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「コンサル1年目が学ぶこと」を読んで

読書録です!こちらの本です。なんで読んだかといいますと、なぜかデザイナー本棚に刺さっていたからというしょーもない理由なのですが、普段一緒に働くコンサルのみんなが何を考えているのか少しでも知ることができたらいいなと感じて読み始めました。

こちらのフォーマットに則ってメモと感想まとめて書いてみました。


この本の概要をまとめると?

外資系のコンサルティング会社出身者が、業界や職種を問わずさまざまな場所で活躍していることから、彼ら彼女らがコンサル時代に普遍的な仕事力を学んでいるのでは?という仮説から、「話す技術」「思考術」「デスクワーク術」「ビジネスマインド」という4つのカテゴリにスキルを分け紹介しています。


この本から得た学びは何か?その学びをどう活かせそうか?

■話す

・結論から話す→物事がシンプルになり短い時間で必要なことを伝えることができる。
メールを書くときに、起承転結で書くと長ったらしく、独りよがりで言いたいことばっかり押し付けているような気がして、悩むことがけっこうあるのでこれは意識して気をつけたい。

・ファクト(数字、ロジック)で話す→感覚的に把握している問題でも、数字に落とし込むと説得力がでて、人を納得させる証拠になる。
デザインはまさにこうだと思います。主観に陥りがちなところを、数字とロジックを使用しデザインに落とし込めるようになりたいと思います。自分がものすごいアーティストならそれだけで納得させられるかもですが。。

・究極の伝え方は相手の土俵に合わせて伝えること→相手にまず理解され受け入れられないと伝わらない。
相手の使用する言葉やクセも真似するというのが新鮮でした。特に自分と違う業界・業種だの相手に対してはそのようなアプローチも検討。

・相手の期待値を把握しその少し上を常に超えていく
デザインクオリティの期待値は、クライアントや営業さんが言葉できちんと表現するのは難しいと思っているので、個人的にすごく慎重になるところです。やっぱり注意しなきゃないけないところなのだなあと感じました。

■思考術

・考え方を考える→作業にはいる前にどう考えたら答えがでるのかの道筋を考える。
私はすぐ手を動かそうとするので考えるのは苦手です。さらに考え方を考えるとなると苦手意識が半端なくあります。なので、「1.大きな設計図を示し、手順についての合意を得る」「2.手順に基づいて、細部の作業を進める」というやり方はぜひ実行したいです。

・コミットメント力を上げるために、コミットメント力が高い組織に所属し、社内外問わずにメンターを作る。
コミットメント力に限らず、人が頑張っていたりする良い影響は組織で伝染していくと思うので、影響与えられたいし、与えたいです。

・仕事に応用できる「守・破・離」
とにかく師匠の真似をします!!!!

・自分の能力でチームに貢献できる分野を考える。他の人にない自分の特色をアピールする。他人と同じ分野で弱点を埋めようとしない。
完全に同じ能力だとすごい人のほうと一緒にやりたいのは当たり前なので、組織で自分がなにを求められているのか、何ができるのかを考えたい。


何に1番驚いたか?

・本をWEBの検索のように拾い読みする
そのような使い方をしたことがあまりなかったので、意識的にやりたいと感じた部分でした。そのためには質の良い本をたくさん集める必要があるとも感じました。

・フォロワーシップというもの→リーダーの提案を汲んで自主的に動くということ
この概念を初めて知って驚きました。私はリーダーシップとは各々が各々の立場やパートでできることを精一杯やることと思っているのですが、フォロワーシップとは部下としてのリーダーシップということなのですかね。


この本から得た深めるべき問いはなにか?


・ファクトをどれだけもってこれるか。マーケティングの知識、ブランディングの知識、調査の知識などが必要と感じた。

・もっと自分で考えるために参考になるようなフレークワークを知りたいと感じた。

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