ムラカミA

珈琲、クラフトビール、喫茶店、サウナをこよなく愛す。旅先では必ず探す。自転車旅が縁で現…

ムラカミA

珈琲、クラフトビール、喫茶店、サウナをこよなく愛す。旅先では必ず探す。自転車旅が縁で現在愛媛県在住。大雑把で計画を立てるのが苦手でもっぱら旅はノープラン。2018年カブ(原付きね)主となる。

最近の記事

職場の昼休憩に散歩。水の音、緑で目を休ませ午後の仕事に備える。外は初夏の日差しに変わりつつある。

    • 五十知命

      数字の暗記がからっきしダメだ。 自分の携帯電話番号や誕生日以外を記憶しているのは、母の命日と入籍日と夫の誕生日ぐらい。(夫の携帯番号すら覚えていない) あ、実家で飼っていた犬の誕生日も。 黒いラブラドールレトリーバー。 「おやつ」「さんぽ」「ごはん」 この言葉をきちんと認識していて、発すればちぎれんばかりに尻尾を振り回して家中を走り回ったものだった。 台所に立つ母の側できちんと座り、じっと見上げていた。その口からは涎が溢れ出し糸を引く。大好物の茹でたキャベツをもらえるまで

      • バックヤードツアー@四国水族館

        先日訪れた四国水族館。 筒に入り込んで、こちらをうかがうアナゴたちに目を奪われ、しばしその水槽を独り占めしてしまった。 初めてアナゴと対面。彼らはなぜか後ろから入り顔をこちらに見せてくれる。空いている筒があるのに、4匹、5匹と同じ筒に押し合いながら入ろうとしていた。アナゴは穴や狭い場所を好む習性があるとのこと。だから「穴子」なのか。目前にその姿を目の当たりにして、おおいに納得。 ほんまにギュウギュウ詰めが好きなのね。 穏やかな瀬戸内海に面したこの水族館は屋外にイルカ、アシカ

        • 外は風が暴れる春の嵐。今年の誕生日はおうちで映画鑑賞でもと、アマプラ見ればトップページに名作「トップガン マーヴェリック」が!! 何度でもトムに会えるやん。今のトムが好きっ! コーヒーと夫が買ってきてくれたケーキをお供に映画に釘付け。 そんなこんなで本日50歳になりました。

        職場の昼休憩に散歩。水の音、緑で目を休ませ午後の仕事に備える。外は初夏の日差しに変わりつつある。

        • バックヤードツアー@四国水族館

        • 外は風が暴れる春の嵐。今年の誕生日はおうちで映画鑑賞でもと、アマプラ見ればトップページに名作「トップガン マーヴェリック」が!! 何度でもトムに会えるやん。今のトムが好きっ! コーヒーと夫が買ってきてくれたケーキをお供に映画に釘付け。 そんなこんなで本日50歳になりました。

          春のチーズ祭

          先週末。夫と休日が久しぶりに重なり、さぁどこ行こうかと2人で相談。 外は太陽に青空。風もおだやか。 これは文句なしサイクリング日和ということで、地元の山間部にあるお気に入りのピザ屋のランチを食べに行くことにした。予約できるけど、時間に追われるのが二人とも好きじゃないので当日突撃することに。 リーズナブルで私好みのもちっとした適度な厚さの生地だし、サイドメニューも本当に美味しいのだ。私たちの隠れ家の店、教えたくない誰にも。 なので、お店の画像はなし。 オープン時間に合わせて自

          春のチーズ祭

          「知らんけど」は要らない

          「知らんけど」という言葉。 私は使いたくないから書かないし言わない。 SNS界隈で、語尾に何でもかんでもこの言葉が並んでいる文を目にしたことがある。 はたまた、この言葉を口癖のように唱える人が私の周囲にもいる。(今度何回言ったか数えてみようか) 軽いのだ。 発した人の気持ちが。 わざわざ「私は関係ありません」と他人事だと表明している。 それ必要? 恥ずかしいと思うのは私だけ? 無意識に発する言葉は、誰にも届かない。 それはノイズでしかない。 だから、私は距離を置くように

          「知らんけど」は要らない

          不覚にも涙した

          私にもまだ涙が残っていた。 今回のドラマ「おっパン」(おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!)第9話はこみあげるものがあって、目が潤んでしまった。 誠のアップデートが加速している! 誠(原田泰造)と妻、美香(富田靖子)の2人で行ったRANDAMのライブ後のシーン。 なぜ美香がこのRANDAMというグループのファンになったのか。その背景が明かされ、ただただ切ない。 アップデート前のバリバリ男尊女卑夫は仕事に逃げ、妻一人で息子の翔の不登校の苦悩を抱え込む。 「私の育て方

