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精神障害者の親友の異常メール

2013年に自死した親友が #携帯電話 を所持していたと同時に重度の #統合失調症 に罹患し、#障害者手帳 を交付する程 #就業 不能になった。

彼女と唯一の親友である私と頻繁にメールをし合い、物理的に離れ離れになった心を埋め合わせるかのように寂しさを紛らわせた。

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2004年頃、親友は自治体から同居の両親と離れて #精神障害者 #グループホーム で一人暮らしをするよう指導されたことによる不慣れから就寝中の深夜や早朝に大量の意味不明のメールが送られてとがあった。

普段温厚で大人しい彼女が他人に迷惑をかける行為は信じられないと感じ、他の人に助けを求めた。

助けを求めたひとりである彼女のお母様は

病気のせいで異常な行動や発言をしているけど、本来の性格とは関係ない

と言われたものの、両親は

精神障害者=精薄

であることを理由に差別され、生来持っている性格を知らずに傷つけ、死後も対立している。

心が綺麗な彼女を悪く言う人は絶対に許せないものの、彼女と出会っていなければ人生が終わってしまうという程生き辛さを感じていることを伝えたかったのは確かだ。

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毎回彼女から送られるメールは他人目線を意識しないものでかつ、返事ができないような文章で書いてあり、まるで歌の歌詞らみたいだった。

側から見れば

支離滅裂だ

と切られるものであり、

彼女は激しい幻聴・妄想等の発作で苦しんでいる

ということが伝わる。

それが明らかになったのは、

自殺未遂を仄めかしたりする内容やそれによる接触障害で過食をしている

という内容のメールで反応して電話したら、

何でもないよ

という答えからだった。

今まで一緒に遊んだ友人の中で彼女の #障害 に不理解な者がおり、それで苦しんでいる当事者がいたことによって、

出会った当初に親友とその友人は長期的な視点からすると相性が合わない関係である

と分析をした程だった。

暫くしてから親友と再会し、私の目の前に障害者手帳を見せられ、デリケートな内容に関することをよく出来るなと感じた矢先、

私が信用できるからそうしたんでしょ?

と言い、二つ返事をされた。

同じ友人グループでも不理解な友人の発言によって傷つけられるということがある事実を知ったことによって、他の友人のアドレスを知らないまま疎遠になったことが良い関係の終わり方をしたかもしれない。

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彼女が自死してから6年経過しており、現在は雇い止めによって失業したことによって

意味不明なメールに込められた苦痛と取られるメッセージがそのまま受け継いでいることから当時の彼女の気持ちが理解できた。

契約社員をしていた前職から疎外感を受けており、失業で実父の年金で支援する程自立できなくなり、当時の彼女の苦痛をその時点で寄り添えなかった罰をそのまま受けている気がする。

実父が言うには #かまってちゃん で人間のクズと思われても仕方がないものの、

障害によって自立した生活を奪われた苦悩

を謳った悲しい結末だった。


只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。