12月18日 (火) 手足を鍛えて

不調気味のからだを引きずって遅めの起床。大きめのりんごをかじって、お茶を入れて電車に乗る。Sufjan Stevensの「Silver & Gold」を聴く。このアルバムを聴くと、新宿から東中野までよく歩いていたときのことを思い出す。

ひさしぶりに東銀座にいき、最後の手続きを済ませる。ありがとうございましたと伝え、会社をあとにする。

返しそびれていた本を図書館に返しにいき、すこし歩く。この2年間は、なんだかほんとうにつらかったなとあらためて思う。20代半ばくらいから続いている混乱のあとしまつに、この半年ぐらいじっくり向き合っている気がする。身の回りにはなにも残らなかったけれど、とりあえずじぶんの中心に据えるものはわかった気がする。

帰り道にスターバックスでソイラテを飲んで気持ちをしずめてから家に帰る。1時間ほどバイオリンの練習をして、きのうからつくりはじめているデモにタンバリンと鈴、シェイカーを足した。

残りものの野菜で簡単な夕ごはんをつくり、ワインを1杯だけ飲む。その後デモ作りの続き。思いついたベースラインを弾いてみて、エレピを足してみる。今回はほかの曲もふくめて、コードを含む曲の構成をどんどん壊して行っている。もとのかたちからどんどん変わっていくのがとてもたのしい。2時間ほど取り組んでからお風呂にはいる。

お風呂から上がってからピアノの練習。またすこしずつ手が動くようになってきた。さいきんはほんとうに練習の大切さというものをとても実感している。これまでのぼくはやっぱりあたまでっかちだったと思う。ほぼ日が掲げる「夢に手足を。」ということばでいうならば、これまでは夢だけはとにかくあった。これからは手と足を鍛え続けなければならない。

Twitterをみていたら売り切れ間近との文字を見つけてしまい、ついついMitskiの来日公演のチケットを買ってしまった。2月、ぼくはどこでなにをしているのだろう。

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