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The Chats (31/3/2022)

3月最後のライブはThe Chats !!!
LondonのBrixtonという場所で2daysライブしてました。自分が行ったのは2日目。


The Chatsは、もうtheオージーバンドというかんじのパンクバンド。めっちゃクールでかっこいいというより、ちょっと泥臭さがあり、荒さがあって中毒性のある、もうそれこそオーストラリアのバンドですって全面に溢れ出ちゃってるのよね。
Breakfastをブレッキーって言っちゃうような、Todayをトゥダーイと言っちゃうような、特有の雰囲気を持ってます。(一個人の意見であり、悪口ではなく、褒めております。)

オーストラリアのバンド、特にパンク系のバンドって、ほんと独特な雰囲気があって、ロン毛が多くて、サーフィンしてそうで、「あっ、たぶんオーストラリア出身のバンドだ!」って、なんとなく分かるのよね。良い意味で。


The Chatsは、オーストラリアにいるときから好きで、一度メルボルンのフェスで観ました。

The Chatsといったら最初に思い浮かぶのは、なんと言っても" Smoko"という曲。
Smokoは、オーストラリアとニュージーランドでだけ使われている独自の言葉。スラングのような。
Smokoとは、Smoking & Coffeeの略(たぶん)で、要は「小休憩」のこと。
特に工場や倉庫、工事現場などで仕事をすると、午前中の間に10~20分くらいの短い休憩時間があってこの休憩をSmokoと呼ぶ。みんなコーヒーやお茶を飲んで、スナックを食べたり、タバコを吸ったりする。
この休憩はランチ休憩とはまた別。
朝早くから働いてると、10時くらいかな?にSmokoがある。
実際、私もりんご🍎のパッキング工場で働いてるときに、Smokoがあって、毎回りんごをスナック代わりに食べてたなあ。。The Chats好きな友だちとSmoko聴いたりもした。
歌詞の中に、何度も出てくる
「I'm on smoko, so leave me alone」(訳:わたしは、今スモコ中だから、ひとりにして!!)
をSmoko中に歌ったり。笑
MVもとてもおもしろくて、なんか共感もできたから、よく見てたな。

イギリスのアーティストYungbludがSmokoカバーしたときには違和感しかなかった笑 イギリスにはSmoko無いじゃん、えっ、むしろSmoko知ってるのかな?って気になったのを覚えてる。

まあ、余談はこの辺にして、( The Chatsのライブについてっていうよりオーストラリアのカルチャーについてになってる笑)

今回は、Electric Brixtonという会場。
少し前までは、Brixtonって結構治安が悪かったみたいなんだけど、最近は改善されてきてるよう。
うーん、やっぱ移民の少し貧しいひとたちが多く住んでる印象。でも、ローカルな商店街のようなところや、おもしろいお店もあって、たまに行くのは楽しいなと思う。

偶然が重なって、少し前に仲良くなった同い年の日本人の子が、職場の同僚からThe Chatsを教えてもらって、めちゃくちゃハマってくれて、一緒にチケットとって、一緒にライブ観られた。
普段、ひとりでライブ行くことが多いから、友だちが一緒ってとても嬉しかったな!

この友だちは、後にフランスにもChatsを観に行ってて、ハマり具合に驚いた笑

少し早めにライブ会場に着いて、まだお客さんはまばらだった。1階のフロアと、2階にもスタンディングのスペースがあって、とっても見やすい2階のど真ん中一番前の柵のポジションゲット。
後から考えたら、2階にいて正解だったな、笑
フロアはものすごいモッシュの波にのまれてたから。笑

会場に着いたときのfloorはまだガラガラ


この日は、2組のサポートアクトがいたから、
The Chatsの出番は、まさかの夜10時、、笑
今までで、1番遅い気がする。笑

この日のタイムテーブル

最初のバンドは、Dennis Cometti。
このバンドは、雰囲気も曲調もThe Chatsに似ているかんじ。3ピースで、服もみんなで合わせてて、良かった。

そして、2バンド目は、Chubby And the Gang。
ロン毛のボーカルががに股で、めちゃくちゃシャウトしてて、、ゴリラ感満載だった。
うーん、自分の好みではなかったな。。
ちょっいとボーカルの出しゃばり感が気になった。。(個人の意見です。)

そしてそして、3時間近く待って(もちろんゲストアクトのライブありでそこまで待ったという感じではない)、

The Chats

待ってましたよーー!
最初からブチかましてくれました。ノンストップでかっこいい!!!
最初の曲からフロアは、もみくちゃの洪水状態、笑 上から冷静に見てると面白かった。
何が飛んでるの?靴👞?ってくらいいろいろなものが飛んでた。笑
いやー、でもその気持ちもすごく分かるよ。無性に暴れたくなるようなかっこ良すぎるシャウトとギターサウンドなんですよ。
圧倒されまくり。

ベースボーカルのEamonくん⁉︎が、いつも独特の髪型で、なんていうヘアスタイルなんだろ、それがとっても似合ってるんだよねー。
ロンドン公演のときは、結構短めの髪型だったな。
友だちがフランス公演で話しかけたら、めっちゃ好青年だったらしく、曲とのギャップにもっと好きになるという現象が起きました。笑

お待ちかねのSmokoは、ちょうどセトリの中間くらいでやってくれました。何度聴いても良いな!!

アンコールは、Chubby And the Gangのメンバーも出ててきて、一緒に一曲演奏してました。
またもや、Chubbyのゴリラボーカルが出しゃばっていて、友だちと2人で「こっちはThe Chatsの歌声が聞きたいんだよおお😤」と嘆いていたのは内緒、。笑

22時から始まって、まさかの50分くらいでライブ終わっちゃって、もう一瞬だった。
もっともーっと聴きたかったー。まあ、一曲が短いからね、曲数的には結構やってるから、仕方ないかもだけど。

帰りにお揃いでThe ChatsのTシャツ買ってしまった!いつもグッズかわいいんだよねーー!
やっぱ友だちとライブに行くのも良いなあと実感した日でした。

P.S. ライブとは関係ないけど、The
Chatsのレコード宣伝動画が、訳わからなくておもしろくて好きなので、よろしければご覧ください。

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