1月31日 (木) 作品、技術、人生

9時半ごろ目を覚ますもきのうから続いているなんだか頭痛のようなものでしばらく身体が動かない。薬を飲んでもう一眠りしてしまった。

昼ごろに起きて、思ったよりも元気になっていたので、オムレツを焼いて、みかんを食べて、カフェオレを入れて飲んだ。水筒にお茶を入れて出かける。電車の中ではThe Booksを聴いていた。

上井草に着いてちひろ美術館へ長島有里枝さんの展示を観に行く。途中カリーナでサンドイッチを買えればと思ったけれど開いてなかった。最終日ということもあって混んでるかなと思ったけれど平日だったのでゆったりと鑑賞できた。

写真を観ながら、こんな風なまなざしを注がれる子ども時代はどんなに満ち足りたことだろうと、足元がすくむような気持ちになった。とても変なことなのだけれど、これから子ども時代というものが来るような、そんな複雑な気持ちにもなった。子どもを育てると、子どもだった頃のことを思い出すと、以前読んだサニーデイ・サービスの本で曽我部さんが書いていた。

写真だけではなく、展示では長島さんの手記を読むことができた。子育ての日々を綴る中で、写真についての考え方が書かれていたところがとても印象に残る。写真を撮る技術によってカメラマンとして社会参加できているけれど、写真を撮るということは、人生そのものだということ。

そこで書かれていた技術ということばがとても印象に残る。ここのところぼくは音楽を作るにあたって、技術のことばかり考えてしまっていたなあと思う。ぼくにとって音楽は仕事ではないので、ただ生きていることを音楽にできればなあと、ぼんやりと思った。

まっすぐ帰ろうかと思ったけれど少しじぶんを甘やかせてSLOPEに寄る。ダークチェリーのケーキとカフェラテを飲んで少し本を読む。いいところだなといつも思う。

帰ってから遅めの昼ごはんを作って食べて、バンジョーの録音をする。ギターのアルペジオとの粒を揃えることに集中。2時間半ほど。そのあとマンドリンを1時間練習。ソロのフレーズが安定してきた気がする。

バイオリンを30分弾いて、YMOの1stと2ndをLPで聴きながら晩ごはんを作って食べた。そのあと2時間ほど作詞をする。メロディだけでことばがない曲にどんどん詞をつけているけれど終わりがみえない。1曲仕上げて歌ってみてから、30分ピアノを弾いた。お風呂に入って眠る。

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