塗り替えろ、QOP

なんでないんだよ、みんな大好きQOPが4年ぶりにアルバムを引っ提げて、フルメンバーも揃って、声出しも解禁になったツアーのライブレポがなんであがってないんだよ、となったので俺が書く。

ということで「The Queen of Purple 2nd live tour Live and let "live"」を全通してきたので感想書きます。
3公演でセトリはほぼ変わらなかったので東京のセトリ順で振り返り、それとライブ前後の気づきとかも含めて書きたいことは沢山ある。

ライブ前の色々

会場の話
ロックバンドといえばライブハウス、しかもスタンディングでやってくれてマジでよかったね~
京都は何人入れるんだってくらいぎちぎちだったけど名古屋東京は結構スペースに余裕があって思っていたより気を遣うことなく暴れられてよかった。

ペンラについて
今回の物販で売られたペンライトがメンバーカラー4色+ブルーイエローレッドの計7色だったので運営的にはこの曲でこの色を振ってほしいんだな~と意図が見えて面白かった、QOPに緑を振る曲はない。(KARAKURIワンマンでもこうすればよかったのにね。)

影ナレ
いや~盛り上がってましたね影ナレ予想。関係性のオタクはこういうのですぐ喜んじゃうのでもっとやってください。ちなみに初日京都のキョーコはレスカ単独のお返しもあると思うけどそもそもファーブとキョーコはゲーム内でかなり絡みが多い方なのでもしあれがなくても変わらずキョーコのままだったと思う。

OPムービー
"How have you been?
Have you been crying?
Have you been smiling?
When you are sick of boring days, listen to our sounds, our cries!
They time this precious "moment" vividly and colorfully."
特に考察とかはしないけど英文だけ置いておきますね。

本編

One
同名ミニアルバムのリードトラックでド頭に持ってくるにぴったりのかっこいい曲。クラップもコールも跳びポもありで初披露なのに一体感が凄かった。"BANG BANG BANG"は一緒に叫んだ方がいいし最後は人差し指を天に向けて掲げた方がいいらしいね。

THUNDERBOLT
やっぱこの曲かっこいいわ、イントロから空気を切り裂く雷鳴って感じするもん。それはそうと一緒に声を出すパートが多くて楽しい、野村麻衣子さんが休めて助かるらしいからオタクは大声で叫ぼう!
イントロとかで一緒に歌う部分は"Tap on the Top"ですね、twittterで見た。
曲名とライティングからペンライトは黄色を振る人が多めだと思われる。

Majesty
燃えてたね、ライブハウスであんな火柱あげていいんだね。
サビからの盛り上がりと緩急が激しくてマジで歌ってる野村さんが心配になる、でもオタクもサビで跳んだり頭振ったり忙しいから心配してる暇ない。

TRIGGER(京都) Fire and Rose(名古屋) Clash!!!(東京)
4曲目は公演によって2曲が入れ替わるセトリでした。ここまで激しい曲ばっかなのに詰めすぎでもう殺しに来ててヤバい。
MajestyのあとのClash!!!だったのでヘドバンする曲が連続して凄かった。(疲れた)
THUNDERBOLTと同じくサビで一緒に歌ったら休めて助かるってtwitterで見た、の腹から声を出そう。

ロングMC
自己紹介からのツアー特有のご当地的な話が多かったんですけど今回のMC面白くなかったですか?
ムラサキとファーブの誕生日のくだりアチ~(マツリさんもお誕生日おめでとうございます)

KID BLUE ~裸の王様~
曲名的には後ろの部分は読まないのが正解っぽいですね。個人的には音源と比較してライブ映えが凄くて好きな曲なんだよな、オイオイ言わなくてもリズムにのってるだけで気持ちいい。多分BLUEだけにこの曲は青を振るのがまあ公式としての想定なんでしょう。

