茶屋の極意 〜みんなで月を見よう〜



どうも。そりゃ全然敵わない人もいますが、茶屋夜直近10回ランキング1位を何回か経験してます。寝坊です。大喜利茶屋の茶屋夜、大会含めると6回くらい優勝させてもらってます。もしかしたら7回かも。いや、6回かも。6回です。寝坊です。(7回でした)

大喜利を結構大胆に休もうかなと思ってる(大会やイベントは出ます)ので、感覚忘れないうちになんか書き留めといた方がいいかと。拙い文章だけど(普段の僕よりはマシ)我慢して読んでください。かなり長くなるかも。まぁでも読み切って実践したら誰でも入賞くらいは出来るんじゃないかなーと思います。
ちなみに、大喜利茶屋を始めてちょくちょく上位取れるようになったけど、表彰台が遠いよーあーーーーーあーーーーーあーーー😭😭みたいな人に向けてるつもりです。はい涙拭いて、顔上げて。大喜利するよ!

※あくまで茶屋の夜(デイリー含めない)で高得点を取るコツです。ネット大喜利全体の話ではない(そんなのまだ掴めてないし語れる立場にない)のでご了承を。

あー疲れた。

結構走り抜けたなーって感じです。右も左も分からない状態からにしてはよくやった方です。正直怖いんですよね。自分で言うのもなんですけど、今回書く内容は本当に参考になってしまうので、世に出して良いものなのか。僕みたいなスタイルが量産型になってしまうとちょっと困るんですよね。

余談ですね、ごめんなさい。

茶屋のコツでしたね。
まー色々考えたんですけど。

茶屋で目指すべき回答。そっから話を始めないといけないですね。ではまず、そりゃそうだろ、ということを言います。

❶面白いことを言う


これ一番大事!「面白いことを言ってる回答」を目指しましょう。そりゃそうですね。だってみんな面白いもの見に来てんだもん。面白いものに点入れるよ。ね。面白くないけど変だから点入れる!とかないでしょ(あるとしたら今すぐにやめよう)。

この話をここで終わると、よく分かってない皆さんから「いやいやいや!そんなの分かってるよ!言う意味あった?」と言われること間違いなしなんですが、これがあるんですよ。だって皆さん毎回本気で面白いと思って回答出してないじゃん。そういうことあるでしょ?
正直言いますよ。特に茶屋を始めてだいたい雰囲気を掴み始めてきたみたいな人。こういう人たちに特に言いたい。雰囲気だけを上手く感じ取ってその真似事ができる、少しばかり頭の良い人。シーズン2の僕みたいな人。聞いてください。今すぐその「点取り回答」をやめなさい。なんでかって?安定しないからですよ。
「え!点取り回答なのに安定しないの??」安定しません!残念でしたー。点取り回答は安定しませーん!今すぐその「なんか頭をシャカシャカしてたら思いついたわ〜」って回答をやめなさい!勝ちたいならね。



これとか典型ですよ。何も面白くない。「あのドア」とか使っちゃってる時点で大喜利茶屋を舐めてますね。今の僕からは絶対に出ない回答です。だって面白くないから。こんなんで笑う人絶対居ないじゃん!笑

だから、やめましょうね。こういう中身のない回答。この頃の僕は自分でも嫌いです。

んじゃ大前提の❶が書けたところでそろそろ2個目いきましょうかね。
んー、何言おうかなー。
「面白いこと言えばいいのは分かった!でも茶屋で面白くするってどうすんの???」「んなこと分かってて面白い回答してるつもりだけど点が取れねんだよボケ」みたいな人(ネット大喜利上級者にもこういう人多い)に向けて言いますね。

こっからは、回答そのものにおける最重要テクニックを何個か出します。

❷枠を外す

ほう?と思うでしょう。枠を外す、というのは、「ちょっと離れたところからお題を見て、投票者の意表を突くこと」です。茶屋はこれが刺さりまくるんですよ。これの何が強いかって、絶対被らないことです。絶対。このやり方すると見事に被らないんですよ(4分でこれを上手くできるようになるまでは多少鍛錬が必要)。

そしてこれが票取れる理由なんですけど、茶屋はあまりふざけてる回答は上行く感じしないんです。たまに本当に面白いおふざけが一位取っていくことはあるけど。そういうのには結局勝てないです。

こういうの

「じゃあおふざけが一番強いんじゃん!ギャーギャー!」違うんだなー。おふざけってのはやっぱり、茶屋で一番目指すべき「安定性」がないんですよ。理由は、おふざけって、人によって価値が変わりまくるから。4分しかないのに、良質でみんなのおもしろの感覚と一致するおふざけを毎回提供できたら、バケモンですよ。断言します。そんな人いないです。自信あるならやってみてください。無理だから。

「じゃあ枠を外すってどうすんだよ!ギャーギャー!」という人が多いと思います。これに関してはお題によって違うので、少しだけ例示しますね。

優勝した450回の決勝。
「夜=時間」という枠を外しました
「帰るから夜になるんだ」と勘違いをしているというボケ。この人の頭悪そうな感じと合ってて好きです。
これまた450回。
現代から「車の存在」という枠を外しました。
侍が車を理解できてたら面白い

これは少しばかりそっち方向の思考の練習が必要です。普段から常識を疑えば、すっと出てきます。(自慢じゃないですが、どっちも始まって20秒くらいで浮かんだ回答だったと思います)

