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人柄採用について〜こんな人が欲しいという要望に答える力〜

最近、企業では人柄採用という言葉が広がっている気がします。
筆者の時代も人柄採用はありましたが、何をもって人柄で企業がどんな人柄を必要としているかはわかりませんでした。
今だったら、なんとなく大企業なら従順な人が欲しいとか、いうことを聞くタイプの人かどうかというところを見てると思います。
もし自分が採用する側なら、正直にいうと個性や癖があるよりないほうがいいなと思います。

その中で、最近年下の人と話している時にいってたことが気になります。
【人柄採用って言われても何をもって人柄としてるかわからないからどうしていいかわからない】
【企業の価値判断がなんなのかブラックボックスだから、どうしていいか迷ってしまう】
今の学生や就活生はこんなことをかんがえているようです。
言っていることはごもっともだし、若者が考えていることがそうなのかと思いました。
個人的に思ってしまったことは、最初にいっていることと矛盾しますが、
【判断基準がわからないと動けないって言ってる時点で不採用】
【基準がわからないと動けない人はいらない】
過激かもしれませんが、筆者はこうかんがえてます。
仕事において正解はありません。自分が正解をつくっていくことが仕事です。
筆者としては仕事でだいじなことは、
給料のうち8割が人間関係のために支払われていると考えてます。
つまり、仕事においてこたえがないものにたいして給料を企業側はだしています。
それなのに、会社に入る前からそんなことを言っている学生には申し訳ないけど、
【価値判断や基準がはっきりしていて、何を大事にしているか教えてくれないと仕事できません】
と言っているのと同じではないでしょうか。

このことに関しましては、筆者もおもいあたることもあります。
学生に責任があるというよりはそういう発言が出る社会に問題があるのではないでしょうか。
仕事を通じて自分で仕事をつくってなにをするか判断して決めることの面白さに気づけたらいいんじゃないかなと思います。
自分が思っていることをかたちにできる人生になったら幸いです。

皆さんも、しらずしらずのうちに受け身になったり自分の発言は正しいと思い込んでいることもあるかもしれません。
今の学生の考えにふれてみることで自分も同じように考えていないかどうか振り返って見てはどうでしょうか。


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