          不覚にも涙した

          意識のアップデート

          身につまされながら、目が離せないドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(以下おっパン) 昭和生まれからしたら、誠(原田泰造)の言動に感情移入しがちで、一緒にアップデートしている気になる。 不登校気味の高校生、翔が学校と家族、2つの「社会」での生きづらさを少しでも解消するにはと苦悩する姿を丁寧に描いている。父、誠の意識改革とともに少しづつ変わっていく家族との距離。重いテーマになりがちだが、悲壮感をそれほど感じさせない構成に救われる。 男らしさ、女らしさ。 こ

          意識のアップデート

          髪型遍歴

          髪型を変えるのが好きだった。 服の趣味が変わる感覚と同じで、気になった髪型はほぼやった。ベリーショート、ボブ、グリグリのスパイラルパーマ。ただロングヘアは今後も無理だろうな。伸ばそうと決心してもすぐに切ってしまいたくなるから。伸びるのを待てない。 腰に届くほどのロングヘアの幼少期の自分の写真があるが、全く記憶にない。 雑誌のスナップ写真を切りぬいて集めていた。口で上手く伝えることが苦手で、美容室にはしてもらいたい髪型の切りぬきを持参した。そのなかにはキョンキョン(小泉今日子

          眉間のシワ問題

          なんてこった。 眉間のシワが消えない。 しかめっ面が癖になっていたのか、私。 無表情顔にしても、鏡の向こうの自分の眉間のシワはきちんと存在する。 ほうれい線や目尻のシワばかり気に掛けていて、眉間への注意を完全に怠っていた。 細かい手作業する仕事が原因か。ぐっと集中して、思いの外目を酷使する。老眼も確実に進んでいる私の両眼には負荷が大きいようで、ずっとしかめっ面で作業しているのかも。 その上、より細かい作業になると瞬きも息も止めて一点集中することが少なくない。 今の仕

          眉間のシワ問題

          寒さが苦じゃなくなったのは

          サウナのおかげだ。 もっと早くサウナを経験しておけば良かったと、後悔さえある。 もともと低体温で平熱でも35度台だった。37度もあればフラフラしていた。冬になれば末端冷え性が常。そんな私の体質改善に威力を発揮してくれたのが、サウナだった。 旅先のホテルの部屋のテレビで「サ道」をたまたま観た。 原田泰造の脱力してうっとりした表情に、サウナたるもの私も体験してみたいとそのとき強烈に感じたのだ。人の興味を強く引く映像ってなかなかないよね。泰造さん、あれ演技じゃなかったのかも。

          寒さが苦じゃなくなったのは

          持たないという選択

          家を建てる、家を持つということに全くと言っていいほど興味がない。 定住するという意識がないことが根本的理由なのかもしれない。ローンを組んでまで家を所有したいとどうしても思えない。縁あって四国で夫と暮らしている現在も借家だ。 私にとって生きていくことは旅を続けているようなもので、今の暮らしも旅の途中であるという認識が強い。極端だが明日死ぬかもしれないし。 一人暮らしを始める30代前半までは、インドアで一人旅をしたことがなかった。自転車旅をしている海外の人たちに出会ったことで

          持たないという選択

          冬に食べるアイスの美味しさったら

          私は年中アイスを食べる。 冬に炬燵に入りながら食べるのがいちばん美味しい、と思っている。 これは幼少時代から続いている私の習慣だからかもしれない。夕飯後のお楽しみだった。箱入りのアイスがいつも冷凍庫にあった。 先日冬に食べるアイスベスト30を紹介する番組を見ていたら、食べたくて食べたくて仕方なくなった。翌日に買いに走ったのは言うまでもない。買い物かごの中の大量のアイスたちに、レジのお姉さんはあ、この人あの番組を見たんじゃね?と思っていたかも。 気にしない気にしない。 アイ

          冬に食べるアイスの美味しさったら

          踊る人参コンビ

          踊る人参コンビ

          たかが1円、されど1円

          「きのう何食べた? season2」 今回もじっくりと視聴。 相手を思いやっているだろうか、ありがとうと言葉で伝えているだろうか。 大切な人と過ごす日常に感謝せなあかんなと、毎回このドラマを見るたび思い起こさせられる。 「大切な人と一緒に美味しいご飯を食べられたらいい」 お互い仕事で多忙になり、時間的にもすれ違うことが増えても相手を気にかけているかどうか。 料理って食べてくれる相手がいるから楽しんで作れるんだと思うんだよね、私は。自分1人だと冷蔵庫にあるものでいいや

          たかが1円、されど1円

          レモンの季節

          四国で暮らすようになってから、柑橘は身近な存在になった。なんといってもその種類の多さよ。品種改良をかさね20種類近くあるのだ。リンゴ派だった私が、柑橘を食す機会が圧倒的に増えたのは言うまでもない。 柑橘の収穫は秋から冬が盛ん。しかも時期が微妙に異なり、レモンのように10月から初夏まで楽しめる柑橘もあれば、「タロッコ」や「甘平」といった冬1、2ヶ月間しか店頭に並ばないといった品種もある。 広島県尾道市と愛媛県今治市の島々を橋で結ぶサイクリングロードで有名な「しまなみ海道」、

          レモンの季節