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アスダル年代記をまだ見ていない方へ✉️

 「アスダル年代記」のシーズン2がついに放送開始されました。が、実はまだシーズン1を見ていない!という方が意外と多いのではないでしょうか?テーマがテーマだけに、なかなかとっつき難いイメージがある気がします。

 でも私は「アスダル年代記2」をそれはそれはもう心待ちにしていた1人です。渡韓した際にロケ地まで行こうと関係各所へ問い合わせしたほど。(結局開放されておらず行けなかった)ハマれば一気見不可避な「アスダル年代記」をこのタイミングで完走し、ぜひシーズン2を一緒にリアタイしませんか!というお誘いです、これは。

☑️ドラマの概要
☑️離脱しやすい1話の解説
☑️簡単なキャラ紹介
☑️ネタバレなしで魅力力説

しているのでぜひこれを読んだあとは一緒にアスダル連盟に入りましょう(^^)

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 「アスダル年代記」は韓国で初めて、"古代"をテーマにしたドラマなんだそうです。"古代"って設定からしてややこしそうだし難しそうだし…しかも視聴率もあまり良くないし(平均視聴率6.550%)…と実は私も最初は敬遠していたのですが、なんとなく義務感(なんの?)から少し嫌がる自分を押さえつけて(なんで?)視聴を開始しました。

 まずは「アスダル年代記」の簡単な概要を…。概要を読めば「放送局はケーブルテレビ(tvN)だし平均視聴率6.550%って良い方なのでは?」という気持ちがなくなると思います。(笑)

tvN公式サイト

タイトル:アスダル年代記
原題:아스달 연대기
話数:18話
放送期間:2019年6月〜9月
放送局:tvN
制作:スタジオドラゴン・KPJ
日本配信:Netflix
主演:チャンドンゴン/ソンジュンギ/キムオクビン/キムジウォン

 主演にならんだ名前を見るだけでびっくりなメンバーです。こんな主演級のメンバーが4人も揃ったら、それはそれはもう期待値が高くなってしまうのは仕方ありません。

 これに加えて、脚本家は「善徳女王」「根の深い木」「六龍が飛ぶ」などを手がけたキムヨンヒョク作家&パクサンヨン作家。それはそれはもう壮大で重みのあるストーリーを予想してしまうのも仕方ありません。

 が、ドラマ冒頭、いつの間にか私はスマホをいじっていました…これはもうドラマに全く集中できていない証拠でありハマってない証拠。

面白くないと思ったドラマもとりあえず4話までは見てみる、が信条なのですが、昨今はドラマレベルの向上に伴ってか1話から超ド級に心を掴まれるドラマが増えているため、ドラマに大して我儘になっている部分がある気がします。笑

 それでもこれはシーズン3まである超大作、登場人物も多いし最初は訳が分からないのもやむを得ません。スマホをいじりつつも横目に視聴を続けました。

とりあえず理解できたことは、

サラムvsネアンタル

という構図。

サラム
ホモサピエンスがモデル。私たちみたいな人間

ネアンタル
ネアンデルタール人がモデル。人類の絶滅種。独自の言語がある。

ネアンデルタール人がモデルであるネアンタルは、屈強な肉体を持っていて巨大動物ですら狩ることもできます。人間なんて多数対1でも余裕でぶっ倒すことができます。

ネアンタルに対してホモサピエンスがモデルのサラムは肉体的に弱く、貧弱。

そんな屈強ネアンタル貧弱サラムが戦ったら…?

サラムが負けるに決まっています。ではサラムがどうしたのかというと、卑怯にも疫病テロを持ち込み全滅に追い込んだのでした…。

という感じで物語はスタートしていきます。1話、(スマホをいじっていたのもあって)何が起こっているのかよくわかりませんでしたが、要は上記の内容です。

また、ネアンタルとサラムの混血をドラマでは"イグドゥ"と呼んでいます。混血ということは、両親のどちらかがネアンタルでどちらかがサラムということ。
そしてソンジュンギさん演じる役がこの混血"イグドゥ"なのです。

イグドゥのウンソム

イグドゥのウンソム役であるソンジュンギさん。

余談ですが、私たちのようなホモサピエンスにも、ネアンデルタール人のDNAが残っている地域もあるんだとか…。つまりは本当にホモサピエンスとネアンデルタール人は交雑していたことになりますよね。興味深い!

