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国立大学医学部医学科に塾なしで現役合格する方法。 ③国語 

はじめに

こんばんは、一昨医です。
今日も投稿読んでいただいてありがとうございます。
新年度になってからバタバタしていて、久しぶりの投稿になってしまいました。

今日はシリーズ物の勉強法、国語編です。
理系の大学受験でなぜ国語?と思われる方いらっしゃると思います。
英語編(塾なし・現役国立医学部 英語の勉強法 基本編←まずこれ!!|一昨医(ototoi)/医大生の勉強法と考え方と時々備忘録|note)でも少し触れましたが、すべての科目において、国語が得意だったことが大きなアドバンテージになりました。
理系だからこそ、むしろ国語を大事にするべきだと個人的には思います。
もちろん、文系の方も。今回に関してはお役立ていただけると思います。
では、早速やっていきましょう。

なぜ国語が大事か?

一言で言いましょう。
どの教科も教科書は日本語で書かれているからです。
当たり前のことですが…

少なくとも高校までに学習する内容、大学受験で求められる事柄は、学校の授業等で体系的に学んでいるはずです。
大学受験で効率よく点数を取って受かろうと思ったら、鬼のような暗記よりも、体系的に学び、自分である程度論理的に考えられる方が結果近道だと思います。(もちろん基本的事項は覚えないと厳しいですが…)
これについてはいつか書きますね。

つまりは体系的・論理的に考えないといけないのですが、その時に自分たちの脳で使っているのは間違いなく日本語じゃないですか。(大部分の方は)
だから日本語の能力を上げること、これがすべての科目の学習・習熟度に直結すると思ってます。
ひいては、将来プレゼンするときに言語や論理が破綻していたら、相手にしてもらえません。それってもったいないですよね。すごい成果を出しても、認めてもらえなければやってないのと同じです、悲しいことに。
国語ができないから理系とか、理系だから国語は捨てるというのはもったいないと思います。
理系だからこそ、国語やれと僕は声を大にして伝えたいです。

理系の国語の着地点

理想は、2次力まで含めて、東大に合格するレベルだと思います。
現実的には、共通テストで他科目と遜色ない割合(8-9割)取れればベストでしょう。ただそのためには2次力までつけておかないと、模試や本番の試験の点数に安定感は出てこないです。
僕の場合は、高校の模試(S台・K合など)だと筆記もマークも、どの教科よりも出来が良かったです。
本番のセンター試験では1問ミス。英語とともに僕を救ってくれました。

では、そのレベルに達したいというあなた。
実際に何をしていくかを一緒に見ていきましょう。

現代文のアプローチ

色々あるにはあるのですが…
学校の課題を欠かさずやる、本や新聞に親しむ。

これからまず始めると良いと思います。
え?それだけ?と拍子抜けしたかもしれません。
ここまで色々語っていますが、理系の主要科目ではないのでかける時間は最低限にしたいです。というかこれができてないと上積みは厳しいと思います。

本は小学生の頃は年間100冊は読んでました。
新聞はスポーツ欄と漫画からスタートでしたが、そのうち社説まで全般的に読むようになりました。

本を読み始めたきっかけなんて、小学校低学年の時に好きだった女の子の真似をしただけなんで、そんな不純なものでいいと思います。(笑)
肩肘張って始めたことなんて、意外と習慣化しないもんじゃないかなと経験的には思うので。
スモールステップでまずは始めてみてください。
段々慣れてくると、学校の授業も、退屈そうな新聞も示唆に富んでいて面白いと気付けるようになると思います。
社会や科学の勉強も進んでくるとより面白くなると思います。


古文・漢文のアプローチ

僕の認識では、2つとも「取っ掛かりやすい外国語」になりました。最終的には。
日本語だと思うと難しいんですよね、この2つ。
英語の勉強と同じだと思うと、「あれ、漢字で意味が分かるぞ」とか、少しはとっつきやすくなるはずです。

  1. 単語や文法など基礎の基礎は叩き込む

  2. 授業で触れる文章を一つ一つ大切にする(自分で説明できるレベルまでやりこむ)

  3. あとは数をこなしていく

これが相変わらず大事になってきます。
古文漢文は基礎を覚えこむのが大変なので、行き帰りの時間を使ってやっていました。
英単語しんどい!というタイミングは必ずあるので、そういう日にながら見程度でとにかく接触する機会を増やしていました。
あとは、親の前でテスト勉強をしている振りしながら、ただ便覧を読んでいたり。(笑)
これも現代文と同じなんですが、とにかくスモールステップで始めることやと思います。

Take Home Message

  • 心理的ハードルを下げて、とにかく触れる時間を作る

  • 基礎は自分の方法で、できるまでやりこむしかない

  • 国語をやれば全教科伸びる

長くなってしまったのでとりあえずこのあたりで筆をおきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。



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