Ottie Yuichiro

-愛媛の漁師- 魚好き、釣り好き、素潜り好きが高じ過ぎて漁師やってます。 過去には魚の…

Ottie Yuichiro

-愛媛の漁師- 魚好き、釣り好き、素潜り好きが高じ過ぎて漁師やってます。 過去には魚の生態研究をしたり、錦鯉の養殖場で働いたり、大学の練習船で教員したりしてました。 対馬で4年間漁師暮らし、のち地元愛媛に帰ってきました

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    日々の漁を通じて考えたことや魚の生態考察などなど

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軽トラってインチアップタイヤ履いて車検に通るん?

 コレ気になる人多いと思うので、経験を記事にしておこう  最近軽トラ人気やしね、みんなタイヤ替えたいもんね笑  仕事に遊び、実家の片付けにゴミ捨てに、と大活躍中のダイハツ・ハイゼットトラック(S500P)  2年に一度の車検の時期がやってきた  純正装着タイヤから14インチタイヤに替えている現状のままで、車検に通るかが若干不安になってネットで調べるも、イマイチ納得できる答えが見つからない  車検見積もりに出した整備工場からは、「これでは車検に通らない」と言われてしまったも

    • 二月の漁師飯(ottie飯)

      イシダイやカンパチを熟成させながら二週間くらいチビチビ食べてた二月。 自己漁獲: イシダイ、カンパチ、マダイ、オオモンハタ、ワモンダコ、カジメ 購入: 御荘かき 二月もご馳走様でした 愛媛の海の恵みに感謝

      • 一月の漁師飯(ottie飯)

         今年も色々な魚を食べるんだろうな、当たり前のように  時化で沖に出られない日が多い冬時期。何獲って、何食べたっけなぁ    一月もご馳走さまでした  愛媛とノルウェーの海の恵みに感謝

        • 狩猟免許試験(わな猟)を受けてきた話 愛媛ver.

           なぜ狩猟免許を取得したかという話については、また改めて別記事で。  狩猟免許試験(わな猟)は、①知識試験、②適正試験、③技能試験の三項目。まず初めに知識試験が行なわれ、知識試験合格者のみが適正試験を受け、さらに合格者のみが技能試験を受けられる。  事前にネットで得ていた情報と実際の試験実施方法に相違点があったので、今後試験を受ける方の何かの参考になれば。相違点については、あ、そういう感じでやるんや、と少し戸惑った。ある程度各都道府県の裁量に任せて試験を行なっているのかなとい

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          対馬のクエ、 不思議やね

           対馬のクエをこの2年半扱ってきて、不思議に思うこと  疑問に思うことは自分で色々調べてみるけど、クエに関する研究は初期生活史をテーマにしたものが多く(種苗生産のためやね)、成魚の生態に関するものはほとんど無いな。  いまだに使ってます、Google Scholar笑。漁師のお供、Google Scholar。  ※Google Scholar: 論文検索に特化したGoogleの検索エンジン  実は張り切って英語で論文検索しなくても、長崎県水産試験場の報告が一番良い情報を

          対馬のクエ、 不思議やね

          ロッド修理の話

           noteを始めるにあたり、釣具ネタも書きたいと思っていた、のは確かである。  使っているロッド(竿)やリール、ルアーの紹介など、対馬の海で釣りをする方や、似たようなスタイルで釣りをする方の何かの参考になればと。  と、言いながら、今回タックル紹介はしない笑  毎日のように使う道具たち。  ロッドの穂先が折れてしまったり、ガイドが取れてしまったり、リールの巻き心地が悪くなったり、小さな?トラブルは結構あるもの。道具も安くはないので、補修できる範囲なら自分でやる。中学生

          ロッド修理の話

          対馬の魚色々 ホントの旬はいつなの?

