薬物依存のコピーのコピー__2_

嫉妬だけは人生を豊かにしない大罪である

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7つの大罪といえば、週刊少年マガジンで大人気のマンガ/アニメが有名ですが、そもそものルーツはキリスト教にあります。6世紀後半の教皇グレゴリウス1世が定めた7つの大罪は、それそのものが罪というわけではなく、あくまで「人間を罪へと導く可能性がある、7つの罪の”源”」であるとされています。

7つの大罪とはこの7つを指します。
高慢 = pride
物欲 = greed
嫉妬 = envy
怒り = wrath
色欲 = lust
貪食 = gluttony
怠惰 = sloth

先程も書いた通り、これらは”罪そのもの”ではなく、あくまで”罪の源”となるものです。したがって感情を上手くコントロールすれば制御できるもの。私たちは欲望に苦しみながらもコントロールしつつ進化を遂げてきました。実際、現代の科学文明はこれらの欲求を満たす為に発展してきたと言っても過言ではないでしょう。

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物欲を満たすために工業を発展させ、怒りや高慢を防ぐ為に法律や行政機関は進化を続けてきました。高慢がなければ宇宙に行こうなんて思わないでしょうし、格式や華美なファッションなどのカルチャーをつくることもできなかったでしょう。

現代は決して最高の時代ではありませんが、とはいえ古代のように強きものに弱きものが虐げられることが確定している世界でもありません。あくまで形式上は、日本人には自由と人権が保障されています。

しかし、7つの大罪の中でも人間の発展にとって何の役にも立たず、ただ足を引っ張るだけの存在があります。それが『嫉妬』です。


嫉妬はヒトを不幸にしかしない、クソ比較ゲーという話。

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嫉妬は同レベルの人としか起こりません。

例えばZOZOTOWNの創始者:前澤勇作(元)社長が宇宙旅行に行くといった時に本気で嫉妬したヒト、いました?

でも、隣に住んでいる、どうみても自分と同じくらいの収入の人が、いきなりポルシェを買って現れたらどうですか?

ポルシェは皆がうらやむ高級車。力強く、上質で、スポーティ。レトロと未来の合体した個性的で洗練されたフォーム。

・自分の車がプリウスじゃ恥ずかしい・・?
・いつのまに溜め込んでたんだよ・・・
・俺だって真面目に働いてるのに・・・

これが嫉妬です。妬みです。醜いですねぇ。

こういった感情に踊らされて、欲しくもない高級車を買ったり、好きでもなかった高級時計を買ったりして、差をつけようとする訳です。

でも、それ買ったって何にも幸せじゃないですよ。
だって、それ最初から欲しかったものじゃないですよね。
ただ、その場の環境に流されて、見栄を張りたくてやってるだけ。


あなたにとっての有限をどう使いますか?

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大切なお金や時間は有限です。全てを掴むことはできません。

ただの見栄の為に使って本当に良いんですか??

思い出してください、前澤社長が宇宙に行ってもなんともないのに、隣の人はせいぜいポルシェに乗ってるだけですよ?ポルシェだと宇宙に行けたりする訳じゃありません。別にプリウスと生活圏は全く変わりません。ポルシェに乗って幸せになれるのは、残念ながらポルシェに務めている従業員と、販売店のオーナーだけです。

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ちなみに高級車に乗って幸せだと感じることができるのは最初だけ。ポルシェを買った本人だって1カ月もすれば飽きます。もちろん、自分は幸せだと巧妙に自分を騙し続けるでしょうけど。どうせまた違う高級品が欲しくなるだけで終わりがありません。

そんなの全部分かってるんですよね?
でも、なんか悔しい。
それが”嫉妬”という感情です。

隣の人がポルシェを買った時、私たちがとるべき行動はポルシェを買うことではありません。

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”嫉妬を制御すること”こそ本当に必要な行動です。
そしてそれは、”正しく幸せになる方法”でもあります。

嫉妬を感じることは、毒を飲んで、他人が死ぬことを期待するようなものです。人類は欲望をコントロールすることで進化してきました。私たちも、ちゃんと欲望のハンドル握って、コントロールしていきましょう!

ここからは、嫉妬に対処する方法をご紹介していきます。


フォーカスを合わせよう!

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アナタが3年後に成功しているとしたら、それはどんな自分ですか?

3年あれば、結構いろんなことが出来ますよ。Youtubeでチャンネルを作って人気者になることもできるかもしれませんし、ダイエットで体型を一変させることもできます。筋トレで美しい肉体を手に入れることもできますし、大抵のスキルをある程度習熟させるために十分な期間です。

3年後という数値に深い意味はありませんが、大切なのは”想像できる近い未来”に”なりたい自分”になる為にどんなスキルが必要なのかということをハッキリとさせることです。

そして、改めて考えてください。

1日はたったの1440分。起きてる時間はせいぜい1080分。そのうち8時間仕事をしていたら、自由に使える時間なんてわずか600分ですよ?食事や家事に必要な時間を考えたら自由に使える時間はもっと少ない時間でしかありません。

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嫉妬に生産性はありません。嫉妬の本質は足の引っ張り合いです。嫉妬しても何か生まれることは無いんですから当然です。嫉妬している時間はアナタにとって足止めの時間でしかありません。

アナタに嫉妬している時間なんてあるんですか?


嫉妬に費やした時間を、成功する人は成長に使っている。

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普通の人は不平や不満を言っている方が、なにかを始めることよりも好きです。不平や不満を言えば、ノーリスクで相手よりも上の立場に立てます。相手の悪い所を見つけ出して刺激すれば良いだけのカンタンな仕事です。

でもその時間、自分が成長することは決してありません。

そして、成功する人はなにかを学び、成長しています。

その日は一歩の差かもしれません。
でも1週間後
そして、1年後。
さらに3年後。
結果はサルでもわかります。

1.01の法則でいうと、1%の成長を続ければ、1年後には1.01の365乗で38倍に成長できるはず。もちろん人生は数学ではありませんから1年で38倍のパフォーマンスが出せるかは疑問ですが、確実に一歩前の自分に成長できるでしょう。

もう一度問います。アナタに嫉妬している時間なんてあるんですか?


比較ゲームを根本から覆そう!

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少し話を戻しましょう。嫉妬とは、同レベルの他人としか起こらない感情でした。そして嫉妬という感情があなたの人生をストップします。

でも、なぜ同レベルの他人と比較する必要があるのでしょう?

フォーカスを合わせることができましたか?

フォーカスを合わせることが出来た人にはわかると思います。

比較するべきは他人ではありません。自分との比較こそ大切なのです。

自分が昨日より一歩成長しているかどうかをチェックしましょう。

・身体的にはどうですか?
・感情をより深く理解できるようになりましたか?
・知識が増えましたか?
・スキルが増えましたか?
・感謝が増えましたか?

アナタがこれらを1%でも進めることが出来たなら、今日はあなたにとってGoodな日だと褒めてあげましょう。

人生は積み上げのゲームです。たとえ10回しか飛べなかった縄跳びでも、毎日練習を続ければ1年後には380回。そして、3年後には54000回飛べるようになっているかも。(1.01の1095乗≒54000)

たとえ隣の人が最初に1000回飛べたとしても、努力しなかったら...

努力と積み上げの力に勝てるものなんてありません。

ここで勘違いしてほしくないことは、努力=辛いことではないということです。辛いことをすれば幸せになれるなんて嘘でしかありません。

フォーカスした夢や目標に向かって正しい道を紡ぎ続ける。

それが努力です。没頭し続けましょう。


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