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ミッフィーの新キャラと元相方のやり取りとの関連性

以前に #ミッフィー  の絵本をコレクション目的で購入したことがあり、末期の作品は #社会問題 をテーマにした重い作品ばかり発表されていた。

その中で  「うさこちゃんとたれみみくん」という作品で、片耳が垂れたウサギの転校生であるダンを好奇な目で見るクラスメイトや # Eテレ の人形アニメで他の作品に登場する子豚のグランティをミッフィーが止めたストーリーである。

主たるテーマは、

#障害者  #差別  をなくす為の #バリアフリー 化を目指すというものである。

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元相方ととダンの共通点

ダンはミッフィーに垂れ耳と言われて悔しくないのかという問いに対して、

いつも言われていていて慣れているから大丈夫だ

という言葉の裏に、

内心傷ついていると意味も込められている。

それは #いじめ 被害を受けているのにも関わらず、抑え込んでいるように見える。

そういったやり取りが上記執筆記事の内容と類似する点があり、

元相方の性格がダンそのものだ。

というのは、彼は

入社してからすぐ下の後輩が異動して入るまでの6年間、ずっと末端に甘んじており、必然的に諦め半分に嫌なことを任されていた様子だった。

私も #家庭内カースト 等で彼と同様なことをされていたことがあるので、気持ちが通ずる部分があった。

肉体的・精神的に負担がかかっているだろうと察しつつ、気にかけていたが、

仕事だからそうしているだけ

と言わんばかりで、我慢している様子である。

そのことから、父方の母親に当たる祖母や両親に、

幾ら辛いことがあっても気丈な振りして演技しろという躾を守り続けて限度を感じてしまい、爆発した時の彼の姿から「偏見と末端のポジションに対する名の怒り」を表現している。

だが、作者の #ディックブルーナ 氏は、

平穏な結末を持って行かせる構成上、読者中心層の子供達に刺激を与えさせない配慮をされている。

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過激な内容のテレビアニメからいえること

前述の人形アニメの 「 #ミッフィーのぼうけん 」でも、

絵本のストーリーとかけ離れた #社会問題 を起こしそうな非常識な行動や言動が映し出されており、いい大人でもやっている悪い例を子供達に教える為に構成されている。

まさに  障害者や人並みにやらない人といった #社会的弱者 を追い出す目的とした残虐な行為をされるのは誰も望まないのは当然であり、

ダンの他のキャラクターとは別に常識を持ったウサギであることから、普通の人間として見て欲しいと訴えている。

実母や子持ちの友人に彼のことを話したら、

訛りがきつくても普通の人間である反面、前職の社員はレベルの低い人間性に呆れると揶揄された。

類似したシーンがあったことから、ブルーナ氏のイメージを破壊された悲しみでいっそ放送休止した方がおかしくないと言っても過言ではないが、

作者不在でも、絵本同様の結末を持ってきたことによる安心感を得たことから、昔ながらのミッフィーのイメージを崩していない。

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社会的弱者でも健常者同様の精神がある

人形アニメのダンは、ミッフィーとグランティに新しい遊びを教えてくれる心優しい面があったシーンから、

健常者が知らない世界を知るようになり、他人事とは思えない現実を知ったことになる。

世の中は健常者中心で構成されていると思われがちであり、異質者を排除する癖がある。

乱暴なことをいえば、

マニュアル化同然であり、アドリブに当たる異質者の思いを受け入れていない

ようなものであり、

より #生きづらさ を感じる。

アドリブに当たるものが認知されるのはその周囲の人達が実践しなければ解決の道にたどり着けるのは時間の問題であり、

主役となる社会的弱者の理解がなければ成立しない。

偏見がなくなれば実現可能であるのは当たり前であろことの原則であり、

異質者も心ある人間のひとりであり、例えどんな状況であろうと共有すべきである。

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ミッフィーの絵本は

子供が最初に出会う絵本であり、一番最初に築く人間関係である家族の暖かさを経た出来事を優しく語りかけるのが基本的である

が、ブルーナ氏は、

近年の社会問題を題材としたテーマの作品の表現の仕方が難しかったと言っていた。

又、人格形成期の子供達にネガティブな話題を振られると理解されないという約束事がある。

強いていえば、

ダンというキャラクターが出来たのはらミッフィーの身に起きたことを当事者意識で読み聞かせすることが大人としての役目である為に作られたものである。


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只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。