談____1_

TED。それは18禁のクマではない。有益な情報を入手し、多くの学びを与えてくれる場所だ。

https://www.ted.com/

何年ほど前だろう?

私はよくこのTEDに訪れて動画を見る。

翻訳はボランティアで賄われている。らしい。

ここでは大学で講習を受けるような内容の話が聞ける(ただし、私は大学になど通ったことがない)

勉強はお金を払って受けるものだと、思われがちだけれども、無料で学ぶ場所が今では多く存在しているように感じる。

その世界の一つに、このインターネットがある。

私は、ほぼ独学で社会の勉強をインターネットを通じて行ってきた。

義務教育受けてるでしょ。と考えるでしょう。

私はその大切な期間を「遊び」無駄に費やしていた少年でした。

勉強には興味がありませんでした。大学なんて行くだけ無駄だと思っていました。

勉強は欲しいと思った時に、自ら本を読み、調べて実践するものなのではないでしょうか?

最低限の勉学は小学校低学年で完了します。

その時期すらもまともに勉強しようとしなかった私には、世界を馬鹿の目で見るようになっています。

賢く生きようなんてこれっぽっちも考えたことがないほどです。

でも、こんな私でも言わせてください。

賢く生きた人こそ、人生を楽しめるのです。


馬鹿の目にはあらゆる事が疑問だらけです。誰かに常識とはこういう答えを出すものだと教えられていても、その殆どを忘れている私には、常識的な回答は持ち合わせていません。


どうして、その答えになるのだろう?

私は後から、この世界に対して興味を持ち始めたのです。

世界の常識の歪さに、どうしてそういう答えを出したのだろうと気になります。

マイケル・サンデルの「JUSTICE」の講習は、私がテレビで見た疑問の一つです。

【特別授業】サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』を読み解く | 道徳の時間 | 岡田斗司夫 | cakes(ケイクス) http://buff.ly/2pk7guR


TEDは様々な問いと解を導くヒントを教えてくれました。私にとっての大学のような存在です。

マイケル・サンデル:失われた民主的議論の技術 https://www.ted.com/talks/michael_sandel_the_lost_art_of_democratic_debate?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread

引用:アリストテレスは指摘している 社会制度の目的や 活動のどのような性質が 賞賛と評価の対象となるのかについて 十分な議論がなされた後でなければ 正義についての議論を行うことはできない

遡ると、「ソフィーの世界」という本が流行った時期があります。

ヨースタイン・ゴルデル の 新装版 ソフィーの世界 (上) 哲学者からの不思議な手紙 ( ) を Amazon でチェック! http://amzn.to/2pgUaMY

読んだことがない人は一度は手にとって読んでみてもらいたい。私に哲学の世界を開いた本でもあります。

いや、どうしてこんな大事な「哲学」という学科を、子供の頃に受けれないのでしょう。

脳科学、心理学、行動経済学。こういう勉学をもっと小学校の時点で学んでも良いのではないでしょうか?


マイケル・サンデルがもう一つ興味深いTEDをアップしています。

なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか? https://www.ted.com/talks/michael_sandel_why_we_shouldn_t_trust_markets_with_our_civic_life?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread 

私達の経済活動は、資本主義社会です。市場によって金銭の良し悪し高い低いが決定されています。

その生活に、市民の生活を託すべきではないと言っているので興味深く話しを聞いてみました。

英語は分からないので、もちろん字幕ですね。翻訳者様ありがとうございます。

引用:市場では尊ばれない 道徳的で社会的な ― お金で買えないものが あるのでしょうか


皆さんは、今の社会が当たり前だと思いますか?

後を絶たない車の事故、電車へと飛び降り自殺を謀る人々がいること、借金に苦しむ人々がいること、テロによる銃撃で死傷者がでる国々

今もなお、解決していない福島原発事故

沢山の多くある問題を目の前に通り過ぎる日常のように感じている。

「意図的な無視」の危険性 https://www.ted.com/talks/margaret_heffernan_the_dangers_of_willful_blindness?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread 

引用:調査で明らかになったのは 恐怖や報復への恐れから 無視する人もいれば 目を向ける事は無駄で どうせ何も変わらないから 無視する人もいることです 例えばイラク戦争に抗議しても 何も変わらない やるだけ無駄 見ない方がいいと思うのです。
私が繰り返し耳にするのは 人々のこんな言葉です 「目を向ける人々は タレ込み屋で 奴らがどうなるか 誰だって知っている」 内部告発する人については 根深い誤解があります まず彼らは 「頭がおかしい」という誤解です 私が世界中を巡って ― 内部告発者と話して 気づいたのは 彼らが とても誠実で 保守的な人も多いことです 自分が所属する団体への 深い忠誠心を持っています 彼らが声をあげる理由 ― 目を逸らすまいとする理由は その団体を心から大切に思い 健全であってほしいと 願っているからです。
内部告発者について こんなことも言われます 「奴らの活動は無意味だ 奴らの身に何が起こったか 見るがいい 潰されてしまうんだ 誰だってそんな経験は したくないだろう」 一方 告発者達に話を聞くと 彼らの口調には 常にプライドがあります
今 私達は様々な 自由を享受しています 苦労の末 手にした自由です 例えば検閲を恐れず 書いたものを出版する自由 ― 以前 ここハンガリーに 来た時には存在しなかった自由です そして投票の自由 ― 特に女性にとっては 闘わなければ 得られませんでした いろいろな人種や文化背景 ― 性的志向をもつ人々が 望み通りに生きる自由・・・ でも自由は行使しなければ 存在しません

皆さんは自由を行使していますか?