I call it "love"
ミニアルバム唯一のムラサキがメインボーカルじゃない曲、ぶっちゃけユメノやマツリとここで差をつけていいのかとは思うけどまあリーダーだし5曲しかないしで仕方ないんですかね。試聴があがったときからオタクが騒いでましたがミトが書けなかった"愛"の歌をファーブが自分の解釈で書き上げたというエモいストーリーがある。間奏でごついベースソロがあるのも良いですね~。

Take Off
殻を脱ぎ捨てて飛び立つという二つの意味が込められたタイトルと歌詞に加えてラスト公演の会場である羽田にも掛かっているという説も見てお洒落だなあとなっている。
ラスサビ前の"いくよ"からの無音の部分めっちゃ良いよね、それはそうとこの曲にクラップ入れるならBメロのハイハットだけのところが良いと思うんだけどな~

キャラMC~楽器隊セッション

R.B.E.
ライブ映えが凄いユメノのソロ曲。回を重ねるごとにCメロ~落ちサビのファブユメが濃くなっていって大変だったし女限エリアの歓声が毎回エグすぎて笑った。広瀬が毎回跳びポでジャンプしてるの本当に凄いしアーカイブでも毎回抜かれてるの面白い。

Wake Up Heroine
2Aで楽器の音がなくなってマツリさんがセクシーに歌うところ、とその後のオタクの歓声の流れが一番好き。
落ちサビで立って後に素早く座って演奏に戻るの何回見ても凄いと思うしこの曲に限らず巽さんが楽しそうにドラム叩いてる姿は本当に良い。マツリさん、お帰り~~~~~~~~

Purple Raze
ライブ特有の特殊イントロ好き~~~~~~~
間奏のソロパートで弾くフレーズも毎公演変わっててすげ~
ファーブのソロなのに紫色を歌う歌詞ってのがもうエモいのにCメロからムラサキが帰ってきて一緒に歌うからもうびっくりしちゃった。ユメノがファーブに合わせてコーラスやる大切な曲なのに最後はムラサキが持ってくの本当にもうって感じ、ユメノ本人はそれも嬉しいんだろうけど。

ロングMC
巽さんが前に出てきての衣装紹介の時間、今回の衣装もいつも通りめちゃくちゃよかったから衣装展やって欲しいねえ。キービジュの衣装からスカートとショートパンツに変更したの天才!
野村麻衣子さんのぬいぐるみのお話助かる~~~(名古屋)
ここでノンストップでラストスパートに行く宣言してるのに2曲やってまたキャラMCの小休止挟むの面白いよね

Clash!!!(京都、名古屋) TRIGGER(東京)
4曲目とこことアンコールがセトリ入れ替えある部分ですね、デビューシングル、オタクはみんなTRIGGERが大好き。
ゲーム内音源ではカットされてるけどあのイントロが凄くかっこよくて聞いた瞬間に悲鳴と怒号が上がってしまう。

Break the cage
反骨的な歌詞が特徴的だけどそれ以上に裏で鳴ってる各楽器がとてもかっこいいと思うこの曲、詳しいことは知りませんが……間奏のギターソロ結構エグくない?堺屋ユメノさんやっぱギターが凄く上手いんだよ。
新曲の中でもTake Offとこれの2曲はロックバンドっぽいMVがついてて、オタクはああいうの好き。

I AM
ナナシスの中で1、2を争うくらい好きな曲(Legend譜面はマジで嫌い)なんですけどオタクみんなDAYSの話しかしないからあんま人気ないのかなとか思ってた。でもイントロ流れた瞬間みんなの歓声が凄くてやっぱ好きなんじゃんって嬉しくなった。
全員でパート分けて歌ってたのがもう良かったけどラスサビでステージ中央に集まってみんなで顔見合わせながら歌ってたのマジで良かったね~

DAYS
毎回ライティングの演出が凄くて今回は特に逆光に浮かぶメンバーのシルエットに拘ったんだろうってことが伝わってくる。
シンガロングはエモくていいんだけど腕も疲れるし声は枯れるしで本当にこっちもボロボロで頑張っている感がめちゃめちゃ出る。

