機材について
と大仰なタイトルの割にしょっぱくて申し訳ないのだが、自分の製作機材は基本iphone8 + garagebandだけである。昔は色々持ってたりもしたけど全然使いこなせなかったし、多種な機材があるとそれだけで億劫になるんだよな。それに家でじっくり腰据えて作曲するというのが出来ない。家だとソファにずっぽり沈んでテレビを見るだけの生き物になってしまう。作曲などというクリエイティブな作業からは最も遠い環境だ。
というわけで自分は実は仕事中にiphoneで作っている。ひどい話だ。だけど実際それが今のところ続いてる秘訣だったりしている。仕事には支障があるかもしれないが(ないわけがない)なんとかごまかしながらやっている。要は曲が出来ればいいのだ。
そういう意味でiphone + garagebandは機動力としては最強なのだが、いかんせん最初はとっつきやすい少ない機能とシンプルな操作がだんだんと足かせになってくる。もっと音色を!とかもっとエフェクトを!という風になってくる。当たり前だが。
その足かせを攻略するというか悲鳴があがるくらいブン回して使いこなそうと思ってはいたけど意外と限界は早かった。なんらかの機材を追加したいと思っている。
とりあえず現状のiphone + garageband周りの紹介をしてみる。
全景 iphone8(64GB) + GarageBand + Sony MDR-7506
以上である。
自分で笑ってしまうくらいこれで以上である。「音楽を作る」とか言いながら傍から見ればこんなものなのだなと滑稽に思えてくる。
しかし音楽は機材が全てではない。チープな機材にはチープならではの表現があると色んなミュージシャンが教えてくれた。それに昔から見れば夢のようなオールインワン・デジタル・ミュージック・システムだ。(長い)
おれのデスクトップ
こんな画面見せられても。とは思うがこんなカンジです。ポケモンGOは最近飽きてあまりやってません。
で、garagebandにはAudioUnits Extensionという名のプラグイン対応規格があって、
”Audio Unit とは?
Core Audio においてもっとも低レベル(ハードより)に位置するフレームワーク
低遅延での音声処理が可能
ユニット同士を繋げて複雑なオーディオ処理を実現可能
iOS 8 より AVFoundation に AVAudioEngine が追加され、Audio Unit の利用ハードルがグッと下がった
Audio Unit Extensions とは?
iOS 9 で追加された Extension Point のひとつ
Audio Unit をアプリ間で共有できる
→ つまり自作エフェクトや他社製エフェクトを繋げてこういうこともできるようになる!”
というもので、iOSのgaragebandではAudioUnits Extensionだけではなく、Inter-App Audio、AudioUnits Extension、そしてAudiobusの3種類がある。(詳しくは下記をご覧ください)
というわけで要は色々なソフトシンセやエフェクターなどがgarageband上で動かすことが出来る。
App Storeで検索してみると色々と出てくる。例えばこんな感じ。
ちなみに自分が今現在使ってるものはこんな感じです。
YAMAHAのFM EssentialというFMシンセアプリはYAMAHA MXなんかと接続すると全ての機能が使えるようになるんだけど、そのままプリセットだけ使っても良い音がするのでけっこう使ってます。つってもプリセット数は10個しかないけどね。DX7的な音を求めてる人はいいかも。
FunkBoxはあの小沢健二も弾き語りの時に使って古いチープなリズムマシンを模したアプリ。なかなか良い音がする。
自分が持ってるのは基本無料なので、そろそろ有料のシンセなんかにもトライしてみようかなと思っております。
garagebandについてはまた色々書いていこうかなと思います。
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