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人と地球との話

我々にいつの間にか刷り込まれた常識として、人は地球で生まれたということがある。
そう、地球という星で。その中で。

突如としてではなく、進化論なども提唱して。
科学的根拠を見つけ辻褄を合わせる。

何にせよ、あだ名自身は受精してから今まで地球の原子でできている。
原子レベルでは地球の一部だ。

身の回りにあるものは全部そう。離れてはくっつき新たなものができたり。細かく分断されたり。要はレゴブロックなのだ。
レゴの「地球パッケージ」であり、組み立てては壊れを繰り返していく。パーツ数は変わらず組み合わせ方で時代ができていく。

「地球パッケージ」の組み立て説明書52026ページにある「人間 - 日本人 - ♂」である私は、
食べては出し、吸っては吐いてを繰り返してパーツを循環させている。


極端な話。人間が滅び、何万年か経てばほとんどのものは土や自然に帰る。100年経てば人は灰や土の中に帰る。長い目で見れば不法投棄されたものも放射性廃棄物も、空き家も少しずつ「地球パッケージ」に帰る。

誰が何の目的で「地球パッケージ」を購入し、遊んでいるのかはわからない。
ただ自然に循環は発生して、新たに創造される。


あなたがあなたの形でいられる時間はかなり短い。臓器提供などせずともあなたは違うパーツとして違うモノとして組み上げられる。

しかし、岩や水のブロックしかなかったようなパッケージからこんなに多種多様なものが作れるのは驚きである。
確実にこのパッケージを遊ぶ子の親はアイテムを課金している。

そして寝ている間に地球パッケージの箱に入れて少しずつパーツを増やしている、そうに違いない。

でなきゃ、人間は太陽なんて作れない。きっとそう。核融合と核分裂を操れるわけない。


科学的根拠と歴史があり、これが真実だと述べられれば、それは所謂「真実」になるのかもしれない。それはヒトの脳を騙せば容易に創り出せるものなのかもしれない。

真実や常識は誰かが作り出したパッケージ、なのかも。信じるか信じないかはあなた次第。






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