BLUE MOMENT
今回のアルバムのラストトラックがアンコール前の最後の曲だった。Oneで始まりBLUE MOMENTで締めるというのはアルバムの曲順を踏襲しているのかな(I call it "love"だけ入れ替わっているけど)
青という色に抱くイメージは沢山あるけどこの曲で歌われているのは若さ、悲しみ、そして夜明けの青。4年という長い沈黙を経て再生するQOPの象徴みたいな曲だと思う。
この曲もDAYSと同様にシンガロングのパートがあるけどマジで高くて全然声出なくて困ったね。

幕間
QOPコールが速いって!どんなに気を付けてもどんどん走るんだからそのテンポじゃ最後まで保たねえって!って思ってたけどオタクのリズムキープが存外優秀だった為に事なきを得た。BPM半減オタクも現れなかった。でもアーカイブ見たら京都は結構いくとこまでいってたわ。
幕間映像の宇宙だったり繭だったりにも見えるようなあのモチーフは何なんだろう、アーカイブを見返したらOPにも使われてたけど雷とかではない気がするが……
あとBGMに使われてたアレンジ、2曲目はClash!!!で3曲目がDAYSだと思うけど1曲目のストリングスがなんの曲かわからん。(強いて言うならI call it "love"っぽい?)
例によって英文
"In time dawn breaks, we live under the sky again."

アンコール

You Can't Win(京都)
ユメノとマツリさんのかんわいい声でこれをカバーするとはね、天才の選曲です。ライブで聞いて好きな曲だからカバーしたって話も良いですね~マツリさんがNI+CORAのセクシーさに憧れたみたいな裏設定も妄想しちゃう~

Striking Diamond(名古屋)
EZ Barの正体、zepp NAGOYAだったらしいね。
名古屋公演の週はゲーム内のイベントでYou Can't Winと一緒にSEVENTH HAVENがピックアップされてたのでカバーも絶対SHが来ると予想していったらはちゃめちゃに外した。でもマジで良かった。
MCでも言われてた通りファーブとムラサキの一枚目のBDSカードの再現ですね。アコギアレンジに映えるカバーとしての選曲だと思うけどジェダはファーブとムラサキ両方と仲がいいのでその点でもいいチョイスですよこれは。
最初に裏拍でクラップ始めたオタク、お前は伸びる!

ROCKな☆アタシ(東京)
4Uカバーは予想されてたけどなるほどそうきたか~って感じありますねえ、でも4Uの曲は3人が歌ってこそって曲が多いから選ぶならこれが最適って感じもするし良いと思う。"大概男はへのへのもへじよ"で野村さんが男性の方を指さしてくれたの良かったねマジで。

WORLD'S END~PUNCH'D RANKER(東京)
"私たちの原点にリスペクトを込めて"という言葉からのセブンスカバー、期待はしてたけど実際に来たらブチあがっちゃったね。原曲がピアノが特徴的なのもあってギターのフレーズだと聞いた瞬間にピンとくる人は多くはなかったかもしれないけど特殊イントロで気づいた人から発狂してくあの光景も好きですねえ。PUNCH'D RANKERは去年の周年ライブでやってないので実に4th以来5年ぶりの披露だったみたい、次に回収できるのはいつになるんだろうというくらいレアな曲でした。

TRIGGER(京都) Fire and Rose(名古屋、東京)
ここはまあ文脈とか抜きに強い曲で好きなだけ暴れてねって感じで楽しかったです。ここまでで本当に疲れてるのにイントロ聞いた瞬間うおおおおおおって気合入って跳んじゃうから音楽の力って凄いよ。

One 
全公演最後の締めはOneでした。ライブ開幕のときとは違ってメンバーみんなで回して歌ってたけど1サビでムラサキとユメノが背中を預けながら"背中合わせで~"を歌ったのがエモい。そのあと2サビでムラサキとファーブが向かい合いながら"真正面で~"を歌ってて更に感情になった。4人をどう分けてデュエットさせても美味しいからQOPは凄い。

