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チャンスは明日のみ…!行って良かった展示

2019年最初のギャラリー巡りに行きまして、どれも素晴らしい展示だったのですが、残念なことに期間終了が近い展示も多いので、2つピックアップしてご紹介します。!
(🔥マークを紹介します!他の展覧会もとても面白いし近いので間に合えば是非…!)

🔥続々 三澤 遥 @ギンザ・グラフィック・ギャラリー
・平田尚也展「不完全な監獄」@ガーディアン・ガーデン
・大原の身体 田中の生態@クリエイションギャラリーG8
🔥冨安由真 - Making All Things Equal / The Sleepwalkers@アートフロントギャラリー

🔥続々 三澤 遥 @ギンザ・グラフィック・ギャラリー

圧倒されました。
どれも身の回りに溢れる現象や素材を扱っているのですが、発想の転換と最終的に完成したもののクオリティの高さににやにやが止まりません…。

特にこの「動紙」シリーズは、いつまでも見ていたくなる様な面白さがありました。生き物のような有機的な動きでカサカサと動く音がたまらなく奇妙でドキドキします。

会場の照明がかなり暗かったり、水を扱う作品があって湿度が高かったりで屋外との差を体で感じ、とても特別な空間に思えました!

1月26日(土)まで!!


🔥冨安由真 - Making All Things Equal / The Sleepwalkers @アートフロントギャラリー

今まで出会えなかったことを悔やむレベル…。大変好みです。

心霊現象や超能力といった科学で解明できないこと、または説明がつかない現象は、科学万能の現代においては「オカルト」と呼ばれ、目の錯覚や精神面での不安定が生み出す幻想のように脈略のない価値観として排除される傾向にある。しかし冨安はあえてそのことに目をむけ、自らの幼少時の体験に加え、このような現象を体験した人々の声に耳を傾け、これら「日常における奇妙な体験」を彼女のイメージを元に再現された部屋型のインスタレーションの中に仕掛けを組み込みそのシチュエーションを現実のものとして創造する。

具体的にはホラー映画のセットの様な部屋に入り体験する作品です。アンティークな家具が置かれた部屋で、様々な仕掛けが展開されるのですが、あまりにリアルな音や光のため、演出なのか本物(だったら本当に怖い!)なのか分からなくなります。心臓バクバク、冷や汗をじっとり書く様な恐さ。

過去のnote「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラーの展示を見たよ」でも言っているのですが、不在の存在マニアの私には刺さりまくりの串刺し出血死な勢いで最高でした。

去年の資生堂ギャラリーでの展示は、無名の新人だったにも関わらず最長2時間待ちという異例の集客だった様なので、早めに行くのが良い気がします。私は夜遅めに行ったところ奇跡的に貸切でした…!(貸切だとすごく怖い!!最高)

2月3日 (日)まで!!

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