(x,y,z)=(0,0,0) 一年を計する
大晦日と元旦。たった1日の日付で街の景色が全然違う。
例え世界が滅びようとも今日のうちに大掃除を終わらそうとする住宅街に充満する殺気とか、残り数時間しかない寿命の2017年を意地でも楽しもうとするハイテンションなから騒ぎも何もかも綺麗さっぱり忘れて、これから自分に起こりうる全てを悟った捕虜みたく穏やかな空気になっている。
一年で数日だけ東京の空が澄みきる日が訪れた。
これもあと何日かすれば、また何事もなかったかのようにゾンビが街を占拠し、デフレ居酒屋で日々の疲れをアルコールで洗い流し、週に一人の生贄をツイッターで魔女狩りしては、ビットコインの価格でいちいち熱狂するカオスが始まる。
ほっとするような、少し寂しいような、ちょっと複雑な思いがじれったくて、もしやこれがじれったいロマンスなのかと錯覚してしまった。
ちなみにロマンスの神様の中の人はロブ・ハルフォードであるという学説もある。
おっと、新年早々前置きが長くなってしまった。
毎年のような飛躍の年とか、おそらく来年も言うであろう今年こそは痩せるとか、そういう伝統芸能じゃなく一年の計について思う。
目標は立てたいときにいつでも立てていいし、修正すべきときは柔軟に対応すればいい。
元旦と大災害が起こった日だけが、忘れてはいけない特別な日じゃない。
毎日が二度とは来ない一日じゃないか。
と、ちょとかっこつけたけど、現場力という免罪符を振りかざして行き当たりバッタリになって迷走するのも目に見えているので少し真面目に考えてみた。
何ができるかよくわからんが、できそうな事アウトプットしやがれ、と3ヶ月程色々と出してみた。
出したは良かったが、さすがに振れ幅が広すぎてブレブレになりかねないし、そもそも何やってる人かよくわからなすぎる。(自分でもよくわかっていないというのもある)
それぞれのキャラに合わせて専門性を出していきたい。アカウントハードフォークとか。
移住後は張り切ってタスクを詰め込みすぎて熱くなりすぎてしまった部分もある。後半に行くつれて少し余裕が無かったというのは否めない。
ある程度のバッファを持ってスケジューリングして、淡々と終わらせていきたい。
確かに最後の最後までギリギリまで粘るのも、それはそれで美しい生き様でもある。
そこを何とか、師走でドタバタする前にある程度のアウトプットを終わらせて、クリスマスから先は秒速で変わり続ける街の様子をゆっくり嗜みながら一年を振り返ったり、翌年の作戦を考えたりする。
そんな年末を過ごせる1年になればこれ幸い。
張り切って飛躍したところで、孤独な撃墜王は容赦なく襲いかかってくる。
淡々と1日に0.3%を消費して積み重ねる。ゆっくり歩け、そして水をたっぷり飲め。
。。。。よっしゃ、イーサリアム、このまま飛躍しろ。時価総額リップルに負けんじゃねーぞ。
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