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大好きな日本文化。それはトイレです。

まずはこれを見てほしい。

概要欄を読んでみると、こう書いてあった。

 ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東、東アジア、または中国を旅行しているのであれば、ビデに遭遇する可能性があります。それは性器と肛門部をきれいにする為に使用されるトイレの近くの洗面器です。最初にウォッシュレットを使うのは少し大変ですが、実際にはとても簡単(そして衛生的)に使えます。
■ビデの使い方
 STEP1:トイレを先に使う
 STEP2:ウォッシュレット(洗面器みたいなやつ)を跨ぐ
 STEP3:温度とジェットの強さを調節する
 STEP4:自分の体を”desired area”(欲望の場所?w)に合わせる
 STEP5:肛門や性器を洗い流す (以下省略)

 僕はこの動画がフェイクに間違いないと思った。
そう、馬鹿にされているんだって。でも、”ビデ”について調べてみると実在するらしい。


信じたくはないが、ビデは実在する。

Wikipediaによると、こうだ。

 ビデ(仏: bidet)とは、足を含めた下半身や、モップなどを洗浄するための器具である。南欧、特にイタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、マルタ、クロアチア、キプロス、アルバニアの一般家庭のバスルームにはシャワー、便器と並んで必ず設置してあり、日常生活において必須の設備といわれている。

せ、生活に必須のせつび、、、

肛門と足とモップを一緒に洗うとですか・・・

 この動画のアップロードは2013年。比較的最近、公開されているのです。ちょっとニッチな所に海外旅行に行ったら、普通に遭遇する可能性があるんだな~と思って絶望しました。


どうやらアメリカやイギリスでは普通じゃないっぽい。

 とはいえコメント欄を見てみると、アメリカ人(?)と思われる方々も驚いた様子。

 「STEP2で絶望した。」→「俺も」
 「おい、待ってくれ、飲む用の水じゃないのか!?!?!?」
 「今、これが理解できずにトイレの前で立ち尽くしている。」

 いや、わかる。僕もおんなじこと思った。

 じゃあ、彼らは一体どんなトイレで肛門を洗っているのかってことが無性に気になったので、調べました。


絶ッッ対にビショビショ。

 こいつを見てくれ。

操作はカンタン。ダイヤルをひねるだけさ。

こいつがビデ。『右側』から水が出る。

そして、こいつがビデ。『左側』から水が出る。

 角度が、違うのだろうか。。。

ノズルの清掃機能だってついてる。これで衛生面もばっちり。
僕には鼻水の大洪水にしか見えない。


 このビデの紹介動画がYoutubeにアップロードされたのが2017年。

 「なんか違う・・・」という人もいるが、
 「コレ、すごい便利やん!」と言っている人もいるところを見ると、海外でこの商品は比較的ニーズを満たすポテンシャルがある商品ということが分かる。

 どう考えたって肛門だけで済むわけないよ。だってこれ範囲攻撃だもん。ぜっったいにビショビショになる。というか、色々吹き飛ばされて大変になるはず。座りが深い人だったら、水がそのまま便器から出てくる可能性だってある。

これと比較すると、日本のトイレは本気ですごいんだよ。もうこれ説明するまでもないかもしれない。でも、伝えたいんだ!(笑)


やっぱ日本のトイレが最高。すぐに理解できた。

 ボタン一つでおしりもビデもできるし、気になる音をごまかす音だってついてる。水の勢いは何段階にも分けて微調節できる。便座だって当然あったかくなってるし、脱臭機能だってついてる。ノズルもきれいに掃除してくれて、衛生面もバッチリ。

 TOTOさんマジすごい。ホント、何年先の技術使ってるんだよ・・・


 世界には驚きのトイレがたくさんある。どれもブラックジョークに富んだ『おもしろいトイレ』なんだ。

  TOTOを始めとする日本ブランドのトイレはこういった面白さには欠けるかもしれない。でも、『実用的なトイレ』という点では世界中どのメーカーにも負けやしないんだ。

 トイレにただひたすらに向き合ったんだろうな。素人でもそう思える。『機能美』とも言える、その艶やかさに、ただただ感動した。

 トイレを調べれば調べるほど、日本のトイレ文化の圧倒的ハイレベルに驚かされる。でも、思えば日本人ってうんこ大好きなんだよね。


日本人のウンコ好きは今に始まったことではない。

 スカイツリーに並んでいる金色のオブジェが目印のこの建物。それがスーパードライホールだ。金色のオブジェのモチーフはフラムドール。フランス語で炎を意味する言葉らしいが、どう見てもウンコだ。

 メンテナンスの際に一時期姿を消したときは、Twitter上でプチバズが起こるなど、日本国民に深く愛されるモニュメントだ。

 そして、こいつが「うんこかん字ドリル」だ。これは発行部数390万部を超える、漢字ドリルとしては異例の大ヒットをかました商品である。


 この2つに代表されるように、日本人のうんこ好きは言うに事欠かない。

日本人はうんこが大好きなんだ。

 そして、うんこに真摯に向き合い続けた結果、世界を大きくリードしている。私は日本のトイレ以外でうんこをしたくない。日本人の多くがそうなのではないだろうか?


 私の大好きな日本文化はトイレ文化だ。絶対に譲れない。


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