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「ここにある日々」

毎週月曜、エッセイだったり日記のようなときもある自由なマガジン。 日々のこと、制作のこと、私が考えてること、感じてること全て。
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2024年3月の記事一覧

ふらふらにて「3/18-3/24」

個展終了 色々考えること、課題がたくさん。 わりと女性が来てくれたこと、嬉しかった。 被写体さんとランチ。 被写体になる方はもがき中であることが多い。 自分に、過去に、これからに。 私は被写体さんを撮ることの継続が、なかなか難しい。写真の販売が出来ないからだ。 写真の行方を考えている。 ここ最近は、写真の行方にも悩んでいる。

いっぱいいっぱいにて:2024/311-3/17

しばらく制作でいっぱいいっぱいになるから、私は長めの文が難しいかもしれない。 次回個展の打ち合わせをし、なかなか大変な作業であることが分かってきた。私は計画的な絵を描くことに慣れていない。しかし今回は計画的なところが必要。 カラスを私は黒だけで描いた。それを見たギャラリーは混色してとのこと。 まあ確かに殺風景か。 潔さが好きなんだけれど、どうせ私の潔さはまたウケが悪いだろう。とにかく実験である。

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路上写真にて:2024/3/4-10

最近はカメラを家に忘れる。 原因はきっと、カメラを肩掛けにしたから。 あれ、コートの季節は邪魔なんだよなあ。 カメラを持つ皆さんはどうしてますか? 個展会場で在廊していると、カメラを持っている男性がちらほら。首から下げていたり、肩がけにしていたりと、皆さんちゃんと持ち歩いている様子。それも私のカメラよりでっかくて重たいものばかりを目にする。よく疲れないなあと不思議に思う。どうしたって身体の構造も耐久力も違うのだから仕方がないのだけれど、こんなことにさえ悔しいなあと思う。

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DEMOと千人針

千人針のことを教科書で知った、その時のインパクトが私の中に強く残っている。 針を刺し玉留めを作る女性たち、生きて帰りたいとお守りにした男性たち。性別により立場の違うもの同士が互いを愛している。この針ひとつひとつに、愛と願いと無力さも感じて、様々な叫び声が聞こえてきそうで、直視することが苦しくなる。 針仕事という女性性や愛情の表現、母性や母親の記憶。服を手作りしていた時代、着物の文化があったからこそのデザインにも、なんだか惹かれるものがあった。 私は作品のために縫い物をよくす

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