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乙戯社9月公演出演キャスト紹介⑦

2022年9月18日~23日の間に、新作公演を上演する予定です。
タイトルは『かつて生命があったという惑星に向かって僕らは、』。

明日はついに本番ですが、まだまだ出演者を紹介していきます。
今日紹介する方は……今回の香盤表の一番最初に来ているこの方です。

オオカド役、黒条奏斗さん

[黒条奏斗さんのご紹介]
 黒条奏斗さんは1カラットに所属されていて、最近ではミュージカル「テニスの王子様」などに出演されていて、11月にはまた別の大きなミュージカル作品への出演が決まっている。

 さてそんな黒条さんとの初めて出会ったのは約3年前だったと思う。実は黒条さんは第二回乙戯社プロデュース公演「あらしのよるに」をお客さんとして、観に来てくれたのである。その頃も私は、乙戯社公演に出演する素敵な俳優さんをしょっちゅう探していたものだから、客席で拍手を送ってくれていたあまりにカッコいいお客さんが帰ろうとしている時にすかさず「……もしかして、俳優さんですか?」と声をかけてしまった。これがファーストコンタクトである。以来いつかご出演頂きたいなと思って、心のノートに書きこんだ俳優さんだったので、その後もいくつかの作品にお名前をみかけて
は、折々に今度は私がお客さんとして彼が出演している作品を観劇をさせて頂くことがあった。

 『かつて生命があったという惑星に向かって僕らは、』という作品を上演しようと決めた時に、最初に思い浮かんだのが黒条さんの事だ。実はこの戯曲はある著名な先輩劇作家に事前に読んでもらったことがあって「水彩画のように繊細で、透明感のある作品だね。でも相当美しい俳優さんじゃないとできないんじゃない?」と当時言われたことを覚えていて、それならぜひ黒条さんに演じて欲しいと思ったのである。結果、無事に黒条さんに出演頂くことになった。
 日々の稽古を観ていると、黒条さんにオオカドという役をお願いしたのは大正解だったなと思っている。まずもともと私は黒条さんのお芝居は「透明感のある、繊細な演技」なのが魅力だと思っていてそれがこの作品に実にハマっているのである。また今回”ホシノ”という役がダブルキャストなのですが、黒条さんが相手役のお芝居を丁寧に受け止めていくものだから、まったく同じお芝居なのに日替わりで違うお芝居のような印象を受けるのだ。(ぜひファンの方には、ダブルキャストの違いで日々変わる黒条さんのお芝居をみてもらいたい。まったく違う印象なので)。
 それから声がとてもいいですよね。今回「音楽劇を得意とする乙戯社プロデュースが、初めてストレートプレイに挑戦!!」というのが宣伝文句なのですが、私がやっぱり歌うシーンをいれたくて急遽歌うことにした場面がある。この歌声がとっても素敵なのだ。ぜひ劇場で生の歌声を聴いて欲しいな。どの席からもこんな近い距離で、彼のお芝居と歌が楽しめるなんて、きっとしばらくないですよ!!次はキャパ700以上の中規模~大規模劇場なので、2mの距離のチケットは激戦になりますよ、たぶん!! 紹介文執筆:いちかわとも(乙戯社)

黒条奏斗さん応援チケット予約フォーム⇒⇒⇒https://www.quartet-online.net/ticket/mars01?m=0uhfejh


まずは記事を読んで頂きありがとうございます。もしもサポートを頂く事があれば、次回公演の制作費の一部として使わせて頂きます。いちかわとも。