           離島に住んでいると、世間の混乱とは文字通り離れて、身の回りの生活自体は変わらず流れている。一番の影響は、もちろん飲食店のお客さんへの客足が落ちていることだが、それはどうしようもないこと。個人的に受けている影響は市立図書館が3月頭から休館したことで、時化の日の選択肢が一つ減っていることくらい。ちょうど他にエネルギーを振りたいことがあるんで、それもまぁえぇかレベル。  つまり自分で選択した田舎暮らしのメリットを絶賛享受中。  いつも通り淡々と仕事をしながら、色々と面白いこと

          対馬の魚色々 ホントの旬はいつなの?

          魚突き漁の話

           というか、魚突きをめぐる漁協内のあれこれについて。  結果的に良い方に転んだ一年だったという話。  オレの所属する伊奈漁協(対馬市)は組合員数が正、准合わせて100人弱の小さな漁協。そのうちでアクティブなのは20人ほどで、あとは高齢者や他にメインの仕事を持っているという理由でほとんど漁には出ていない人達。いなサバ漁の時期だけ漁に出る、とかね。  定置網が二ヶ統ある他は、一本釣り(曳き縄、延縄含む)を生業とする小漁師ばかりで、漁協トータルの水揚げ高も当然それなり。冬場の漁期

          魚突き漁の話

          イカ芝回収作業

           今日は所属する伊奈漁協の活動に参加してきたので、作業しながら考えていたことを書いておこう。  タイトルにある"イカ芝"とはイカ用の人工産卵礁のこと。アオリイカの漁獲が近年減っている原因(伊奈漁協管内の話。伊奈に限らないのかも知れないが)は、産卵基質となる海藻類の衰退(磯焼け)により再生産が上手く行っていないためであると考え、人工的に産卵礁を設置して産卵活動を促す、というような事業。 ※アオリイカは、海藻やサンゴの隙間等に卵の塊を産み付ける ※人工産卵礁は、鉄筋の枠組

          イカ芝回収作業

          "いなサバ"についての考察①

           8月も末、"いなサバ"漁は盛期に入り、地元では朝から晩までサバの話題ばかり。と言うとさすがに大げさだが、話題にのぼる機会はかなり多い。またどんな漁でも、釣りでもそうだが、日々魚について考えることは色々と多く、昨日釣れたのに今日釣れんのはなんでやろ?とかは残念ながら良くある。釣り上げた魚を捌くことで見えてくる情報というのも多く、その魚が何を食べていたかは漁や釣りにおいて、かなり重要なキーになると思う。今回はそんなネタ。  ●いなサバ  対馬北西部・伊奈漁協に水揚げされる一本

          "いなサバ"についての考察①

          ホシカリーのレシピ

          対馬へ来て丸一年。 もはや何の違和感もなく、対馬での魚の地方名を使いこなしている(と思う)。 "ホシカリ"と呼ばれ親しまれている魚が居るが、コイツが文句なく旨い。 内臓脂肪がノッたデカいやつ(2kg以上のものもたまに揚がる)は一週間ほど熟成させて刺身で食うのが抜群に旨い。中小型は唐揚げにするのもめちゃウマで、頭や骨からは上質というよりややシツコいくらいの出汁が出て、味噌汁やスープにもオススメ。 うーん、なんてイイ魚! "ホシカリ"、それはカサゴ(類)のこと。 対馬では、カサ

          ホシカリーのレシピ

          プロフィールに関わる話①

          今回の広島滞在で、久々に訪ねることができた (有)面迫養鯉場(おもさこ ようりじょう) 修士の学生だった二年間アルバイトとして 修士課程修了後に社員として約三年間勤めた会社 ※"約"と付けたのは、3月に大学院を修了してから9月末までの半年間、就職に猶予をもらったから 釣りに没頭したいからという理由で 一ヶ月バイトをさせてもらって、二ヶ月釣りに行って また広島に帰って来て一ヶ月バイトをさせてもらって、また二ヶ月釣りに行って 結局、そのときの釣りの目標は達成できず ようや

          プロフィールに関わる話①