明日のために、今日戦っていますか?

あなたが自由を得るには、あなたが今抱えている問題と向き合い、戦わなければ勝ち得ることは出来ません。

あなたが戦いに勝つには、あなたが置かれている環境の何たるかを学ばなければならないのでしょう。


人工知能が発展してくれば、仕事を奪われるという問題も最近では話題に上がっています。

「CEOの仕事もAIに奪われる」--アリババのJ・マー会長、人工知能の危険性を警告 http://buff.ly/2pkbX81


エリック・ブリニョルフソン: 成長のための鍵は何?機械との競争 https://www.ted.com/talks/erik_brynjolfsson_the_key_to_growth_race_em_with_em_the_machines?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread

引用:新しい機械の時代には 物質的な生産よりも 知識を作り出すことが重視されるからです 物質よりも精神 腕力よりも知力 物よりもアイデア 困ったことに伝統的な経済統計では扱えません なぜならどんどん無料のものが増えているからです ウィキペディア グーグル スカイプ そしてウェブに公開されれば このTEDトークも無料 無料で手に入るというのは良いことですよね ええ もちろんです でもそういうのは 経済学者はGDPに含めません 価格がゼロのものは GDP統計における重みもゼロです 統計によれば 音楽業界は10年前の半分の規模になっていますが 私は これまでになく多くの良い音楽を聴いています みなさんもそうでしょう? 私の研究による推定では GDP の総計金額は 毎年3000億ドル相当の ネット上で無料の物やサービスを見逃しています さて未来に目を向けましょう 極めて頭の切れる何人かの人が 成長は終わったのだと論じています しかし 将来の成長について理解するためには 成長を引っ張る原動力について 予測しなければなりません 私は楽観的です なぜなら新しい機械の時代の特徴が デジタル 指数関数的 組合せ だからです
(中略)
しかし 今ではコンピューターも 世界のチェス王者ではありません 人でもありません 人とコンピュータとが共に戦うことができる フリースタイルのトーナメントを カスパロフが開催したのです 優勝チームにはチェスの名人もいないし スーパーコンピュータもありませんでした 優勝チームにあったのは優れたチームワークで 人とコンピューターが組んだときに どんなコンピュータにも 単独のどんな選手にも勝つことを示しました 機械と共に競争することは 機械と競争することに勝ります 技術に 未来の全てを委ねることはできません 人が未来を形づくるのです



 「未来の仕事は、どうなって行くだろうか?」 https://www.ted.com/talks/andrew_mcafee_what_will_future_jobs_look_like?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread 

引用:ここ1~2年でロボットが 全ての仕事を奪ってしまうことは― ないでしょうから 経済学入門にでてくる 古典的な戦略は十分効果があるでしょう 例えば 起業を促進し リスクがあっても インフラ投資を倍増させ 教育システムによって 適切なスキルを習得した人々を 輩出できるようにする などの戦略です しかし 長期的観点では もし 技術を重視し 肉体労働を重視しない経済に 移って行くのなら また実際に 移っても行くので もっと抜本的な 介入を考えるべきです 例えば 最低限所得保障制度 などのようなものです これを聞いて この会場には 不快感を覚えた人がいることでしょう この考えは 極めて左派的なものを伴い 富の再分配をかなり過激に行う政策を 意味するからです 少しこの考えを調査しました 結果を知れば不快感を 和らげられるかもしれません 社会主義者が熱く論ずる 最低限所得保障制度の考えは フリードリヒ・ハイエクや リチャード・ニクソンや ミルトン・フリードマンも 推奨したことがある考えだったのです もし 所得保障のようなものがあると 成功を勝ち取ろうとする意欲を 削いでしまったり 現状に満足してしまうことが懸念されるなら こんな話もあります アメリカ人が誇りに思っていることの― ひとつでもある社会的流動性が 手厚い社会的な セーフティネットのある― 北欧諸国よりも 低いことも注目に値しますよね 経済上の戦略は 驚くほど単純明快な一方で 社会上の戦略の方が もっともっと難しいということです 私には ビルが 就職できて 一生涯 働けるようにする戦略が どんなものかは分かりませんが 教育が戦略の 大きな要なのは分かります 私自身が 直接体験したからです 学校生活の最初の数年間 私はモンテッソーリ教育を受けました 私がこの教育から学んだのは 世界は面白いところで 私がやるべきことは 世界を探検することでした

技術革新は人類の問題を解決できるでしょうか? https://www.ted.com/talks/jason_pontin_can_technology_solve_our_big_problems?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread 

