくなって、何もしなくなっていた私にこの何年という長い時間で進んだ技術とＳＮＳ。

ふいに気付いたら30になって、35になって、40目前でYoutube漫画の仕事を見つけ今にいたります。

こうして身をもって「仕事が無い状態」に陥って分る自分の不甲斐なさ。

年とは言え、このご時世私はまだまだ若輩者です。

サボっていたデッサン、分からないからと放置していたイラストのソフト。

もう過去の事を理由にして諦めるのは止めよう。

そんな小さな事からコツコツ・・・。

もっと早く気付いていたら・・・なんて後悔先に立たずな考えを止めて、初心に帰ってやり直そう。

私ずっと好きだったことに年齢があるという先入観があったのですが、今はそんな時代じゃないよね。

ないなら前例になればいいのだから。

こうしてチクチクと練習を重ねています。

何処かで「上手い人って割と自分の事上手いって思ってる。そうしてモチベを保ってる」って聞いた事があるけど、昔の自分は自信があって1番にはなれなかったけど2番とか3番で浮かれてるような奴だったのよ。

でも今はね、「上手い人はたくさんいる。私なんて・・・」と思ってた。

そりゃそうよ。昔はネットなんてなかったし、やり方も全部自分でなんとかするしかなかった時代だったよ。

今はたくさんある。

それはもう溢れてるくらいに。

だけど、そんな事言ってたらキリがないわけです。

だから何だというのか。そもそもそんなん当たり前だ。私はずっとサボっていたんだから。

やりたい事は出来る、何歳だって。どこからだって。

仕事は無いし、お金もないけど、こうして戻ってきた「頑張る」って言葉を大事にして真摯に向き合っていくと、自分のやりたかった事もついてくるかも知れない。

でもYoutube漫画の仕事は好きなんですよね。

出来上がったものを動画にしてもらって、声優さんが息を入れてくれたものを改めてみると感動します。

ここで一つ、お願いがある。

もしYoutube漫画の発注者側の方がいたらどうぞ聞いてほしい。

それかこれから始める人もね。

20ｐで10000円は無いわ。

手数料込みならまだ分る。（いや、分からんけどｗ）

あと、「この人は今後お仕事発注しないでおこう」と思ったら連絡下さい。

それは重々受け止めますので。

ほっとかれる方が困るから。

さて、今日も依頼がないままですが私は諦めません。

仕事ないけど。

仕事無いけどねｗ

あははん。

誰か仕事ください・・・(´ﾟдﾟ｀)