パプティマス_シロッコの愛__1_

パプティマス・シロッコの愛

Bloggerに作成した元の文章を転記&若干修正

こんな考察も面白いでしょ??(^ー^;

誰かZガンダムのパプティマス・シロッコの新しい物語作らないかなぁ。きっと彼はみずがめ座・AB型なんだよ。何だか、オレと同じ臭がするものw

ちょっと、彼を思考してみる。

「パプティマス・シロッコの愛」
木星にある意味「左遷」された彼は、誰も頼るものがおらず独自に木星へと旅立つ船団を率いていた。彼は彼なりにプライドが高く。連邦政府の内部腐敗にも敏感に感じていたのだろう。

連邦軍の人材不足から呼び戻された彼は、チャンス到来とばかりに行動を開始したのではないだろうか?
彼は自分を「天才」と言うシーンがあり、彼を誤解する発言ともなっているが、彼自信は本心で自分のことを「天才」や「次世代を担う人間」だとは思ってもいなかっただろう。
彼の本心はこの言葉が表している。
「私は次の時代を動かすのは女性だと思っている。」
男である自分は対象外なのだ。
パプティマス・シロッコには、男は女に劣る生き物という確固たる指針があったのだろう。その劣る生き物に自分も含まれている。
そのために、彼は女性が世に出る道標を作ろうとし、男権力の邪魔者を、どうにかしたかったのではないだろうか?
彼が歴史の立会人と自らを呼ぶのはその理由からであって、
クワトロ・バジーナに「お前はまだ自分の手に権力を欲している」と発言したのも、男権力の邪魔者の一人という認識からでたものだったに違いない。
連邦の腐敗を潰す事が、彼本来の目的だったのではないだろうか?
「重力に魂を引かれた人々の解放」というエゥーゴの理念と同じものを掲げているのは、目的がエゥーゴと同じだからに他ならない。ただ、彼はそれほど世渡り上手ではなかった。彼を慕う人々を導こうとするだけで精一杯だったに違いない。
ティターンズはその腐敗の根源であり、手に入れるか抹消させるかどちらかの選択を待っていたのだろう。

ハマーンとの会談時に起きた混乱に乗じたジャミトフ・ハイマンの暗殺は待ち望んだタイミングだっただろうと考えられる。そう、他にジャミトフ・ハイマンを暗殺する人間が居なかったから、自ら手を下したそれだけのことなのだろう。
「この戦いが終わった後は恒星間旅行にでも行く」といっているように権力には興味が無い彼がなぜティターンズを手に入れたのかは、内部崩壊させ浄化させる意図があったればこそなのだろう。

結局、彼は最期まで誤解され殺される。
どのような誤解か?

カミーユ:「あなたはいつも傍観者で、人を弄ぶだけの人ではないですか!」
パプティマス・シロッコは、傍観者足り得るよう務めていた。人との関わりを多く結びつけようなどとは一握りも考えていないし操ろうなどということも考えていないだろう。男権力が嫌いな彼は権力で組織を統制していたわけではないのだ。彼の思想に賛同したものだけが、彼のもとに集まっていたと考えたほうが正しいだろう。

レコア・ロンドが寝返ったのは、女をあやつり人形にしている男権力の場所からの逃走だ。
女性優遇を掲げているパプティマス・シロッコの配下を選んだのは、彼が女性を道具として扱わない人であることが分かっていたからだ。

シロッコ:「私にはそういう資格がある!」
カミーユ:「その傲慢さは人を家畜にする!人を道具にして!」
シロッコ:「ほざくか!小僧ォ!」
カミーユ:「それは人が人に!一番やってはいけない事なんだよォ!」

傍観者として、かつ行動者として矛盾した立場でありながら組織をまとめあげた者への誤解は非常に大きい。彼は内部崩壊したティターンズには未練がなかっただろう。

彼を殺めたカミーユは、彼の思想を全身に受け止めたに違いない。
カミーユの最後の結末がどれだけ重たいものだったのか改めて考えさせることが出来たのではないだろうか?

カミーユが全身全霊で受け止めたパプティマス・シロッコの思想は、自分を孤独に追いやった連邦政府の腐敗と男権力社会の傲慢さとその孤独を優しく支える女性の存在だったに違いない。そして、カミーユ自信、女性に助けられた自分自身の男としての弱さを強烈に感じ取ったはずだ。

カミーユのその後:パプティマス・シロッコの思想を全身全霊で浴びた彼は、軍や政府から遠ざかり、パプティマス・シロッコの思想を実現するためのNGO的な女性社会運動にその生涯を費やしたのではないだろうか?
カミーユもまたAB型なのだから
自分の名前が女性っぽいと馬鹿にされてきたトラウマは、払拭されたに違いない。

ガンダムUCでの傍観者というとビスト財団の創始者、サイアム・ビストだろう。また、男社会への復讐という名目で行動していた人物がアルベルト・ビストとマーサ・ビスト・カーバインということになっている。
パプティマス・シロッコは他人の人生に関わることを拒み、孤独でいることに固執していた。自分を歴史の立会人として。シロッコがラプラスの箱を手に入れていたらサイアム・ビストのような使い方を選んだだろうか?または、シャアのようにニュータイプが世にでる道標となろうとしただろうか?シロッコのニュータイプ能力は非常に高かったのではないかと想像する。意外とシャアと似たもの同士だったのではないだろうか?

今後、パプティマス・シロッコのクローンは登場しないのかな?(笑)

精神病質(サイコパス)からみたパプティマス・シロッコという男。彼は非犯罪的サイコパスないし“成功した”サイコパスの一人であったのだろう。しかし、反社会的行動は多くの人からは受け入れられず、異常犯罪者のレッテルが貼られてしまったのではないだろうか。

Wikipediaより抜粋

エミール・クレペリン[4]によるとサイコパスのひとつに「空想虚言者」という類型がある。
【想像力が異常に旺盛で、空想を現実よりも優先する】
一見才能があり博学で、地理・歴史・技術・医学など、何くれとなく通じていて話題が豊富であるが、よく調べるとその知識は他人の話からの寄せ集めである。
【弁舌が淀みなく、当意即妙の応答がうまい】
好んで難解な外来語や人を驚かす言説をなす。
【人の心を操り、人気を集め、注目を浴びることに長けている】
自己中心の空想に陶酔して、他人の批判を許さない。

空想と理想の違いを説明することは非常に困難なことですね。


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