3月13日 幽霊たちのジャングルで

帰り道にジョン・ブライオンのサウンドトラックを立て続けに3枚。『脳内ニューヨーク』『パンチドランクラブ』『ハッカビーズ』。どれもお気に入りなので少し気分よく帰宅した。

「WIRED」誌のアフリカプレイリストを聴いてから、アフリカ音楽の熱が再燃している。デヴィッド・バーンからTune-Yards、フェラ・クティなど好きなアーティストを聴き返して、さらにプレイリストで知ったミュージシャンのアルバムを聴くと、本当にアフリカの音楽はおもしろく感じるし、とても惹かれているじぶんに気がつく。『ブラックパンサー』ももう一度観に行きたい。

最初にアフリカ的なものに惹かれたのは、デーモン・アルバーンの「Mali Music」だった。Blurの「Think Tank」をはじめ、Gorillazの音楽にもデーモンのアフリカ的な要素は現れているけれど、中でもトニー・アレンがメンバーとて参加しているThe Good, The Bad & The QueenやRocket Juice & the Moonなどは本当に気持ちがよく、繰り返し聴いてしまう。何と言ってもこのビート感覚といい、旋律と音のバランスが心地いい。同じエレキギターでも、アフリカンミュージックの中で鳴らされると、違う楽器のようにも思えてくる。

久しぶりにデヴィッド・バーンとブライアン・イーノのコラボアルバム「My Life in the Bush of Ghosts」を聴き返すと、そういうことか!と思えるほどの気持ちよさがあった。はじめて聴いた当時は、それこそ評価としても難解作と言った触れ込みだったし、首を傾げて何回かしか聴いてなかった。こういう再発見こそ、年をとることのおもしろさだろう。

お風呂から上がったらミックス作業。1曲また仕上げて送ろう。

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