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胎教同然の経験〜家族と同業への進路の現実〜

1973年頃、実父の仕事仲間であり、前職の社員の家に住んでいた隣人が自宅に来た時に、何もわからない当時2歳の私が、

何も意識がなく、その隣人を蹴っ飛ばしたということを両親から最近告げられた。

両親曰く、隣人が #毒親 である実父同様の感覚の人遣いをしていたことから、

もううちに来るなという意思表示をしていた

と回想していたそうだ。

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進路問題に関連すること

幼少時から実父の暴行や暴言を受けて育ってきた為に、

将来的に家族と同業の仕事をしたくない

という気持ちがあった。

高校の進路問題で大学進学を目指していたが、家族から準備不足でもいいから #公務員 試験を受検するよう言われており、拒否していたものの、当時の担任と自死した親友に、

家族が私の将来のことを思って心配してくれているから受検した方がいい

と肩を押されたことから、

#公務員 の世界に目を向ける

ようになった。

結果は不合格であり、公務員コースがある専門学校進学を決めたものの、その年の秋に雇い止めとなった前職の本体の用地補償枠で、その職員である子女を募集するという周知を受けた実父に、中退して入局しろと言われたが、

卒業した高校は中退することを禁止されている為に簡単に出来ないから、専門学校を卒業するまで待って欲しい

と反論して、口論となった。

結局国家Ⅲ種のみ筆記で合格したものの、面接で落とされた為に全滅となり、止むを得ず実父と汚職事件で逮捕された方のコネで #NEC の子会社に入社することになった。

在籍中は

公務員一家から一線を置いて勤務しており、 #民間企業 の考えをしていたことによる開放感があった

が、会社移転による通勤時間の延長や退職前の長時間残業の影響で退職する指示を実父から受けたことによるトラブルで険悪にさせたことから、

退職前に受けた前職の面接前からファミリーの一員として迎える体制にするから振り切れ

という言葉から

再び家族に戻ることになった。

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一枚の葉書という魔法の言葉

実父の本体からの定年退職時に書いた局報で、今から約60年前に本体の面接案内が書かれた葉書の写真が載せられた実父の記事を見せられ、

実父の実母に当たる祖母がその当時住んでいた社宅の立ち退きされる関係で、志望していたパイロットの道を諦めて、公務員になって欲しいという言葉を受けた過去があるから、娘である私にも同様なことをして欲しい

という言葉を受け、

どうせ初職を退職するぐらいならば、自分が望む道に進ませて欲しい

と懇願してしまったことで怒らせてしまい、泣かせてしまった。

そんな実父を見た実母に、

前職を辞めさせようとしている手口をされている私を救ったということを踏みにじったから、折れて謝罪して欲しい

という一言で、

前職というファミリーの一員になることを決めた。

正社員採用だと思っていたものの、 #契約社員 での採用だったことに失望してしまったのは事実であったが、

これで天国に逝った父方の祖母が喜んでいただろう

と思った。

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私の目で確かめた方が正解だった

初職を退職する時に、

初職同様、前職も実父のコネで入社するほど家族に庇護されながら生きている

という先輩のひとりから侮辱され、

私は実父の人形やファザコンではない

と言い返したことを機に、前職の実態を自分の目で確かめながら勤務していた。

上記執筆記事の家族ぐるみで構成されていることから

実父と同じ職種の社員に触れないで欲しく、ひとりの社員として見て欲しい

と懇願した。

未だに自らの意思に添えず入社した未練と初職同様以上の仕事が回ってくる期待と裏腹であり、同年代で同形態の社員がおらず、更に条件が悪くなったと感じ、退職を考えていた時に

実父は嘘つきだ

と恨んだ。

入社前に歩み寄ってくれた2歳下の知人が仕事の大量ミスによって長期間干された挙句、退職されたという話をはじめ、

安心して働けると言った会社に対し、現役時代に相当活躍した実父を有利に働かせる為に、私が不利な条件にさせられたという負担が大きい

という思いから「ファミリー」の離脱を考えたことがあった。

家族や会社に対する不信感や自分の意思を尊重されないまま不本意な入社したことから、

隣人を蹴り飛ばした行為は、実父らの仲間になることに対する拒否表示をしていたことになるだろう。

公務員は終身雇用で定年まで安定して働けるというイメージがあるといいながら、私が勤務した前職は 「株式会社」が付いた #民間企業 としての捉られ方をしていたので、

公務員とは別格である

という意識をしていた。

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現在は退職する2年前に就任された社長の方針の影響で、

現体制とはご縁がなくなった為に定年相当まで働けなくなったという無念さがあり、父方の祖母やあやしたくれた隣人に申し訳ない気待ちである。

自分の意思で生きていくことを家族の方針に潰されてしまった葛藤を抱えながら生きている姿を隠して同調することはしたくないのは本心であり、

家族の中の異端児であることが許容される状況があってもおかしくないのではないか。







只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。