日本人はというと、約30%の割合でネアンデルタール人の一部遺伝情報が引き継がれているとか…。30%の割合って結構高くないですか?もしかしたら私はイグドゥなのかもしれません。

主演は先ほど名前を挙げた4人なのですが、個人的に主演はソンジュンギさんとキムジウォンさんな気がしています。

ウンソム&タニャ

なぜかというと、チャンドンゴンさんとキムオクビンさんの役はどうも悪役な感じがしてしまうのです。

ソンジュンギ&キムジウォン
      対
チャンドンゴン&キムオクビン
という構図が出来上がり、物語は進んでいきます。

チャンドンゴンチームに関するワードとしては、「権力」「国」「王」「恐怖で支配」「奴隷を連れてくる」…これだけですでに悪役臭がすごいです。

一方でソンジュンギチームのワードは「氏族の繋がり」「幼馴染」「助けあう」…ほんわかワードばかりなのです。

では、今さらですがここでより具体的なあらすじを書いてみたいと思います。が、あらすじに入る前に一人だけ人物を覚えてください。この人物をおさえてさえおけば、あらすじはすんなり頭に入ってくるはずです。

アサホン

彼女の名前は「アサホン」
ホモサピエンスであるサラム側の人物です。
が、ネアンタルの言葉も使うことができるため、交渉の場では通訳をしていました。

それではあらすじへ✍️↓

舞台は、国も王も存在しない「アス」と呼ばれる古代の大地。

「アス」にはサラムとネアンタルが住んでいた。

ネアンタルが怖かったサラムは同盟を申し込むも、断られたので疫病テロでネアンタルを追い込む。

まさか自分が疫病テロを持たされてるとは知らず、ネアンタルの元へ贈り物を届けに行ったアサホン。自分が何をさせられたのか知ったアサホンは怒り、そのまま生き残りのネアンタルと暮らすように。結果、双子を出産。その双子の名前がウンソムとサヤ。

しかし、サラムによる残りのネアンタル狩りが始まる。双子のサヤはサラムに連れ去られ、父親のネアンタルは死亡。アサホンはウンソムを守るためにある地を目指す。

10年かけてその地についたものの、アサホンはそこで死亡、ウンソムはその地で暮らしていたワハン族と暮らすようになる。

数年後、ワハン族が見たこともないような武器を持った部隊がやってきてワハン族に襲いかかる。奴隷として連れて行かれたワハン族。残ったウンソムは、ワハン族を救い出すためにアスダルへと向かう…!

あらすじ

あらすじなのにめっちゃ長い。

でもこれ、色々なところでドラマのあらすじって紹介されていると思うんですけど、こんな長いの書けないじゃないですか。だからなのか、

太古の地アスダルにおける英雄たちの伝説的な話。

wikipedia

みたいに超短く書かれていることが多いんです。これじゃあ話はわからないじゃないですか(泣)

てことでさらにあらすじの補足。キャスト紹介です。
ソンジュンギさん演じるウンソムが一緒に暮らすようになったワハン族のタニャを演じているのが、キムジウォンさんです。

タニャ

可愛い…!アスダル年代記を見る前までは、この花髪飾りとチョークで描いた顔の模様は通常モードだと思っていたのですが、これはお祭りモードです。笑
お祭りというか儀式のようなイベントがあるときにこれをするだけで、通常モードはこっちです。

タニャ通常ver.

この、キムジウォンさん演じるタニャ。ワハン族の氏族長の娘であり、氏族の母を継ぐ者です。氏族の母は霊能力があるので、精霊の声が聞けて、精霊の舞を踊れて、夢を見ることができます。ですが後継者であるタニャはまだ一つもうまくできません。
突如やってきた部隊がワハン族を奴隷として連れ去る時、タニャも同じく連れ去られてしまいます。

そして、そんなワハン族を連れ去った部隊のリーダーをしている天才的な戦略家、タゴンを演じているのがチャンドンゴンさんです。彼が率いる部隊の名前は「デガン部隊

タゴン

渋いですね。長髪がこんなにお似合いなの、すごいと思います。
そしてタゴンは、アスダルの連盟長の息子でもあります。尚且つ、ネアンタルとの大戦争を勝利に導いた功績者で、英雄扱いされています。

ここまで聞くと主演っぽいですけど、ワハン族を連れ去り奴隷にしようとしていますからね。やっぱりどう頑張っても悪役に見えてしまうのです(泣)(個人の感想です)

そしてそして、アスダルの連盟に属しているヘ族の族部長の娘テアラを演じているのがキムオクビンさん。

テアラ

キムオクビンさんは、今年Netflixで配信された「その恋、断固お断りします」で主演をされていた方です。役のギャップがすごい!めちゃくちゃ美しい!

