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エッセイ

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記事一覧

ごま油入れときゃ大体うまい。

ごま油入れときゃ大体うまい。

#7

小さいとき、料理って熟練した主婦とか料理人じゃないと美味しく作れないと思っていた。でも違った、お湯沸かして出汁と味噌入れたらうまい飲み物が完成する。

日本は出汁文化だ。小手先の調味料ではなく、素材から滲み出た味に旨味を感じている。そして日本国内で世界の料理を楽しめ、1週間のうちに和食や中華、イタリアンやフレンチを食べてしまうほどのグルメ大国だ。

コンビニでも満足しちゃうんだ

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え、いま聞いてなかった。

え、いま聞いてなかった。

#5

人は無意識のうちにあらゆることを行なっているという。反射的に起こることもだし、呼吸や心筋を動かすことだってそう。呼吸は止めたり緩急つけたり制御できるが心臓を止めたりはできない。

学生の頃など、こんなことはなかっただろうか。
帰り道いつもの道を考え事をしながら帰っている。考え事をしている際、この道をいこう、次は曲がってここから行こう。とは意識的に行なっていない。

気がつくと玄

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ゾンビタワー完結編。

ゾンビタワー完結編。

濡れたままでも乾かしすぎでも髪の毛は傷む。そんな話をしてきたが今回はカラーやパーマ、カラーやブリーチ(脱色)によるダメージについても話していきたい。

前の記事で話したようにゾンビタワー(髪)は巻き寿司のような3層構造である。
美容院や市販のカラー剤でカラーを行う際にこんなことが起こっている。こじ開けたキューティクル、海苔の部分から細かい色素の粒子が入る。小さな隙間から入った粒子達はコルテック

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え、毎日シャンプーしてんの?

え、毎日シャンプーしてんの?

日本人の多くの人が毎日シャンプーをしている。そして、昔に比べると男性もリンスやコンディショナー、トリートメントを塗布したりしている。

そもそもシャンプーは毎日必要なのか、という話をしてみる。

シャンプーの主な役割は食器用洗剤に近い。頭皮から出た皮脂や汗、ホコリなどのゴミを界面活性剤で洗浄する。ボディソープもシャンプーも洗浄成分はほとんど変わらない。一緒のものだってある。
シャンプーは髪

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人間機械説 short.ver

人間機械説 short.ver

人は生き物と機械に線引きをしている。人が機械を作り出しているから当然機械は生身の生き物ではないと言えるのだろう。

しかし、血液や脳内のシナプスを介したシグナル伝達、神経、ホルモン分泌が液体や電気信号で動いている機械だとしたらどうか。
機械が機械を生み出すように、遺伝子データを合算し新たな機械を生んでいるとすれば機械と生き物の垣根はなくなる。

何者かに大量の生産され、さらに数が増えるよう

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洪水をスーツで歩く。

洪水をスーツで歩く。

#3

鋭い方はもう気づいているかもしれない。そう、# がついたこのシリーズ。散漫とした脈絡のない記事である可能性が高い。可能性が高いだけであって脈絡がないとは限らない。しかし可能性は高いのだ。

今まで田舎に住んだことはなかった。それでもゴキブリやカラス、ネコは毎日のように見ていた。都会という都会ではないにせよ割と近くに生き物はたくさんいる。森やジャングルじゃなくても生き延びることができ

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人生とシャッタースピード

人生とシャッタースピード

時間が早く過ぎる時間は、早く過ぎてほしい時には遅く進み。長く続いてほしい時には一瞬で進む。

それは恋人といるとき、友人と遊んでいるとき、働いているとき、趣味をしているとき。どっちに当てはまるだろうか。

楽しい時は一瞬で終わってしまう。それと、毎日同じことをしていると一瞬で終わる。

新しい環境や新しい業務をするとき、人にはドーパミンが分泌される。したことがないことをするときのほうが時間を長く感

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毒ってうまいへ。

毒ってうまいへ。

#2

雨は止んだ。太陽はまだ隠れたままだが、水は空から降らなくなった。こぼれ落ちない程度まで減ったのだ。

恵みの雨に青々としたカエルも広場で蔓延っている。地面はまだ乾いていない、日本の夏には巨大加湿器が設置されて誰かが電源を入れている。

しばらくこの電源は落ちない。加湿器が壊れるのを誰もが心待ちにしている。最近、ヒーターの性能も著しく向上している。こちらは逆に壊れているのだろうか

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地震大国日本の話

地震大国日本の話

#1

梅雨であるはずの時期に雨は降らず「忘れてたっ」と言わんばかりのタイミングでバケツをひっくり返したような雨が降る。
毎年例年以上だとか言っている。これまでの比較、去年との比較なんてあてにならない。

いつ人類史上最大の地震津波、豪雨がくるかなんてわからないのに。そして記憶は薄れる。東日本大震災が8年前だなんて信じられない。日本がスクラップアンドビルドで発展してきたとはいえ、毎年甚大な被害

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超回復の話

超回復の話

あなたは骨折をしたことがあるだろうか。私はまだない。果敢なチャレンジをしてこなかったからか、骨が強すぎるのかはわからないがまだない。

骨が折れた後、以前より硬くなった状態で固まる。これは超回復ではないが似た状態であるといえる。

知っている人も多いと思うが、細かく断裂した筋細胞を休め、回復させることによって少し肥大化して治る。これが超回復と言われ、断裂が激しいほど効果的である。
この断裂した時の

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熱量とエイジングの話

熱量とエイジングの話

結婚して子供ができると、いつしか身なりへの気配りが減り子育てに追われるようになる。

そして、思考停止した脳はおじさん化おばさん化を加速させる。服や下着は妻が選び、髪型などまで気を使わない。そうなると老化も進み日本のおじさんが完成する。

プチプラファッションおじさんは、時間があればスマホゲームに明け暮れ、仕事や家族への熱量はそれほど多くない。

習慣に流され生きる歓びを失っていく。
一番大切な熱

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人と地球との話

人と地球との話

我々にいつの間にか刷り込まれた常識として、人は地球で生まれたということがある。
そう、地球という星で。その中で。

突如としてではなく、進化論なども提唱して。
科学的根拠を見つけ辻褄を合わせる。

何にせよ、あだ名自身は受精してから今まで地球の原子でできている。
原子レベルでは地球の一部だ。

身の回りにあるものは全部そう。離れてはくっつき新たなものができたり。細かく分断されたり。要はレゴブロック

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知らない方がいい話

知らない方がいい話

無垢で汚れをしらない子供は無邪気に遊ぶ。やりたいことにまっすぐ進み、食べたいものを食べて気付いたら寝てしまう。
いつしか、叱られ、躾けられ、やりたいことがやりたいように出来ないことが増えてきて社会に順応させられる。

そして、“やりたいことがほとんどできない”社会適応者と“やりたいことで食っている”資本側の社会適応者。幸せな社会不適合者、孤独な社会不適合者などに分かれていく。

成長の過程で良くも

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ビッグバン的爆発の話

ビッグバン的爆発の話

人は時に悩んだり落ち込んだり、気分がどん底な時がある。あなたはどのように乗り越えるどろう。

私は学生時代、大抵音楽や動画、そして宇宙のことを調べて気分を変えていた。
存在は知っていても実際触れた人の方が少ない宇宙。宇宙空間の中にいるかどうかすら定かではないが、その中にいるような感覚で生きている。
無限に広がる宇宙の勉強をすると自分がちっぽけに思えてきて、楽になった。全く関係はないかもしれないがス

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