【大月書店通信】第168号(2023/1/27)
国連の核兵器禁止条約が発効して1月22日で2年。すでに92か国が署名し、批准に後ろ向きな日本政府の姿勢が問われています。
この2年のあいだにロシアのウクライナ侵攻があり、日本でも敵基地攻撃能力など軍事的緊張を高める流れが強まっていますが、別の道もあることを絵本『核兵器をなくすと世界が決めた日』は伝えています。
核兵器禁止条約は、広島・長崎や世界中の核汚染地のヒバクシャの声をグローバルな平和運動が受けとめ、北欧やコスタリカといった小国を中心とした外交努力の結果、国連で採択さ