感想

最高集団になりました、というのが感想でここから先のお気持ちは長いので読まなくてもいいです。
4年ぶりの単独ってMCで何度も言ってました。でもこの4年ってきっと長い短いじゃないと思うんです。多分単独ライブって一生に一回あるかないかの物で、それがなんとセカンドもやりますってなったら"ありがとう"とか"やったね"が正解で"ようやく"とかはあまり相応しくないんじゃないかと思います。じゃあ何が4年ぶりで長かったのってそもそも新曲が出てないんですよ、まさか777☆S(の内部ユニット)より待たされることになるとはね……まあこれの原因はみんな知っててQOPというユニットは前総監督の趣味で作ったバンドだからなんですけど。
エピソードが完結した時点でメインユニットである777☆Sとセブンスも新曲のペースが落ちるってのは理解できるんです、だって前総監督の大事な大事なキャラクターだから、でも新運営は勇気を出してWNo4に新しい曲を託しました、ありがとう。(新運営になってから新曲と新エピソードはセットだったのにウィッチにはないの怒ってるけどね)その点言ってしまえばQOPはサブキャラクターなんだし曲もエピソードも続いていくんだろうと思ってました。ただそうはならずに、ナナスタのアイドル全員がデビューして他のユニットにもどんどん曲が増えていく中でQOPには動きがなかった。最終的には前述のウィッチの新曲がサプライズで発表された昨年末の周年ライブでQOPのアルバムが予告され、そこから更に半年以上の時間を経て呪縛は解けたわけで、今では運営にとってもそれほどに重たい遺産だったのも理解はしているしまたQOPの物語を始めてくれて本当に感謝しています。
記事タイトルの塗り替えろというのはゲーム内のカードシリーズ"リペイント!"から取ってます。覚醒前のイラストが今回のライブのキービジュアルになってるシリーズなんですけど、おそらく覚醒後の副題"リペイント!"がこのライブのサブテーマだったと感じていて、BLUE MOMENT風に言うならばQOPの活動がなかった期間を夜の暗闇として、暁の紫を澄んだ青空に塗り替える、新生QOPの夜明けがこのライブだったんだと受け取りました。
生まれ変わったQOP、とはいえ何が変わったわけでもないと思いますが
(確実に音楽プロデューサーは変わったと思う)、はこれからもっと曲が増えたりライブをしたり東京公演で語っていた野望もかなえていくのだろうしこれからもそんなQOPと共にどこまでもいきたい(ここTake Offの引用)、そんなライブでした。

4Uとの対バンはずっと前から色んなところで言われてるしいつか本当にやるんだろうと思ってるけどそれより先にまずゲーム内で掛け合いボイスを実装しろよ、待ってるんだぞこっちは。それに新曲もライブもいいけどエピソードも頼むよ、久しぶりのエピソードがユメノがメインのギャグチックな話でいつも通りすぎて逆にびっくりしたわ、あれはあれで面白かったけど。あと今回のミニアルバムは流石に物理媒体が欲しいのでCD出してください、最近の音源は配信とMカードに移行してるのはわかるんだけどやっぱり欲しいし公式サイトのリリースのページが2022で止まってるのも悲しいよ俺。

広瀬ゆうきさん、お慕いしております。

まずビジュアルが優勝!ファーブに合わせたショートが似合いすぎてヤバかったし芸歴十数年でこのライブに向けて初めて短くしたその覚悟が本気すぎて好き!
表情管理が完璧すぎて最高!微笑みながらソロを歌ったり、ニッコニコでベースを弾いたり、澄ました顔してコーラスしたり、ファーブが実在したらこんな感じかなと想像させてくれて好き!
体力がエグい!ほとんど全部の曲でコーラスを担当して曲によっては主旋律からハモ、ハモから主旋律に即座に移動するみたいに難しいことをしながらベースを弾き続けて更に煽りもジャンプも全力でやる、マジで尊敬してる。
MCが面白い!名古屋のアンコール後の流れでファーブのことを音楽さんって言ったのが一番面白かった。
レスをくれる!ファーブ側の端っこで一生水色のペンラ振ってたらレスもらえた、気のせいじゃないと信じて生きていきます。

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