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発表している防音効果

どの製品も効果の値はメーカー発表のグラフで掲載されているのが一般的です。

しかし一般の住宅と試験場の環境は違うので、グラフの性能通りの効果を出す事は難しく実際は下がることになります。

当店で発表している効果の値は気密性の低い古い木造住宅で出した結果です。
実際の壁などに設置しない場合は敢えて音の漏れる部分を作り住宅の環境に寄せる感じで計測して効果の値を出しています。
実験動画はそういう部分を踏まえて見てもらえると幸いです。

当店ではメーカー発表のグラフの効果を掲載してそれで良しとは考えていません。
現場施工の時代から失敗者をたくさん見てきているので、実際の効果に近い値を出すように努めています。

他所とはやっていることが異なるのでピンとくる人もいないと思いますが、実験の設定(環境など)を明かし、どこよりも正直に効果の値を出しています。

下の写真はある工事業者が防音施工した壁ですが、効果がないので私が工事をやり直しに行った時、解体作業をしている途中を撮ったものです。

ビニールで覆われたロックウール+建材メーカーの1.2ミリの遮音シート+石膏ボード

工事業者なのに一般の人がDIYしたような防音施工です。
現在でも存在するとは思いますが、昔はこんな工事をして高い工事費を取る業者もたくさんいました。

このような対策は手間がかかるだけで大きな効果は期待できません。
何が悪いのかは説明すると長くなってしまうのでここでは説明しませんが、このような施工の効果より当店の実験動画で出している効果のほうが間違いなく高いです。
当店のDIY対策は既存の壁の上から防音パネルを使っても、防音素材のみで対策しても、写真のような対策よりも効果はだいぶ高くできます。
石膏ボードを剥がして内部がら対策をする事が出来る人なら、素材のみで圧倒的な差が出る防音壁を作る説明ができます。

工事業者でもDIYの業者でもレベルの低いところはあるので、複数の業者に問い合わせをして対策内容を比較するといいと思います。
特にDIYでやる防音は、
知名度が高い=効果の高い防音ができる
ではないです。

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