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俺がこうなるまで 「小学生編」

俺の名前は YR
オトラボで、自分のバリューを上げようとしている盲目の男だ。

俺は今 成人を迎えた。
だが、今まで いろいろなことがあったんだ。
まあ今からする話に価値(バリュー)があるかどうはわかんないが、
話そうと思う。

小学生の時の俺

今は人と喋ることが楽しいと思っている俺だが、昔はそうじゃなかった。
俺は子供のころ
「正確に言えば 小学生の頃」
全く人と喋らなかった。

先生、「おー Rおはよう。」
俺、「・・・・・・。」

つまり影もバリューも薄い奴だったんだ。

そんなんだから当然 友達と喋るわけがない。
「というか 喋れるわけがない。」

俺は大体一人だった。

といっても 別に いじめを受けてたわけではない。
「というかそんな悲惨で、バリューのない人生は送ってない。」

俺が喋らなかった理由は、二つある。
一つ目は 「恥ずかしいから」だ。
今の俺が、それを聞いたら
「何が恥ずかしいから喋らねーだ。」
って感じだが、当時の俺は 恥ずかしかった。
誰かに呼ばれても 返事なんてしない。
あまりにも喋らな過ぎて
「Rって まじで居るのか?」
と言われたぐらいだ。
「その時は 先生が、居ると言っていた。」

二つ目は 友達と 話が合わないからだ。
どういう事かというと、俺は小学生の頃から好きだったものがある。
それは 「おっす。おら悟空。」
「海賊王に 俺はなる。」

そう アニメだ。

だが俺の友達は
a 「よっしゃ!いけいけ!かっ飛ばせーー!!」
b 「プロレスって、まじ面白くね?」
野球や プロレスなど のスポーツ好きと
c 「なあなあ お前って、何の電車がすきなんだ?俺は 今里筋線かな?」
d 「俺は 谷町線かな?」
c 「まじかよ。」
d 「ああ まじだぜ。やっぱ電車って、おもしれーよなー。」
電車好きが居た。
俺の友達は この二つのどっちかが 好きだった。
なんにしても アニメが好きな奴は居なかった。
電車好きと、スポーツ好きとアニメ好き。

話が合うわけがない。

「当然である。」
そうすると 俺が話すのは 先生になるわけだ。
「これまた当然である。」
だが、俺は 先生とも 最初は 喋らなかった。
「小学生の俺は 何がしたかったんだろうなー。」
だが ディーサービスじゃ喋った。
「と言っても 俺と話が合う人だけだったが」
喋ると言っても でかい声で、喋るわけじゃない。
耳元でしゃべるのである。
しかも興奮してくると、声は当然でかくなる。
だが、耳元からは 離れない。
まあ、うるさかったと思う。
「やめるつもりはなかったが」
しかもその時は、うるさいだろうなということも考えてなかったのである。
「ある意味すごい奴である。」

今回はここまでだ。
次回。

中学生の時の俺。
「みんな 絶ってー見てくれよな!!」