ヘ族は肉体的な戦いよりも文明が発達していて、科学者たちが多くいます。そんな中、テアラの関心は科学ではなく何よりも"権力"にありました。

テアラとタゴンは恋愛関係にあります。

そして、小さい頃にサラムによって連れ去られてしまった双子の片割れ、サヤ

サヤ

双子のウンソムとサヤは、ソンジュンギさんが一人二役を演じているのですが、顔こそ同じなものの、性格は正反対。
本当に同一人物とは思えないその演技力も必見です。

サヤはサラムに連れ去られた後、お城の一角のようなところでほぼ軟禁状態で過ごしてきました。そのため、肌は青白く、体も弱め。

対してウンソムは、小さい頃からワハン族で暮らしてきたため、活発な青年です。

ウンソム


主要人物はこの5人。
韓国では、これだけのトップスターたちが集結したのにも関わらずあまり視聴率が伸びなかったのですが…その理由として

・舞台は古代であるにも関わらず洋風のドレスを着ていたりと、時代考証がなっておらず小物が世界観の邪魔をした。
・そのような小物が出てくる中で鉄剣について真剣に研究するチグハグ感。
・某ゲームに似ている
・莫大な製作費をかけたのにも関わらず、ほとんどが会話のシーンと夜のシーンだったためそれが伝わらなかった

などなど。ドラマへの没入度を考えると結構致命的な指摘をくらっているようです…(ただこれは完全にコピペなのでどの程度の人がこれに賛同しているかは謎)

が、私的にはこれらを超越する面白さと胸が熱くなる展開が多かったので見ないのはもったいない!!と声を大にしていいたい!
(もちろん個人のドラマの好き嫌いはあるけれど!)

私がこんなにもアスダル年代記にハマった理由は以下
→タニャとウンソムのお互いを思う心が素敵

ウンソムとタニャ

ドラマ早々、タニャを含むワハン族はデガン舞台に襲われ、奴隷として連れて行かれてしまうのですが…ウンソムは逃げ切るんですね。そこからウンソムはとにかくタニャ(とワハン族)を助けるためだけに大きな大きなアスダルに挑んでいくのです。

その一方で、タニャも待つだけではありません。「私がこの状況をどうにかする。ウンソム、待っていて。」と。

お互いに会えず、遠く離れてしまっているにも関わらず、とにかくお互いを思う一心だけで二人は状況打破を試みていくのです…。その努力の過程に胸があつくなるのです…!もうこれに尽きる。最終回に近づくにつれて拳を握らざるを得なくなります…!

ちなみにこのドラマ、日本人女優の唐田えりかさんも出演していることはご存知ですか?彼女の役もめちゃくちゃかっこよくて熱い役なんですよね…。韓国語を話す役ではないので言語も問題なし。

唐田えりかさん

まぁでもシーズン2は出ないのかな…どうなんでしょう…正直出てもおかしくない役なんですけどね…出てきたら嬉しい役だけど難しいのかな…

そして、シーズン2ではソンジュンギさんの役がイジュンギさんに。キムジウォンさんの役はシンセギョンさんに代わります。
(チャンドンゴンさんとキムオクビンさんは続投!)

ウンソムを演じるイジュンギさん
タニャを演じるシンセギョンさん

イジュンギさんもシンセギョンさんも大好きなので期待大!
もちろんソンジュンギさんとキムジウォンさんに続投してほしい気持ちはもちろんあるのですが…(終わり方的にもね…)でもそんな気持ちを凌駕してくれることでしょう…✨

と、いうことで。
アスダル年代記の良さが少しは伝わったのでしょうか…
かくいう私もシーズン2はまだ1話しか見れていないのですが…
このタイミングでアスダル年代記1をぜひぜひ完走してみてください🥺





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