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従業員持株会を利用して資産運用

こんにちは、あおマンです。(note更新#3)
会社勤めの人は資産形成の一つに自社株の従業員持株会があります。利用の仕方によっては非常に有効と思います。わたしが利用した時のお話です。

従業員持株会とは…従業員の自社株式の取得にあたり会社が拠出金の給与控除、奨励金の支給などの種々の便宜を与えることにより、従業員の自社株の取得を容易にし、財産形成を補助する制度です。
SMBC日興証券HPより抜粋


わたし自身、自社株の持株会を利用した経験があります。(前職でのお話です。今は利用していません)

記事の通り、経営者側にもメリットの大きい従業員持株会ですが、従業員のメリット・デメリットに焦点を当てて実体験をご紹介します。

持株会のメリット
1)株式購入の奨励金がもらえる!
2)配当が受け取れる!
3)小額から始められる!

メリット1)株式購入の奨励金がもらえる!

わたしの場合、自社株は給料天引きで購入し、そして会社の福利厚生で購入の奨励金がもらえる仕組みでした!
もらえると言っても、現金を支給してくれるわけではないんですがね....。
購入金額に10%をプラスした金額で購入できる、という仕組みです。
(例えば、10,000円/月で自社株を買うとすると、10,000円の10%の1,000円を加えた11,000円/月で買い付けを行っています。)
何もしなくても突然10%の金利がついてしまうイメージです。
ここ最近の銀行の定期預金の金利は0.1%も満たない商品ばかりです。金利10%がわたしたちに与えるインパクトは非常に大きいです。

メリット2)配当が受け取れる!

従業員持株会とは言うものの、株式を買っているのであなたも自分の務める会社の株主になることができます!株主の持つ大きな権利といえば....もちろん、配当金です!

配当金ってそれまで現金でもらえるイメージだったんですが...。
わたしの場合は配当金を現金で受け取ることはできず、ふたたび株式の購入金に充てられるというお知らせのハガキが家に届いていました。
そのハガキには現時点で積立てている金額が記録されています。

なお、退職したら持株会は脱退することにはなります。しかし、株を売却しない限りは株を持ち続けることになるので、株主のままいられます。

株主のままなので、きちんと配当金を受取る権利があります。
今度こそ配当金を現金でもらうイメージでいましたが...。

上のツイートのような紙切れ一枚が入っており、郵便局で現金と交換してもらうことができます。(良い社会勉強ですね!)
配当金のほかにも、企業によっては株主優待で粗品や優待券をもらうこともできます!

メリット3)少額から始められる!

わたしは持株会の最大のメリットは小額から始められる点にあると思っています。日本株の場合、株式の購入単位が決められており(100株単位or1,000株単位)、投資を始めるには多額の現金が必要です。大体数十万円〜百万円からがスタートレベルです。

そのため、新卒社員やまだ財産が十分にない若手社員が日本株を始めようとすると、かなりハードルが高くなります。

一方、持株会の場合は1,000円から購入できる場合が多いので小額から始めることができます。加えて、金利10%で配当金がついてくるオマケつきです。投資運用は年間+3%の運用成績を挙げればかなり優秀です。いかに10%が優れた数字かよくわかります。

持株会のデメリット

ここまで都合の良いことを書いてきましたが、当然デメリットもあります。
例えば、以下の
・キャッシュとして引き出すのが難しい(時間がかかる)
・株価の変動リスクがある
・投資している間は特にやることがなので退屈
よく言うトレーダーのように何度もお金と株のやり取りが難しいです。また、なかなか投資している感覚になれないので投資の知識はよっぽど勉強しないと増えません。されど、元本保証のない金融商品なのでリスクがあるにも注意が必要です。資産運用全体のポートフォリオ配分には要注意です。

まとめ

わたしの投資ポリシーは

なるたけリスクをとらず、ゆっくり、少しでも確実に

お金を育てることなので、極力引出すことはせずに寝かしておくのが良いかと思います。
持株会は、勤め先の会社の成長が見込まれるのであれば金利の高い口座に預けている感覚で始めてみるとよいかもしれません。
本日は以上です!ありがとうございました!

始めたばかりですが日々わかりやすく、少しでもどなたかのご参考になる記事を書いていきたいと思います!良ければサポートをお願いします!