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Win- Winの関係にするために

当店はお客さんとwin-winの関係を築くためにできる限りの努力をしています。

あらゆる努力をしていますが、製品のクオリティ以外でいちばん神経を使っているのは無駄を極力出さないことです。
言葉だけを聞けばどこの業者でもやっている事ですが、当店はかなりシビアにやっています。

物価高騰もあり特に防音材は単価(仕入れ)が高いので、防音パネルを作る時は端材がなるべく大きく残るようにギリギリでカットして使っています。

2枚1組(引き違い)の窓用防音パネル(サイズ:1100ミリx1650ミリ)を作った時の
遮音材の落とし(ゴミ)

ギリギリで取ることでゴミもかなり減らせるので処理費も減りますし、端材は大きければ大きいほど使い道があるので、カット時の余裕は僅かしか見ていません。
他の防音材も木材も梱包材もそのような使い方をして、なるべくゴミを減らして使える端材を増やして(ストックして)います。

こうして出た端材は試作に使うか、お客さんにサービスしています。
新しい製品のアイデアもそう簡単には出てこないので、ほとんどはお客さんにサービスしています。

サービスすると言ってもタダであげますから自由に使ってくださいというのではなく、当店が提案した対策に合わせて(相乗効果が見込めるように)使ってもらうため、初めから説明書に書き込んだり補足説明をしています。

補足説明ではアレンジの方法を説明したりしています。
実際に当店で作ったもの(サンプル)も一緒に差し上げるので分かりやすいです。

当店が出す対策案と作業説明書がどういうものなのか詳しく知りたい方は下記のリンクから記事をごらんください。


このような形でゴミを減らしお客さんに使ってもらうことで、当店にもプラスになっています。

もし上記のような努力はせずにアバウトにだったら、製品価格が上がってしまうのは理解できると思います。

現在の当店製品価格は性能の点から見ればかなり安いです。

本来はもう少し価格を上げてもいいと思っていますが、コロちゃんとドンパチなどで物価高騰となってしまったので最低限に留めています。
他社の商品価格と比べる人もいると思いますが、当店の製品と比べられても困ります。
それくらい性能と効果に違いがあるので価格が高いと思っても実際はその逆で、安くて費用対効果が高いんですよ。
防音(設計や施工)に詳しい人ならすぐに分かることです。
一般の人には伝わりにくいところが辛いところです…..

●そんな面があるのでここで少しヒントを
他社と比べるなら下記の事を含めて比較してみてください。

・あらゆる住宅で防音リフォーム工事をやってきた職人が、防音工事の現場で1日稼働した場合の給料(日当)がどれくらいなるか。(普通の住宅リフォームができる上に防音に特化した施工技術も持っている)

・製品価格からその日当を引いたらいくら残るのか。(材料費や消耗品の代金などがきちんと残るのか)
※材料が全部揃っていても防音パネルは1日では完成しません。

・防音パネルを作る(販売する)ためには『設計』『試作』『実験(テスト)』があり、対策を行うお客さんには個別に対策案と施工説明書の作成していますが、製品価格から日当と材料費を引いた後にこれらの代金が残るのか。
※対策案の説明や施工(作業)説明書の作成は初心者に理解できるようにするため確実に1日以上かかります。

上記の3点だけでも真剣に調べてもらえれば、当店の商品価値が見えると思います。

原価の低い素材で効果も低く、利益が山ほど乗っている商品は多いです。
安いと思うものはほとんどが出来合いの商品で、種類の違う防音材と組み合わさっている商品も市販品をただくっ付けているだけです。
技術も効果も低く、それに比例して元々の素材の価値も低く、流通の過程で問屋や販売業者の利益が乗っているだけのものが多いです。
なので必然的に費用対効果は低くなります。
送料無料なんて出来る世の中ではないので、そういう商品も素材元々の価値がその分下がることになります。

当店は出来合いの商品に利益だけを乗せてお客さんに提供していませんので、いろいろと調べて掘り下げていけば元々の価値の差はかなり大きいですよ。



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