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5月31日(2017年)意地とプライドを懸けたアジアの舞台

120+αで勝てばいい。
済州から帰途につく頃は切り替えていた。
勝つ、絶対に勝つ。
空席の目立つスタジアム。とうとう2万人を切ってしまった。ところが、自分の回りには次々と仲間が集まってくる。変わった人たちだなと馬鹿にしていたけれど、実はとても嬉しかった。馬鹿な仲間といつも一緒にいる。「浦和」という共通語のもとに集まる場所がある。みんなでアジアを獲りたい。試合前の気合は半端なかった。
決して強くないはず。
2点差は簡単な点差ではない。
焦らず逸らず1点ずつ返せばいい。
スタンドから出来ることを全て出し切ろう。
相手を煽ることも厭わなかった。
スタジアムがひとつになる。
久しくなかった感覚だった。
次に進んだのは浦和。
醜態を晒す相手選手たち。
これが本性だと知っていても気持ち悪い奴らだ。

ホームもアウェイもこれくらいしかいなかった

試合後は南広場で祝杯。
浦和に場所を移して2次会、3次会。
翌日休んでしまった。

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