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長崎旅行に行ってきた〜「#おすすめまりん」を巡る旅〜 その③

記憶を遡ってると今すぐにでももう一回行きたくなって困ってしまうな🍶


さよなら福江島

2日目の天気は雨予報でしたが、朝一番で確認したらかろうじて曇り空でした。
雨が降ってないなら軽く散歩でもしたいなぁと思い、朝食とチェックアウトの後、荷物を車に置いてちょっと歩くことに。

せっかくだから港を見に行きたいなということで、福江港を目指してぷらぷらと。
ちょうどいい気温が吹いてくる風と相まってめちゃくちゃ気持ちがいい。
海沿いで浴びる風ってなんだか特有の湿度と冷たさがある気がしてとっても好きなんですよね。

玄関口って感じがして良

人生で船に乗ったこともさほどないので、ターミナルの中はとても新鮮でした。
ここから福江島にやってくる人もいるんだなぁとか、時刻表もあるんだとか、よく考えれば当たり前なことにも感慨深さを覚えたり。笑
お土産物屋さんもたくさんありました。

ターミナルから出てぶらぶらしていると、ちょうど船が出港するシーンが!
フェリーが動くところなんてコナンの映画でしか見たことないので大興奮。笑
飛行機もそうですが、大きい鉄の塊が動いてる姿はテンションがあがりますね…。

乗っている人がこっちに手を振ってくれていた

ホテルに戻るまでの道中は町中を通りながら回り道したのですが、本当に流れる空気が穏やかで癒されるばかり。
コンビニ(安定のローソン)もありますが、長くやってらっしゃるであろう商店も多くみえて、ひとつひとつのお店が地域になくてはならない存在なんだろうなぁと。
なんだかとっても素敵だなって思いました。
その土地にあるもので生活が成り立っているっていいですよね。

ふたたび長崎空港へ

福江島で車を走らせるのが気持ち良すぎて、少しだけドライブしてからレンタカーを返しに行きました。
ちょうど24時間くらい前に車を借りたんだよなぁ、と思うと不思議な気持ちに。
充実感と満足感に、つい時間感覚が麻痺してしまう。

空港にも小さな売店がありました。
お土産物を見ながら昨日1日の思い出を反芻していると、「全然帰りたくない…」という感情が止まらなくて自分で笑えてしまう。まだ2日目だよ。

「椿見るしかないでしょ!」という理由で軽率にチョイスした旅先でしたが、本当に素敵なところでした!!また絶対に来たい!!!
次来た時は大瀬崎断崖(鮨屋さんで常連さんが教えてくれた。景勝地らしい)にも行ってみたいなぁ。

帰りたくないよ〜!(まだ帰らない)

いざ波佐見町

長崎空港に到着、一瞬だけ売店により、そのあとは即予約していたレンタカーを借りに移動します。
急いでいる理由は後ほど…。
車に飛び乗ったら高速を使い、2日目のメインである波佐見町目指して出発!

波佐見町は真琳ちゃんの長崎トークにもよく出てくる地名。
特にくらわん館はお気に入りスポットとしてたくさん紹介されている印象。
長崎旅を計画した際に1番行きたかった場所!

長崎空港からは下道で約1時間、高速を使うと45分くらい。
行き交う車のナンバーや地方銀行の名前で、改めて長崎にいるんだなぁとひしひし。
街中はもちろん、知らない土地は高速すら走るの楽しいですね。
地域の名前って難解なのが多くて面白い。

嬉野インターを降りると案内標識についに波佐見町の文字が!
この瞬間波佐見町に向かっている実感が急に沸いてめちゃくちゃテンション上がりました。笑
看板を写真撮りたい気持ちでいっぱいだったのですが、信号は無常にも青…。

くらわん館

その後も順調に車を走らせて、ついに辿り着いたくらわん館!

