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新しい作品ができた時、自分で演奏ができない声楽曲などの場合、プロの歌手やピアニストに演奏してもらうことは、ギャラやスケジュールの面でなかなかすぐには叶いません。

でも誰かに聴いてもらいたいし、プレゼンに利用したい時もあります。楽譜だけでは専門家にしか届きませんので、YouTubeで公開するにしても、どうしても実演のサンプルが必要なのです。

そこで思い立ったのがAI(人工知能)です。

まず考えたのが、楽譜作成ソフトの中にAIの歌声が入っている商品です。ただそれはMacでは使えなく、かといってWindowsを仮想OSで稼働させるのも・・・。インテルのMacではBoot Camp、MシリーズではParallelsで可能になるのだろうが、お金をかけたいくない・・・。これはやめました。

もちろんヤマハ株式会社が運営するVOCALOIDも考えました。しかし、これをやるにはDTMで制作しないといけない。機材揃えないといけないし、そんな時間もない・・・。

で、根気よく調べたら「NEUTRINO」がありました!無料!そして楽譜だけあれば歌ってくれる!これしかないと思い、勉強を始めました。

何日か大変でしたし何度も失敗しましたが、しぶとく頑張りました。要領がわかってからは簡単で、何曲もサンプル演奏が出来上がりました。

出来栄えは・・・生演奏と比べるのは酷ですが、やはり作品の良さを伝えるまでには至りません。僕の作品はポップスやアニメソングじゃないし、少し大衆的な、でも純然なクラシック歌曲の立て付けなので、ポップスっぽい声だと、なんか変、みたいな評価になる恐れもあります。

それは承知の上でしたし、もしも生演奏を凌駕したりしたらそれこそ大変なことです。あくまで目標は「音にしないと分からない曲の感じを、サンプル演奏として伝えてくれるだけでいい」でしたので、AIの歌声、大満足、です。頑張った甲斐があります。AIの技術がここまで来たことにも驚きましたし、開発してくれたクリエーターさんには感謝です。しかも無料で提供してもらえるなんてすごいことです!

同じような考えで創作している方、「NEUTRINO」おすすめします!

「NEUTRINO」で作成した一番最近のサンプル演奏を掲載します。参考までにご視聴いただければ嬉しいです。

https://youtu.be/w1JsnLyDFcE


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