引用:やっとこの10年で 効果的で具体的な治療法が 現実となって来ました 難しい問題は手強いです テクノロジーで大きな問題を 解決出来ないのではありません きちんと解決するには 4つの要素が必要です 政治のリーダーと 一般市民が 解決に向けて 問題に取り組み 各機関はそれを支持すること 実際 技術的な問題 であるかを見極め それを理解する事も必要です アポロ計画が 人類の課題を解決する 技術の力の象徴だと 思われていたのは これらの要素を 満たしていたからなのです でも将来 これと同じことはできません 今は1961年とは違い 冷戦のような 人々を奮い立たせる競争もなく ケネディ大統領のように 危険や困難に立ち向かう人を 英雄扱いしたり 太陽系探検のような 人々の心を掴む SF神話もありません それに 何よりも 月に行く事は 簡単だったのです たったの3日で 行けたのです それにより 何か大きな課題が 解決したわけではないのです そんな現代に生きる 我々にとって 未来の課題は更に 高く立ちはだかります チャレンジは次々と やってきます

なぜ、私たちはロボットに頼ることになるのか https://www.ted.com/talks/rodney_brooks_why_we_will_rely_on_robots?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread

引用:労働人口の割合は 劇的に下がり 定年した人たちの割合は 本当に急速に上がります ベビーブーム世代が定年を迎えるからです つまり 社会保障にあてるお金が減る一方 より多くの人が社会保障を必要とするわけです でも それ以上に 年を取れば 力も弱くなって かつては できていた作業も できなくなります 介護士の年齢についての統計を見ると 介護士たちの年齢層も どんどん上がって行くのが分かります 今まさに 統計的に起こっていることです 定年退職を迎えた人たちが さらに年を取り 増えていく一方で 世話をする人たちは減っていきます 私たちは ロボットの助けが 本当に必要になります ロボットを 付き添ってくれる仲間とは 考えていません ロボットは 私たちが年を取ってするのが 難しくなったことをしてくれるもの 車から食料品を出して 階段を上り 台所へ運ぶようなことです もっと年を取れば 人に会いに 車を運転することもです ロボット工学があれば 年を取っても 尊厳を維持できるかもしれない ロボットによる解決策を コントロールしさえすれば良いのです 頼れる人は減る一方ですが 人に頼る必要はありません 私はこう信じています 私たちは 日々の生活でバクスターのようなロボットと より多くの時間を過ごし 行動を共にするようになる そして― ほら バクスター よくやったね そして今後40年の間に 私たちは ロボットに頼るようになるでしょう 毎日の生活の一部として


ジェームズ・B・グラットフェルダー 「世界をコントロールしているのは誰か?」 https://www.ted.com/talks/james_b_glattfelder_who_controls_the_world?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread

引用:私はまだ重要な課題が 残されていると思います 金融 経済 政治 社会に 関する考え方には しばしば個人的なイデオロギーが まとわりついています だから複雑性の視点が 共通の基盤を与えることを 期待しているのです 対立するアイデアが 行き詰まりを生み グローバル化する世界の 重荷になっています その解消に手を貸せたら 素晴らしいと思います 現実は とても複雑です 一つの教義に縛られてはいけません ただ これも個人的な イデオロギーなのですが


私達の未来に人はどれだけいるのでしょうか?

最新のTEDからでは、
バチカンより「私は このイベントのテーマがとても好きです “The Future You” (未来のあなた) 」

(未来のあなた)へ向けたメッセージが届きました。

Pope Francis: 築くべき未来はすべての人を含んでこそ価値がある #TED2017 https://www.ted.com/talks/pope_francis_why_the_only_future_worth_building_includes_everyone?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=tedspread 

引用: 希望の糧であるところの光が ほんの少し閃くだけで 暗闇の盾を打ち砕くのに 十分だからです 希望を存続させるには 一人いれば十分であり その一人になるのは あなたかもしれません そこから 別の「あなた」や また別の「あなた」が加わって 「私たち」になるでしょう では希望は 「私たち」になると 始まるでしょうか? 違います 希望は「あなた」ひとりから 始まります 「私たち」になったときに 始まるのは改革です
(中略)
人類の未来は 政治家や 優れた指導者や 大企業の手にのみ 委ねられているのではありません 確かに彼らは 大きな責任を負っています でも 未来は何よりも 他者を相手として認識し 自分を全体の一員として認識する そういう人たちの手に かかっているのです 私たちは皆 互いを必要としています だから どうか私のことも 優しさをもって考えてください そうすれば 私は 他者のため ありとあらゆる人のため 皆さんのために 与えられた責務を 全うできるでしょう


こんな場所からTEDの皆様へ

いつも素敵なコンテンツをありがとう♪


インターネットは、こうして私にいろいろな学びの場所を提供してくれます。

探せばまだまだ出てくるでしょう。沢山の知識や知恵は無駄にはなりません。

どんどん有益なコンテンツをインターネット上に保管してもらいたいものですね。

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