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ただの歌詞じゃねえか、そんなもん

「うわ、気持ち悪っ、、、」

最近よく燃えた童謡の歌詞を読んで、猛烈な不快感を覚えた。

好きか嫌いかで言ったら間違いなく嫌いだ。

と、同時にここまで人の感情を揺さぶるこういう音楽を待ってた、と嬉しさもあった。

これだよ、これ。
聴いてて猛烈にテンション上がったり、ムカついたり、こういうのがいいんだよ。

そもそも同じ歌詞を聞いて、みんながそれに共感している世の中の方が怖い。星新一のショートストーリじゃないんだから。

みんな日本再興戦略、発売日に買って読んだんだろ。これからは人間社会じゃなくて計算機自然、近代は終わり多様性の時代になるんじゃないか。

「傷つけて辛い思いをさせた。申し訳ない」

いや、申し訳ないのはこっちです。
大人げなく騒いだ事で、表現を狭めてしまい本当に申し訳ない。むしろここまで感情を揺さぶってくれて、ありがとうだよ。

パリは燃えているか、否、インターネットは燃えているか。

いつだって、炎上させる人の事は誰の記憶にも残らない。時代に爪痕を残すのは、炎上した方だけである。

西野カナのトリセツの炎上はまだ記憶に新しい。酷いと世界だと言っては石を投げていた自称ミュージシャン達を、今になって誰が覚えているだろうか。

気がつかないうちに炎上エンタテイメントに乗っかってしまっていた事。結果として創作者を謝罪にまで追い込んでしまった事。大いに恥ずべきである。

本意じゃなかったら誰かを追い込んで良いわけでもない。文春でも言えるセリフだ。

炎上エンタテイメントが小室哲哉という才能を殺した。いや、小室哲哉という才能は、そんな低俗な愚民を見限った。

そこから我々が学ぶべき事は、自分と意見が合わず気に食わないというつまらない理由で表現の自由を奪わない事である。

これは才能を潰さないようにとか偉そうな事ではない。これ以上、つまらぬ事で自身の享楽を潰したくないというエゴである。

もちろん、本意があってコインチェックハッキングしたヤツは、マジで許さねーぞ。
ここんとこ野菜が高騰して毎日最高値更新してるんだぞ、わかってんのか。


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#コラム #音楽  #あたしおかあさんだから

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