下調べしすぎて「よく見るやつだ!」となった入り口

道の向こうにはつばきファクトリーのYoutubeチャンネルでやぎまりんが訪れていたやきもの公園が見えて、感動のあまり鳥肌が…。
なんて言っている時間はないので速やかに屋内に。

というのも、くらわん館では絵付け体験を行っていて。
旅行の計画中に真琳ちゃんが絵付け体験をしたことをブログやインスタグラムで発信していたのを見て、「楽しそう!やりたい!」と思い予約をしていたのでした。
電話で話した際に「早めに入れたら助かります〜」とのことだったのでダッシュでここまでやってきましたが、到着時間は予定した時間とそんな変わらなかったな…。笑

絵付け体験

色とりどりの焼き物が並んだ売り場を抜けて、レジで体験の予約をしている旨を伝えると、お姉さんが陶芸体験のための別室に案内して下さいました。

絵付けは基本筆を使います(小さい子用に綿棒もあった)。
この筆が柔らかく、「名前を書くのも苦戦した」って真琳ちゃんがブログに書いてたので大丈夫かなぁと思っていたのですが…。
基本の動かし方や注意点などをお姉さんが丁寧に教えてくださったので安心して挑戦できました。

鉛筆で下書きをしてから濃淡2色を使って筆で描いていく

ただ安心して挑戦できたことと上手に描けたかは別問題。笑
思っていたよりずっと難しかった!

自分が想像している線より太くなってしまうことが多くて、苦戦するあまりずっと半笑いで描いてました(ひとりで)(他に体験している人いなかった、ガチのひとり)。

これでこれ描ける推し何者…???となりましたね…。
器用すぎる…。

焼き上がったものは1週間くらいで届いたワラビーよ

体験自体は40分くらいで終わって、その後は売り場を回りました。
当たり前かもしれないけれど、すっっごく種類が豊富!
「窯元さんごとに個性があって」っていう話を真琳ちゃんが長崎旅の道中でしていたのですが、こうやってずらっと並べられるとなんとなくわかる気が。
(わかるようにディスプレイされてたからっていうのもあるけれど。笑)

今回は旅がまだ続くので壊物は買わないように、と思って来たのですが、この誓いを立てていなかったら欲しいものが沢山ある…。
それこそ好きな窯元さんを見つけて家の食器をそれで揃えたい衝動にもかられました。
ここまで書いて気付いたんですけど郵送とかしてもらえたかもしれないですね。

そういえば去年のバースデーグッズはマグカップでしたね

このポップを見た瞬間、「メンバーに贈り物をするときその人のことを考えながら焼き物を選ぶ」って綴っていた真琳ちゃんのことを思い出して胸がいっぱいになりました。
エモ…。いい子すぎるんだよな…。

ろくろ体験もしてみたいのでまた来てみたいなぁと思う気持ちしか!
2階は資料館みたいになっていて、それを見るのも面白かったです。

隣にいた人が「ロボットか」って言うまで気付かなかった絵付けしてるおじさん

やきもの公園

くらわん館を堪能した後はやきもの公園へ!

Youtubeで見たことあります〜!!(?)

私が遊びに行った日にはまだこの動画は上がっていなかったのですが、予告的な感じで少しだけ映像が出ていたので、目の当たりにした時はテンション上がりました。
「推しもここに来たんだ…!」と思うとパッション滾りますよね。

こういう時におなじみなのが「同じ画角で写真を撮る」ことだと思うんですよね。
いや、あんまり聖地巡礼的なことしたことないので分からないんですけど…。←
これが何か宝探しみたいで私はめちゃくちゃ楽しかったです。笑
このあたりでついに小雨が降ってきたのですが、どうしても見つけたくて公園のなかをぐるぐると。
やぎまりんが風に吹かれてるシーンの画角が窯の上で撮られたものだって気付いた瞬間のエンドルフィンすごかった。笑

「これ登っていいの?」感がすごい

窯に登るときの階段が、当たり前なんですけど手すりとかないからすごく怖くて←
でも景色はすごい良かった!
手を振りたくなるのもわかる。
やぎまりんがここに登っていなかったら、私も上がることはなかっただろうなって思うので2人の存在に感謝ですね(?)

