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乙戯社9月公演出演キャスト紹介⑥

2022年9月18日~23日の間に、新作公演を上演する予定です。
タイトルは『かつて生命があったという惑星に向かって僕らは、』。

今日はついに劇場入りですが、まだまだ出演者を紹介していきます。
今日紹介する方は……おなじみこの方です。

ジュリ役、花里サチホさん

[花里サチホさんのご紹介]
 花里さんは吉本興業に所属されていて、芸人さんと俳優という二つの顔を持っている。2018年にはネットシネマフェスティバル『位置について』にて女優賞1位を受賞し、2022年には岩槻映画祭にて『いたずらのパレード』という作品で特別企画賞を受賞している。ちなみにこの『いたずらのパレード』という作品は花里さんが一人で四役を演じ分ける作品で、この撮影の為に彼女は急に野球部員のような丸刈りにしていたものだからびっくりしたのを覚えている。気合が入っていた。

 さて花里さんとの出会いを遡ると、実は乙戯社の第一回公演に主演を務めてもらった時になるから2018年になるだろうか。その頃彼女はまだ事務所に所属していなくて、俳優の仕事に専念する為に、建築事務所を辞めて演技の学校に通っていた。

 上の写真をみてもらってもわかるように、彼女はいつもニコニコしている。芸人としても活躍しているものだから、元気で明るい役を演じる事も多いと思う。しかしながら、乙戯社に出演して頂く時や、一緒に一人芝居の企画をやった時はちょっと孤独感のある役を担当してもらうことが多いなと思う。それがまた抜群にいいのだ!!

乙戯社過去公演写真(2018)

 「乙戯社の公演はキュンキュンする少女漫画演劇です。」と私は周囲に紹介する時によく言っているフレーズなのですが、実は一方でいつもちょっぴり寂しさや孤独感みたいなものが漂っている気がしていて、花里さんがそんあ寂しさや孤独感が香る役を担当しているとこれが実にハマるハマる。

 もしかすると光源が強いと、影がくっきりでるようなものかもしれない。いつもニコニコ、元気でファニーな彼女のファンは多い。しかしながら、いつもと違う影のある彼女もとっても素敵なので、ぜひお笑いライブの彼女のファンは劇場にも来て欲しい。そして逆に今回のお芝居で影のある彼女のファンになったら全く別のお笑いライブの彼女も見て欲しいと思う。きっと甘いものと、しょっぱいものが止まらないような、そんな感じになるはずだ。
紹介文執筆:いちかわとも(乙戯社)

花里サチホさん応援チケット予約フォーム⇒⇒https://www.quartet-online.net/ticket/mars01?m=0uhffch

まずは記事を読んで頂きありがとうございます。もしもサポートを頂く事があれば、次回公演の制作費の一部として使わせて頂きます。いちかわとも。