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音野里たより(61)〜新曲はボカロ〜

2月は逃げる、3月は去る。
あっという間に3月に突入。
去って行かないうちにいろいろやらなくちゃ。

というわけで、まずは新曲配信のお知らせです。
なんと2曲同時配信となりました。
バラバラにアップしたんですけどね。

でもかえって都合がよかったかもしれません。
どちらも政治ネタで、一方は明るいポップ、
もう一つは暗い演歌調。
ふたり合わせてワンセット!でバランスいいかも。

では、ご紹介しましょう。
まずは、明るくポップな「そーじだいじー」。

子供のころ、総理大臣のことを♪アイムソーリーヒゲソーリーとか、
そうじ大臣とか言って遊んでませんでしたか。
そんなノリです!
ちゃんと掃除しないと、あっという間にゴミ屋敷ですよ!
すでに溜まりに溜まり、腐臭が漂ってる気がしますけどね〜。

もう一曲は、暗い演歌調の「ああセイジさん」。
哀愁のメロディー、ガットギターの寂しい響き。

そうです、金だけ取られて、捨てられたんです、セイジさんに。
能登の被災された皆さんの姿が目に浮かびます。

なお、どちらも同じ女性シンガーが歌ってます。
名前はMaiさん、SynthesizerVという歌声合成ソフトです。
いわゆるボカロです。

以前使ってた初音ミクさんと違って、かなり本格的です。
ミクさんは機械的でちょっと舌足らずなところが良かったですが、
ここまでくると、もはや人間と区別がつかなくなってきました。

以前は下手なボカロをいかに上手に歌わせるか、というところに
人間の出る幕があったわけで、調教師と呼ばれていました。
ところが、今やAIの時代です。調教も勝手にやってくれるのです。

しかも、今回のアプデでボーカルMIDI変換という機能が加わりました。
これは、自分で歌ったものそっくりに、ボカロがもっと上手に歌って
くれるという優れものです。

細かいニュアンスもちゃんと引き継いでくれるので、
さらに調教の手間要らずというわけです。
ただし、こちらがちゃんと歌えてないとダメなので、
音程を外してしまうとボカロも外してしまうわけですね。

ボクは歌があまり上手じゃないので、外した音程を正したりする手間が
けっこうかかります〜。
それでもイチから入力するのに比べるとずいぶんラクです。

そもそもちゃんと歌えるんだったら、ボカロの必要なんてないのではないか、
とも思いますが、ボカロの歌手はいろんなタイプがいるので、
自分とまったく違う声質に変えることができます。

いったいこれからどうなっていくのでしょうか。
すでに指示さえすれば、勝手に作詞作曲演奏してくれるAIが登場しています。
今後、人間の出る幕はどこにある〜?という時代が来るのでしょうか。


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