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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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#ニュースで語る

宮本常一に学ぶーー「文化」「芸術」を支えるのは「自ら功を誇らない」人々

▼東京の府中に、日本一大きな太鼓がある。宮本常一は、その太鼓は会津で作られた、という話か…

新型コロナとアフリカーー人口1800万人の国に集中治療室が25床しかない件

▼アフリカと関係が深いのは、フランスと中国である。 フランスには「ジュンヌ・アフリック」…

新型コロナとアフリカーーWHOが「各国は目を覚ませ」と訴えている件

▼新型コロナウイルスのニュースで筆者が気になるのは、アフリカのニュースである。ほとんど報…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(7)日本の民主主義は機能している

▼最近、コロナ独裁、という言葉を目にした。世界では新型コロナウイルスの大流行を悪用して、…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(6)感染した人は謝るな。謝らせる…

▼2020年4月17日付の毎日新聞夕刊の1面トップが、日本特有の「謝罪する文化」が新型コ…

「影のパンデミック」ーーDV電話相談がもうすぐ24時間対応になる件

▼新型コロナウイルスの影響で、これまで見えなかった(見ようとしなかった)社会問題が見える…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(5)DV(家庭内暴力)は「影のパンデミック」

▼世界中でステイホーム、「家にいよう」が合言葉になっている。新型コロナウイルスの感染を止めるには、「社会的距離」をとるしかないからだ。 しかし、家が地獄の人々がいる。ステイホームによって命を奪われる人がいる、ということだ。 ■NHKのDV特集記事▼2020年4月20日配信のNHKニュースが素晴らしい特集を組んでいた。 〈特集『家にとどまって』 ~その家が安全ではなかったら?~〉 〈新型コロナウイルスの感染拡大で、世界各国で自宅待機が呼びかけられている。家の中は、感染を

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(4)「圏外」の人々がいる

▼新型コロナウイルスの感染拡大をニュースで頻繁(ひんぱん)に目にし始めた時、思い浮かんだ…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(3)「地域力」の差

▼2020年4月11日のNHKスペシャル「新型コロナウイルス最前線の攻防」で、専門家会議…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(2) 「夜の街クラスター」

▼「緊急事態宣言」の範囲が全国に広がった。 〈新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(1)「8割おじさん」

▼2020年4月7日に安倍晋三総理は「緊急事態宣言」を発表した。 〈新型コロナウイルスの…

感染症と戦う最大の武器は「想像力」である件

▼世界の人口の半分、39億人に、外出制限がかかっている。2020年4月3日配信の共同通信…

差別が感染症を拡大させる件

▼最近は「新型コロナウイルス」のニュース一色だが、アメリカで銃の売れゆきが伸びている、と…

日本は優生思想に寛容である件(7)「何をするか分からない」人は誰?

▼植松聖被告が相模原市で障害者19人を殺した事件の裁判が始まっている。 植松被告が主張する優生思想については、すでにメモしたとおり、日本社会に生きている一定程度の人々が共感し、支持している。 今号は、その背景について分析した記事を読む。2019年12月23日付の毎日新聞。シリーズ「優生社会を問う」の「地域で暮らす 上」。上東麻子・千葉紀和記者。 〈障害者 拒(こば)み 共生遠く/入居者「どこに住めば」/民間参入「反対」助長か〉 この記事を読むと、無知で開き直るバカが多