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The Beatles - Blackbird -

私が最初に聴いた「Blackbird」は、実はジャコ・パストリアスの『ワード・オブ・マウス』に入ってるやつなんですよね。革命的なベースによる演奏。多分高校一年生くらいでしょうか。その頃はベースばかり弾いてて、ジャズライフだったかな、雑誌にスコアが載ってて一生懸命コピーした。

ビートルズにあまり興味なかったんですよね、高校生当時って。ビートルズどころか全てのロックに対して、さして興味がなかったし、ほとんど聴いてもいなかった。格好つけてジャズばかり聴いてたからw。だからこの有名な曲も、原曲の前にジャコのフレットレスベースによる演奏で聴いたと。

その後ロックを聴くようになってからも、ビートルズってあちらこちらで普通に耳に入ってくるので、特に思い入れがなかったんですよね。大してちゃんと聞かなかった。気がつけば当たり前のようにそこにある音楽。だから思い入れも特に湧かない。ストーンズはすぐに大好きになったんですけどね。

でもロックやポップミュージックやソウルや、いろいろな音楽を聴けば聴くほど、ビートルズのサウンドは、自分の中でどんどん大きく、どんどん偉大になっていくんですよね。凄いなあ、と思うようになっていく。いつの間にか頻繁に聴くようになり、聴くたびになんて凄いやつらなんだろうと思うようになり、で、やっぱり大好きで大好きで仕方なくなる。まあ、みんなそうですよね、きっと。

この曲も、ギターならではの、ツーフィンガーならではの曲で、凄い曲ですよね。よくこんな曲を作っちゃうなーと。(ギターならではの曲をベースで演っちゃうジャコも凄いんだけど。)

2017年に初めてポール・マッカートニーを生で観たんです。その時もギター一本でこの歌をさらりと演ってて。ああ、素晴らしいなと。それから自分でも改めてギターでこの曲を弾いてみたんですが、なんかポールみたいにさらりと出来ないんですよね。騙し騙し弾いて歌ってます…。

いくら聴いても発見がある。だからまだまだこれからも、ビートルズは自分の中で大きくなり続けんるんだろうな。 

ジャコパストリアス


Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

Blackbird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
All your life
You were only waiting for this moment to be free

Blackbird fly, blackbird fly
Into the light of the dark black night

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