じゃあ例えば、「中二病専門の医者」というお題が出たとします。ほとんどの人が、「ウワー!枠を外すの難しいよー!中二病だから「一般人」って枠を外して…んと、んーと、んーーーーーーアーーーー『殺す』って投稿しちゃったヨーーー😭😭」みたいな感じになると思います。枠を外すのが難しい場合どうする?そこで次です。

❸お題に飛び込んでみる

これは結構分かりやすいね。お題に飛び込んでみましょう。回答者ではなく、「体験者」になるわけです。
例えば、医者を見てる中二病は何を言いそうか?どんなことをしそうか?また、医者に見られた中二病はどんなことをしそうか?色々考えられますね。そして、想像したときに一番面白いものを回答として出す。この「想像」が本当に大事で、ちゃんと見たときに面白い光景が浮かばなきゃいけない。「文章」としてしか見られない回答はダメなんですよ。

当時の僕の回答はこんな感じ。ワーワー言う厨二病を医者が冷たくあしらうところを想像したら面白かった。
これとか最高打点だと思います。
めちゃくちゃ笑いながら出しました。

あとさっき出した中沢の人の旅行の回答も、想像したら面白いに分類される回答だと思います。

お題の世界へダイブして、その世界で生きる。痛いこと言ってるなーと思う人は、それでいいです。こういうのを一生懸命できる人が、どんどん強くなるはずです。というか、ほぼこれです。茶屋の上位見てみて。ほぼこれだから。これが上手い人が上取ってるから。

じゃあ次!疲れてきたんで回答のコツはこの辺にして(あと10個くらいあるけど)次は回答の整え方について。

例えば今出したDJがギャン泣きのお題で、僕と同じ「一つ押して全部鳴った」的なアイデアが頭に浮かんだとします。でもほとんどの皆さんは「良いアイデア浮かんだ!文章にするぞ・・・文章・・・よし!『一個のボタンを押したら、全部の音が鳴った』って回答したぞ!イケー!・・・アーーーーーーーー順位低すぎてBANされたヨーーーー😭😭」ってなると思います。悲しいねぇ。そんな人のために次。これです。

❹隠す

は!?寝坊は何を言い出すんだ!隠すって何だ!ここでも大喜利する気か!死ねボケ!死ね!と思った人が全員だと思います。でもね、これできる人結構少ないと思うんです。伝わらないかも…という不安から、我慢できずに色々書いてませんか?ダメダメー。なんでも試してみないと…。
回答が浮かんだら、とにかく削るんです。あえて隠す情報を作るんです。投票者に補わせる部分。だってそっちの方がオシャレだし、面白くなるから。さっきの「一個のボタンを押したら、全部の音が鳴った」よりも「一個押したら全部鳴った」の方がなんだか面白いでしょ?別に伝わるでしょ?「ボタン」なんて言わなくても、「音」なんて言わなくても、投票者の脳内DJは勝手にボタン押してくれるし勝手に音鳴らしてくれるんですよ。だから、誰でも容易に想像がつくことを書くのは、正直言うと舐められてるみたいで冷めるんです。助詞だとか表現だとかも色々拘りがあるんですけど、いちいち言うとキリがないし、僕のコピーを作ろうという気はないので表現については要らない情報を「隠す」のが大事だよ、という話だけにしておきましょう。

そろそろ最後にしようかなー。次は完全に僕の主観だし、全然従わなくても良いです。従わなくても上位は取れる。でも、今までのアドバイスが物足りない人にとってはなかなか新しいことなんじゃないかなー。こんなに茶屋やってる人の意見、聞いといた方がいいんじゃない?じゃあ次です。

❺ひらがなを多くする

文字の話嫌だったらごめんなさい。なんか叩かれそう。できる限りでいいです。迷ったらそうする程度でいいので、ひらがなを多くしましょう。「時」を「とき」と書け!とか、「事」を「こと」と書け!とかいう、日本語の基礎の部分を言ってるわけじゃないです。
この話嫌いな人多いと思うけど、やはり感じてしまうので話します。茶屋って投票が何回答もワーッて見る形式のもので、しかも時間制限ありじゃないですか。その点で、「目が捕獲しやすい回答」というものがあるんですよ。短い回答が強いのは恐らくそれの影響(あと、❹隠すを実践すると実際短くなる)です。漢字ってやっぱ「読む」という過程を通るじゃないですか。そうなるとパッと見てすっと意味が入っていかないというか、おもしろの部分に直結しにくいと思うんです。茶屋の上位を見てみてください。そんなに漢字多くないし、短いでしょ?だから、おもしろさを殺さない程度でいいので、ひらがなを積極的に使ってみてはどうでしょう。

おわりに

❶面白いことを言う
❷枠を外す
❸お題に飛び込んでみる
❹隠す
❺ひらがなを多くする

これが僕が半年で培った茶屋の夜のコツ(一部)です。これを最後まで読んで、しっかり実践できたら、入賞はもちろん、表彰台も近いと思いますよ。もっと茶屋のレベルが上がって、面白くなっていくことを祈っております。では、これから来年の三月あたりまでは結構名前を見るのが稀な人間になってしまうかと思いますが、プハー!沢山の投票、ごちそうさまでした!

僕も元々はこんなだったし、君にも絶対できる!

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