やっとミッションをコンプリートしたのでゆっくり窯を見ようかな、と思ったタイミングで雨が割と降ってきたので泣く泣く撤退。
画角探しにはしゃぎすぎて疲れてしまったのもある。

窯が本当にたくさん種類があって面白かったし、説明書きもちゃんとあったので次に来た時はもう少しゆっくり見たい気持ち。
長い登り窯を見て「ぼくのなつやすみ」の1作目を思い出してエモい気持ちになったりもしました。分かる人いるかな。

右のが登り窯

ちょっと一息

朝ごはんを食べてからここまでノンストップで駆け抜けてきたので流石にお腹が空いてきた。
雨も降っていることだし、宿に行く前にちょっとゆっくりできるところはないだろうか…、と探していると、どうやら近くに「西の原」というところがあるらしい。

おしゃれなカフェや雑貨屋さんのある波佐見町の比較的新しいホットスポット(これはホテルの方から後で聞いた)で、さらに調べるとやぎまりんが行ったカフェもここにあるんだとか。
これは行かねばならんだろ、ということで車を走らせることに。
5分もかからないくらいで西の原エリアにつきました。
看板からおしゃれすぎて1回素通りしてしまった。笑

こちらがそのオシャレカフェ。
レトロな雰囲気のある建物は昭和初期の建物を改造しているらしい。
なんだか昔の学校みたいな風貌でとっても可愛い。
入り口がどこか分からず、雨の中をうろうろしてたらスタッフの方が出迎えてくれました。笑

不揃いの椅子や机はどれも趣があって味もある。
ヴィンテージ感があるって言うのかな、どれもかわいくておしゃれ。
向かい合わせの2名がけの席に通してもらって、荷物を置きながらぱっと顔をあげると…。

この席は…!

この席の隣には普通にお客さんがいたので平静を装いますが内心は昂りがすごい。
動画でやぎまりんが座ってた席だ!!!

この動画が癒しすぎて、しばらくこれを見てから寝るのがルーティンだったほどなので…。
感動もひとしおでした。
ちなみに最近は真琳ちゃんのインスタにいるダイちゃんを見てから寝てます。

本当は真琳ちゃんが食べていたデザートを食べるのが筋(筋?)な気もしましたが、よく分からなかったのでお姉さんにお勧めを聞いてシフォンケーキを食べました。
生地はふわふわだし添えられたクリームはミルキーでめちゃくちゃ美味しかった!

水も砂糖も紙ナプキンも全部可愛くて入れ込むスタイル

真琳ちゃんが飲んでいたラテのラテアートが可愛かったので、飲み物は私もラテをオーダーしました。うさぎかわいい〜!
ミルクつやつやで美味しかったです。エスプレッソの香ばしさが鼻に抜ける感じも幸…。

室内にいると雨も雰囲気あっていいなぁ…。木の枠から見えるこの感じが良い…。
とか思っていたら、例の席の周りに座っていたお客さんが軒並み退店のお時間。
これはチャンスでは…?とそそくさと自分も席を立ち、店員さんに奥の席の写真を撮っていいかを聞いてみる(めちゃくちゃ恥ずかしかった。笑)。
「なんで?」となってもおかしくないだろうに、即笑顔で「いいですよ」と返事してくれる店員さん…。優…。
ここで写真撮れなかったら一生後悔しそうな気がしていたので念願叶って良かったです。

でもよく考えたら店内すごいオシャレだし、写真撮らせて下さいって人多そうだな。今更ですが。

人がいなくならなかったら「この向こうに席がありました」って載せようと思ってた写真

お店を調べている時に出てきたランチメニューも美味しそうだったので次はご飯を食べに来たい!
真琳ちゃんがブログで紹介していたアイスのお店も同じエリアにあるのでそっちも行ってみたいなぁ。

