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毒ってうまいへ。

#2

雨は止んだ。太陽はまだ隠れたままだが、水は空から降らなくなった。こぼれ落ちない程度まで減ったのだ。

恵みの雨に青々としたカエルも広場で蔓延っている。地面はまだ乾いていない、日本の夏には巨大加湿器が設置されて誰かが電源を入れている。

しばらくこの電源は落ちない。加湿器が壊れるのを誰もが心待ちにしている。最近、ヒーターの性能も著しく向上している。こちらは逆に壊れているのだろうか爆発しそうな勢いで熱を帯び続けている。
タンパク質の我らは焦げ付く。ステーキになったときヒーターないしは加湿器の電源は落ちるのだろうか。

高温多湿。ほぼ全ての食品にはこれを避けるように記してある。この気候のおかげで発達したのが発酵食品である。
高温多湿を避けるのではなく、高温多湿を利用して腐らせさらに長持ちする食品をいくつも作った。
その文化は今なお深く根付いている。

腐っているのに謎の深みを出しすげぇ美味い。
その際腐ってるとか腐ってないとか関係ない。
要は菌が繁殖してそれが人にとって毒なのかどうがだ。乳酸菌だってそう。胃や腸で善として働くから金を払ってまで摂取する。金を払ってまで腹を下す人もいるのだ。

多くの人が死んでしまう毒があっても、毒を摂取して生きていける人も中にはいるのかもしれない。

菌ってうまいから、毒ってうまいへ。

虫ってうまいらしい。あと虫じゃないけどミドリムシ食品もいっぱい売られてるらしい。
ユーグレナさんすごい。
何が食えるか食えないかってほぼ万人が食えるものを食えると定義しているから、食えなさそうな食えるものってたくさんあるはず。
食いたくは、ないけどね。マックでいい。

セミにビビる季節になり、ますます気が狂いそうだ。そういやセミもうまいらしい。なかなか触るのも勇気がいるが、生まれた時から食卓にあれば食っていただろう。そう、エビとかシャコみたいにね。
ナマコだってミミガーだってグロいはずだよね?

そういやエビって虫と同じくらいちょっと気持ち悪いと思っている身だから、寿司屋に行ってもエビは食べません。サーモンとえんがわでいいんです。
貝と魚卵でいいんです。

子持ちししゃもも好きです。ちなみに頭から食べる派。一向に頭は良くならない、おでこはハゲてきたけど。

子持ちハゲ父になってきてます。ヒーターで焦げ、毛まで焼け尽くされる。この際超巨大ヒーターのせいにしたい。そろそろAGAの治療に専念しようか、とも思う。

脈絡のない記事はネタがなくなった時なのだな、と思ってくれていい。ただそれはいい記事の踏み込みかもしれない。
めちゃめちゃいい記事が書けて、この時間に投稿したくないなどとは決して思っていない、決して。

いいジャンプの前にいい助走と、いい踏み込みが必要だなどと思っていない。いいジャンプになるかはわからないが今回の記事で踏み込んでいる。
実感はないが踏み込んでいる。

次回の記事は是非読んでほしい。
ではまた!





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