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音と暮らし vol.1 / morimoto naoki

morimoto naoki live / 光の家、光の音

日常に音楽を届けるローカルなイベント企画『音と暮らし』の第1回目は、
武蔵小杉のブックカフェ&ギャラリーCOYAMAで開催された、水落 彩さんの個展のコラボイベントとしてmorimoto naoki氏のアンビエントなライブ「光の家、光の音」を2022年9月11日にお届けしました。

COYAMAの郷愁を感じるような懐かしい空間に、一緒にいるとなんだかリラックスしてしまうmorimoto naokiさんをお呼びしてみたいと思い、水落 彩さんとの三者での打合せをセッティングしたところ、展示に合わせた音楽を作って頂くという特別なコラボイベントが実現しました。

その場にある物の音も取り入れて音楽を紡ぐmorimoto naokiさん

人々の生活や何気ない日常の瞬間から着想を得た、morimotoさんの人柄そのままの穏やかで温もりのあるサウンドが水落さんの絵画と響き合って、COYAMAの空間に音と光りに満ち溢れた時間がゆっくりと流れました。

前半は「家の中の音」をテーマに、机をコツコツと叩くなどその場にあるものやトイ楽器などの音をその場で取り入れて、暖かみのあるアンビエントなサウンドが紡がれました。

机の引き出しの音を演奏しながら録音
会場の外に設置したマイク

後半は「家の外の音」をテーマに、会場の外に設置したマイクから、町に響く電車の音や人の声などいろいろな音が室内に流れ込んできて音楽と融合し、水落さんの展示も含めた会場そのものが楽器になったような、内と外の境界がどこか曖昧になる感覚に包まれました。

大きな布に描かれた水落 彩さんの絵、窓からの光を受けて鮮やかに会場を彩りました。

ぜひ、当日の演奏の一部を聴いてみてください。その場で音を重ねて音像が広がって穏やかな時間が紡がれて行く様子がなんとなく伝わるのではないかと思います。( ↓ こちらをタップ )

ギャラリースペースでは写真を水落 彩さんの個展が開催。記憶の中のイメージを旅する様な世界が出現していました。

水落 彩さんのインタビューはこちら
https://coyama.net/mizuochiaya/

展示のキービジュアルの作品
ギャラリーの中央には小山に佇むオオカミのオブジェと子供たちと作ったモールとリボンの作品が浮かんでいました

水色デザインはイベントの企画と合わせて、ミニフライヤーを作成し、地域のつながりのあるお店に置いていただきました。さらに、地域の方に知っていただく為に武蔵小杉周辺で一番見られているタウン情報の武蔵小杉ブログさんにイベント告知と取材もして頂けました。
そのおかげもあって、会場は満席で臨時席も用意してのライブ開催となりました!!

武蔵小杉ブログさんの記事はこちらから 
https://musashikosugi.blog.shinobi.jp/Entry/5879/

地域の繋がりで置いて頂いたミニフライヤー

さらに、チケットはイベントタイトルの「光の家、光の音」に合わせ光りをテーマに角度によって光りに溶けて見えなくなる紙を選んで印刷しました。
また、しおりとしても使えるよう本に挟むのにちょうどサイズにして、イベントの思い出(記憶)として持ち帰ってもらえる様にデザインしました。

光に溶けるチケット(しおりとしても使える)


morimoto naoki / プロフィール
エレクトロニカ/トイトロニカ/アンビエントアーティスト。
2013年から活動を開始。これまでに国内、海外のレーベルより数多くの作品をリリースしている。人々の生活や何気ない日常の瞬間から着想を得た穏やかで温もりのあるサウンドを展開する。
2020年から“no oto recs” というプロジェクトを始めてる。
https://no-oto-recs.tumblr.com/


SpecialThanks
水落 彩(美術家)
武蔵小杉ブログ
SHIBACOFFEE
DEAR FACTORY
ブックカフェ&ギャラリーCOYAMA(スタッフの皆さま)

ライブ開催から随分と時間が経ってしまいましたが、関わってくださった方々、参加してくださった方や気にかけてくれた皆さまに感謝を込めて◎

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