あと私が気になっているのはにぎりめしのお店。
食べ物ばっかりである。

本日のお宿

西の原を後にしてホテルに向かいます。
波佐見町は長崎県の端っこに位置していて、すぐ隣は佐賀県の嬉野市。
温泉地らしいので泊まるところもたくさんありそう。

抹茶体験

ウェルカムティーとして抹茶をいただくことができるホテルだったのですが、それがなんと茶室のようなスペースで実際に点ててもらえるらしい。
ちょうど晩御飯に出ようかなと思ったタイミングで枠が空いたようだったので声をかけてみたところ、急なお話にもかかわらず快く準備を始めて下さいました。
部屋番を聞かれて答えると、以降名前で呼んでいただけるのめちゃくちゃホスピタリティ感じましたね…。

学生時代を茶道の授業がある学校で過ごしましたが、作法は何も覚えていません(悲)

点てていただいた抹茶もとっても美味しかったのですが、その間でのお話がとっても充実した時間に感じました。
お話の上手な方のおもてなしって本当に幸せな気持ちになれるからすごい。

なにか質問があれば、との言葉をいただいたので波佐見町のおすすめを聞いたのですが、とっても親切にたくさん教えていただきました。
冊子もいろいろと持ってきていただいて…。

おすすめポイントは多岐に渡り、魅力がたくさんあるところだなぁと。
でもそれを踏まえても、やっぱり場所の印象ってその土地の人が決めるみたいなところもあるよね。
すっかり波佐見町のファンになってしまった。

全部読み応えあった!宝物が増えました

晩ごはん

幸せな気持ちのまま晩御飯に。
近くにうどんのお店があったのでそこに行きました。
どれだけうどんを食べるんだ。

今回はもちろん釜揚げうどん!

晩御飯を食べたあとは温泉施設に行ったのですが、そこでなんと波佐見町で作られた日本酒があることを知る。ナンダッテー!
好きなお酒はビールと日本酒。売店で販売されていたので即時入手。(韻)

「ろくじゅうよしゅう」とよむ

いろいろと種類がありましたが、私は一番好きな純米大吟醸にしました。
今飲みながら書いてるのですが(飲みながら書くな)、爽やかな中にしっかり甘みがあってとっても飲みやすい!
常温で飲んでますがこれは絶対冷やが美味しいやつ…!
白い魚や軽めのさっぱりした甘味とかと一緒に飲みたい感じ。伝わってくれ〜!
お酒を推しが紹介することはないと思うので(それはそう)、代わりに私が紹介します!
お酒がすきなワラビーは一回飲んでみるといいワラビーよ!

お部屋でデザート

お部屋に帰ってからはお茶をいただいた際にもらった冊子を見ながら旅の計画を練り直し。
翌日の午前中は自由時間の予定だったのでのんびりしようかと思っていたけれど、行きたいところがいろいろと出てきてしまって幸せな悩みである。
真琳ちゃんがたびたびブログで紹介している桃カステラを食べながら行き先を吟味します。

この桃カステラ、真琳ちゃんが発信してくれたものの中では初めて「知らない!」ってなった食べ物のように記憶していて、ずーっと食べたかったもののひとつ。

ここ数年写真で載せてくれていたものは手のひらサイズだったのでそういうものかと思いきや、三種類くらいで大きさが展開しているみたい。
でかいのはまじででかくてびっくり。
(よく見たら大きいのは一昨年のブログには載せてくれている)

一番小さいのは姫桃菓って名前らしい。かわいい。

思ってたより小さく感じるのは真琳ちゃんの顔が小さすぎるせいだと思う

桃を象っている部分がしゃりしゃりした砂糖菓子みたいになっていて美味しかった!
そして甘さがめちゃくちゃ品がいい。
葉っぱの部分だけ食感が違うところも面白かったなぁ。

この桃カステラを取り扱っている文明堂総本店さんが真琳ちゃんの推し和菓子屋さんらしいのですが、今回のルートだとどのお店も遠くて行くことがなかなか難しく…。
(唯一寄れた五島のショッピングモール内のお店には桃カステラなかった)
願うような気持ちで行った空港の売店でしたが、割と種類豊富にありました。
さすがすぎる。

そんなこんなで2日目も幸せいっぱいの状態で床に就くのでした。
翌日どこに行くのかは結局決まらないまま寝た。

我慢できずにくらわん館でお迎えした鯨と犬。今は玄関にいます。幸


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