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西城秀樹さんの一周忌記念に関する書き切れなかったエピソード〜「ジプシー」に関連すること〜

昨日のnoteで #西城秀樹 さんに関連するキーワードに対する回顧をしても、まだ書ききれなったので、今回はその中の一曲である「ジプシー」に関するエピソードを挙げた。

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1982年頃、エレクトーン講師の資格を保有するレベルに至った実姉が難易度が高い小見出しの曲を難なくこなせたことを目の当たりにし、その頃にエレクトーンを習いだした私はダメ出しの連続で課題の見極めがつかず、音楽に関して行き詰まりを感じた。

同じ姉妹なのに何故出来が良い実姉と同じようにならないという苛立ちから講師の前でふざけた対応して怒らせたことで実母に告げ口をされ、

私のような不真面目な生徒はいなくても良いが、講師並みの上手さの実姉を残したかった

という嘆きから、実姉はその責任を取って辞めることを決め、別の地域の教室に通った。

元といえば、その教室に入った頃のクリスマス会で再起習っていたクラスメイトの男子に

補助付きのペダルで演奏する程の最低レベル

と罵られたことや、リズム感が悪い為に講師のリズム取りの歌が聞こえたことによるうるささが敏感である下手さに関してコンプレックスを持っていたことを実姉と再会したら伝えたかった程だった。

実母の激しい叱責でひどく落ち込んだ私を見た実姉は叱責されると激しい歌を歌ってストレス解消していることから、

歌に適性がある

と指摘された。

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エレクトーンに不向きであったことを知ることが出来た私は中学入学を機に #吹奏楽 部に入部することを決めたものの、希望していた楽器につくことが出来ずに別の楽器にやらざるを得なくなり、音が出せずにごく簡単な楽譜しか与えられなかった悔しさから、

ドレミファソラシドだけで何が悲しいんだ!

という罵声でやる気を失くし、退部することを考えていた程、音楽が嫌になった時期があった。

パート割りのオーディションの前にトロンボーンのマウスピースの口に当てて音が出たぐらいならそれを選べばよかったものの、小柄で手が短く、前にいるパートの人にぶつけると申し訳ないという気持ちから敢えて選ばなかったものの、

トロンボーンと同じマウスピースの大きさであるユーフォニアムを選ぶ他はない

と顧問に告げ、数ヶ月間はトロンボーンパートで辞めた部員の代役をやった後に転向した。

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同じ頃、実姉と友人達でバンドを組んであるメンバーから実姉の友人のひとりに前述の癖があると実姉が話したことから、ボーカルをやらないかという勧誘があったが、やっと金管楽器で楽譜らしい曲が演奏出来たレベルに至り、学校単位で大曲をみんなで成し遂げたいという理由で辞退した。

その数ヶ月前に隣接校の吹奏楽部の見学に行ったことが機で

音楽を演奏する楽しさ

を知り、本格的に取り組みたいと考えるようになったことから、同じ目標を掲げている仲間と不協和音を起こせば成り立たないと考えるようになったことは勿論、実姉同様、音楽の成績が五段階評価の4か5が取れるレベルであり、歌の才能を見抜いてくれた実姉の友人に申し訳ない気持ちだった。

それから吹奏楽に専念するようになり、前年の地域大会で手拍子される程の弱小だったという恥ずかしい思い出から顧問にエレクトーンで習ったことを活かして顧問に楽譜記号の読み違えを指摘したり、部員達の音楽に対するやる気のなさを部活日誌で叱責したことから、

音楽を真剣に取り組む姿勢

を評価されたことによる件のスランプを克服できた。

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同じ音楽を習っていても、その分野は幅広く、得意不得意があることは当然であることを知り、エレクトーンで実姉が賞賛されたことから、

その楽器に関しては二段になっている鍵盤とペダルで構成されており、鍵盤が平面になっているピアノよりも難しく、容易に出来ない特殊な楽器である

ことを知った。

リズム感ががなく、不器用である私がそのままの状態で音楽をしていたら、

音楽に無関心になってすぐ部活を辞めてしまう事態となり、当時のエレクトーン講師の真摯な指導に泥を塗ったという同然気持ちになる

という意で後輩達に接したことが大きく、卒業式にもらった寄せ書きにかなりの評価と賞賛をされてから今の私がある。














只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。