デザインを複数案作るときの、モヤモヤ。

デザイン提案の際に「バリエーションが欲しい」「A案とB案の折衷案が欲しい」というような要望を社内でよく聞きます。デザイナーあるあるかもしれません。複数作るのが嫌というわけではなく、こういうときは少しモヤモヤするなあと思うことに関して書いてみました。

※ちなみにwebデザインでのお話です。

1, 理由がない

恐らく、一番モヤモヤするパターンです。「なんとなく」増やしてほしいというのは「なんとなく」作っているわけではないデザイナーからすると、すごく難しいです。企画に沿ってそれに合うデザイン案が展開されるべきだと考えているので、企画書の流れはどうなっているんだろう…?と不安になります。(弊社では企画書はディレクターさん、営業さんが同時並行で書くことが多いです。)

2, 社内確認の担当者の好みで判断する

社内チェック担当者好みの案を追加でリクエストされるとモヤモヤします。クライアントのキーマンの好みは配慮も必要な場合があるのかもですが、同じ社内で個人的な好みの話になってしまうと、判断基準がその人のアタマの中にしかなく、デザインの指針もさぐりさぐりになってしまい、結果的に誰の為のデザイン?と迷子になります…

3, クライアントが選びやすいからという理由

複数案あるほうが色々検討して選んだ感がクライアントにもでると思います。この中のどれかから選ぼうという心理も動き、契約にもつながりやすいというメリットもあるのかもしれません。しかし、クライアントは本当に一番最適な案を選ぶでしょうか。並べてみて偉い人が個人的に一番好きなものを選ぶかもしれません。デザインや企画は何かを解決する目的があって作られるものだと考えていますが、その複数作成された案は全て目的に沿っているでしょうか。多くは数を増やす為のバリエーションでないでしょうか。どうしても情報が不足していて制作側では決めきれないから、たくさん案をだしてクライアントにどれか刺さればいいな…という無責任な提案にもなりかねないと感じています。


3点あげてみました。そして、当たり前ですが、複数案作成することを否定しているわけでは全くありません!目的に沿った理由がちゃんとあれば、デザイナーも気持ちよくバリバリ作成してくれます!

まとめ

企画によって見せるべきデザイン案、点数というのは自ずと決まってくるはず。単純に点数だけを増やし、一見選びやすくみえるような提案は無責任かもしれないと強く感じました。この考えに至ったのは自分でも新しい発見でした。ただ、私が複数案だしたいなと感じるときは大体が情報不足のために、このパターンもこのパターンも考えられるぞ…念のため両方作成しようということが多いのでデザイン作成前の情報共有などの下準備をしっかりしたいなと思いました。

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hiroseminami

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